初めての盆提灯ガイド

  • 盆提灯の意味
  • 盆提灯の種類と選び方
  • 初盆・新盆について
  • 盆提灯の種類と選び方
  • 盆提灯の飾り方
  • 盆提灯を贈るには
  • お盆が終わったら
  • 火袋の種類について
  • 家紋を入れるには
  • その他のこと
盆提灯の意味 盆提灯の種類と選び方
初盆・新盆について 盆提灯の種類と選び方
盆提灯の飾り方 盆提灯を贈るには
お盆が終わったら 火袋の種類について
家紋を入れるには その他のこと

盆提灯の意味

盆提灯の意味

盆提灯は故人の霊が迷わないための目印。

故人の霊は明かりを頼りに家に帰ってくるとされています。
迎え火や送り火の役割を担うのが盆提灯なのです。

また、感謝や供養の心を表す物ともされています。

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盆提灯の種類と選び方

盆提灯の種類と選び方

種類は大きく分けて吊り提灯と行灯があります。

形は色々ありますが、特にこれを飾らければいけないという種類のものは無く、設置場所の都合や好みで決めて差し支えありません。

ただし、岐阜提灯の中には白提灯と呼ばれるものがり、新盆用とされているので、新盆では無い場合や新盆以降も使用する場合は避けて選びましょう。

近年では、盆の時期以外でも使えるデザインのモダン行灯が人気を集めています。

※新盆(初盆)とは、故人の四十九日法要が終わってから迎える初めてのお盆のことです。
  • 大内行灯
  • 回転行灯
  • 最高級行灯
  • 岐阜提灯
  • 住吉提灯
  • モダン行灯
  • 霊前灯
  • 光妙灯
大内行灯 回転行灯
最高級行灯 岐阜提灯
住吉提灯 モダン行灯
霊前灯 光妙灯

盆提灯を飾る時期

盆提灯を飾る時期

初盆・新盆とは、四十九日法要が終わった後に迎える最初のお盆のこと。

お盆の時点で四十九日が終わっていない場合は、翌年が初盆になります。

盆提灯の中には初盆用の「白提灯」という絵柄が描かれていない提灯があり、
それを飾るのが一般的とされています。
昔は、白提灯は初盆の家の者が用意し、その親族は絵柄の入った提灯を贈る風習
がありました。

現在では住宅の都市型が進み、場所の問題などから親族が遠慮して盆提灯を
贈らないことが増えてきています。
その場合は白提灯は用意せず、翌年以降も使える絵柄入りの提灯のみを購入する
のも良いでしょう。

初盆用白提灯一覧はこちら

盆提灯を飾る時期

盆提灯を飾る時期

迎え火として使う13日迄には飾りましょう。

13日にご先祖様を迎えるための目印ですので、迎え盆迄には
明かりを灯せる様に準備しておきます。

早く飾る分には良いとされているので、1日くらいから飾る方もいます。

盆提灯の飾り方

盆提灯の飾り方

お仏壇や精霊棚を中心に左右対称になるように飾ります。
提灯が一つしか無い場合はお仏壇の横などにそのまま置きます。


親戚に盆提灯を貰い、2対以上ある場合も、場所が許す限り左右対称に飾ります。
吊り提灯は専用の吊り下げ台を使用する場合もあります。
  • お仏壇を中心に一対飾る
  • 卓上用の盆提灯を飾る
  • 床の間にモダン行灯を設置
お仏壇を中心に一対飾る
卓上用の盆提灯を飾る
床の間にモダン行灯を設置

盆提灯を贈るには

盆提灯を贈るには

新盆時の贈答品として、盆提灯は最適です。
熨斗を付けて贈りましょう。


熨斗は一般的に「御供」「御仏前」のどちらかがほとんどです。
四十九日、または三十五日の忌明け後には「御仏前」とすることが一般的 です。
「御供」はどういった場合でも間違いではなく、迷った場合は「御供」に
すると良いでしょう。

盆提灯の箱は大きく、荷物になるため、贈る場合はお仏壇店から直送する
場合が多く、便利です。

盆提灯の通信販売はこちら

お盆が終わったら

お盆が終わったら

新盆用の盆提灯(白提灯)は形式的に燃やして処分。
絵柄が描かれた盆提灯は埃をはらい、分解して箱に収納します。


昔はお盆が終われば、初盆用の提灯は完全に燃やしていましたが、現在では
環境面や安全面に問題があるため、部分的に燃やします。
火袋に火を入れ、少し燃やし、すぐに消化します。
(必ず水を用意してから燃やしてください。)
その後、和紙や新聞紙に包み、通常のゴミとして処分します。
気になるようなら塩で清めても良いでしょう。

通常の絵入り盆提灯は毎年使いますので、汚れを落とし、箱に収納します。
盆提灯の多くは木材や絹などの天然素材で作られているので、湿気や虫くいに
注意が必要です。
乾燥剤や虫よけを一緒に入れておくと安心です。

火袋の種類について

火袋の種類について

明かりが灯る部分を火袋といいます。
火袋には主に紙製のものと絹製のものがあります。


一般的に、絹は明かりを通しやすく、明るい印象に。紙のものは柔らかい光
になります。
また、火袋が二重張りになっているものもあり、柔らかい光と共に、絵が
浮かび上がるものがあります。
奥行きのある風景が広がり、大変美しいのでおすすめです。

家紋を入れるには

家紋を入れるには

盆提灯には家紋を入れる事が出来るものがあります。

家紋対応の商品があり、様々な形に対応しています。
注文する場合には家紋の種類を伝え、お店に作成を依頼しましょう。

火袋が二重になっているものは、主に家紋を内側に入れます。
上品な印象になりますので、おすすめです。

家紋入り盆提灯一覧はこちら

その他のこと

その他のこと

当店の盆提灯コンシェルジュがお答えします。
盆提灯の疑問を是非お聞かせください。