プレッシャーボールとは?

缶に圧縮空気が入っていて、缶内部の空気圧を高くしている状態のボールを「プレッシャーボール」と言います。ボールの内圧とゴムの力で弾ませる方法を取っています。

封を開けた瞬間から劣化が始まり、内部の空気が抜けて柔らかくなるにつれて 打球感は別物になっていきます。 3ヶ月程度使用をして新品に代えるサイクルをとっている学校、 テニスサークル、テニスクラブが多いです。 試合などに出られる方々は練習用で練習を行い練習の後半などに ゲームマッチを行う時に新しいボールを使用する方も多いです (何故ならば本番の試合は真新しいテニスボールを使用しますから) テニスの大会等で使用される場合が多く打球感は ノンプレッシャーボールよりも柔らかく感じます。

基本的な特徴
  • 密封された缶に入っている
  • 打球感覚が軽い
  • 大会で使用される事が多い為、テニスボール=プレッシャーボールと言っても過言ではない
  • 大会で使用される事が多い為、学校やテニスサークル、クラブなどで使用されるケースが多い
  • 価格はノンプレッシャーボールよりもやや高め
  • 耐久性は高いとはいいがたく、封を開けた瞬間から例え使っていなくても
     空気が抜けていき時間と共に弾みが悪くなる
  • 種類が豊富(どのボールを選ぶのかがすごく重要!!)

ノンプレッシャーボールとは?

プレッシャーボールと異なり、ゴムの力のみでボールを弾ませているのがノンプレッシャーボール基本的に缶には入っておらず、ビニールなどに入った状態で売られています。大体こんな感じで見かける事ができます。

ボールの内圧・空気圧はまったく関係なく、ゴムの力のみで弾ませているため、ゴムが劣化しない限り打球感にそれほど変化が起きないのが特徴です。そのため、プレッシャーボールに比べるとかなり長持ちします。

基本的な特徴
  • 打球感が重いうえ感触も硬め 
  • 大会等で使用されるケースはほとんどない
  • 1球あたりの価格は安い
  • 耐久性がとても良い。大体が外のフェルト(緑の毛たち)が擦り切れたら寿命と 言われるくらい、打球感に変化は起きにくいです
  • 缶入りではなく、むき出しのバラで売られている

プレッシャーボール、ノンプレッシャーボール
どちらを使用するのがいいの?

テニスの試合などに使用されているのはプレッシャーボールです。 ノンプレッシャーボールで練習をしているといざ本番の試合では感触も変わりますし、 ボールの跳ね方、スピード感もまったくかわってしまいますので プレッシャーボールを使用するのがいいかと思います。 一部サークルなどのFunテニスなどの場合はノンプレッシャーボールの耐久性、 価格面を考慮して使用している方もいらっしゃいます。

人気のテニスボールはこちら公式の試合等で使用される頻度の高いボール

ダンロップ/ダンロップフォート

  • 柔らかめ
  • 遅め
  • 普通

打球感覚の柔らかさは随一。
テニスボールの中で一番メジャーなテニスボール

ダンロップ/ダンロップフォート

ブリヂストン/XT-8

  • やや柔らかめ
  • 普通
  • 普通

ダンロップフォートと並び知名度は高く試合等での使用率も高い

ブリヂストン/XT-8

スリクソン

  • 柔らかめ
  • やや遅め
  • やや低め普通

質は高いがやや価格が高め。最近国内の大会での使用され始めている

スリクソン

テニスボール市場ではダンロップフォート、XT-8が知名度として高くまた質も高い事から人気があります。 世界市場ではヘッド社の知名度が非常に高いが日本市場ではまだまだ知名度は低い。 日本のテニスコートは砂入り人工芝が非常に多く、コートの特徴としては球あしが遅い。特に人気のダンロップフォート、XT-8などを 使用するとラリーが長く続きやすくなる。 ここ最近では世界でのテニスはスピードが進んでいる事から、ヘッドプロのようなスピード感あるテニスボールを使用して 練習する事で高速ラリーにも慣れていくと思われるので育成ジュニア、部活動で使用してみても面白いかも。

人気のテニスボールはこちら練習用

ダンロップ/STジェームス

  • やや柔らかめ
  • 遅め
  • 普通

練習球の中でも質が高く、柔らかめな感触。

ダンロップ/STジェームス

ブリヂストン/ツアープロ

  • やや柔らかめ
  • やや速め
  • 普通

打球感は軽めでスピード感が出る印象。

ブリヂストン/ツアープロ

プロケネックス/チャンピオンシップ

  • クリア
  • 速い
  • 高い

打球感は硬めでスピード感が出る印象。高速テニスにはマッチする練習用ボール

プロケネックス/チャンピオンシップ

ヘッドプロ

  • クリア
  • 速い
  • 高い

世界での使用率が非常に高く、徐々に日本市場で知名度を上げている。

ヘッドプロ

部活動、サークルなど沢山のボールを打つ練習をされる際はこちらの練習用ボールを使用するのがお得。 ボールの質も高く、コストを抑えられるというメリットも。 特にケース単位での購入するとさらにコストを抑えられる!! 練習球での様々な種類がありますが、メジャーなところでいうと、STジェームス、ツアープロ等。 実は2017年6月末に日本に初上陸してくるケネックスのチャンピオンシップのボールに私は注目しています。 様々なテスターの声を吸い上げると世界的なボールの使用に非常に近いようです。 このテニスボールで練習する事でさらなる自分自身のテニスの上達に繋がるのではと思います。