工具の三河屋

JIS 溶接技能者試験 被覆アーク溶接 溶接試験 溶接検定 溶接棒
溶接技能者資格試験とは

溶接の品質は、溶接技術者の技量と溶接棒の選定により決まります。
構造物を制作する際には発注の仕様書や適用する法規を満たした資格が必要になります。(JIS Z 3801等)

日本溶接協会(JWES)では、JISやWESなどの検定試験規格に基づいた溶接技術の評価試験を日本全国で行い、資格の認定をしています。
JISの溶接技能者資格は、溶接の技量を証明するものとなり、溶接工として生きていくためには必要不可欠な資格です。

溶接技能者評価試験の受験は、15歳以上かつ、基本級(下向き溶接)の場合は1か月以上、専門級(上向き、立向き、横向き、水平・鉛直固定)の場合3か月以上の実務経験が必要です。

手溶接(被覆アーク溶接)技能者資格試験について

手溶接(被覆アーク溶接)のみの溶接技能者評価試験は、裏当て金の有無・板の厚さ・溶接方向の3つの要素で掛け合わせて、25種類の試験があります。

手溶接 JWES 日本溶接協会 溶接技能者資格試験 溶接技能資格試験 溶接技能資格者試験 被覆アーク溶接 溶接技能者試験 N-1F N-1V N-1H N-1O N-10 N-1P A-2F A-2V A-2H A-2O A-20 A-2P N-2F N-2V N-2H N-2O N-20 N-2P A-3F A-3V A-3H A-3O A-30 A-3P N-3F N-3V N-3H N-3O N-30 N-3P JISZ3801 WES8201


1.裏当て金の有無
溶接をする際、溶けた溶接棒が裏から漏れ出してしまうのを防ぐための当て金材の有無です。
裏当て金がない試験では、裏波の美しさにも気を配る必要があります。
記号意味
N裏当て金なし
A裏当て金あり
※薄板で裏当て金あり(A-1系)の試験はありません。
2.板の厚さ
板や管の厚さは、3つに分かれています。また、厚さによって開先形状も決まります。
番号呼び方板厚管厚開先形状
1薄板/薄管約3.2mm約5mmI形又はⅤ形
2中板/中管
約9mm
Ⅴ形(レ形も可)
3厚板/厚管
約25mm
3.溶接方向(溶接姿勢)
溶接の方向によって、資格の級と試験材の形状が決まります。
記号向き試験級試験材料
F下向基本級炭素鋼板
V立向(かち上げ)専門級
H横向
O上向
P水平・鉛直固定炭素鋼管



簡単選択、手溶接(被覆アーク溶接)技能者資格試験と溶接棒

試験用溶接棒選定表




受験する溶接試験区分を選択してください。









受験する試験区分ごとに適した溶接棒の銘柄(種類)と線径(太さ)を選定できます。
受験する試験の裏当て金の有無、板厚、溶接姿勢を選択するだけで、区分の溶接試験に適した溶接棒がわかります。


手溶接(被覆アーク溶接)技能者資格試験一覧と溶接棒表

JIS Z 3801 手溶接アークの溶接技能者評価試験の、溶接試験区分ごとの適切な溶接棒の一覧表です。


・薄板や薄管の裏当て金なし(N-1系)
資格の種類記号 溶接棒 資格の級別 溶接姿勢 溶接材料の種類と
厚さ区分
裏当金
N-1FS-16W 3.2mm基本級下向炭素鋼板/薄板なし
N-1VS-16W 3.2mm専門級立向
N-1HS-16W 3.2mm横向
N-1OS-16W 3.2mm上向
N-1PS-16W 3.2mm水平・鉛直固定炭素鋼管/薄肉管
薄板溶接、薄管溶接ではすべての溶接姿勢で、S-16W(-16Wとも呼ばれます)の3.2mmが最適な溶接棒です。
当店では、通常の400mmだけではなく、溶接試験に適した少し長めの450mmの溶接棒を1kgの少量バラ売りで 即日発送しています。(平日・土曜 14:00までは当日発送)

・中板や中管の裏当て金あり(A-2系)
資格の種類記号 溶接棒 資格の級別 溶接姿勢 溶接材料の種類と
厚さ区分
裏当金
A-2FA-10 4.0mm
又は
A-14 4.0mm
基本級下向炭素鋼板/中板あり
A-2VA-10 4.0mm
又は
A-14 4.0mm
専門級立向
A-2HA-10 4.0mm
又は
A-14 4.0mm
横向
A-2OA-10 4.0mm
又は
A-14 4.0mm
上向
A-2PS-16 4.0mm水平・鉛直固定炭素鋼管/中肉管
裏当て金を用いた中板溶接では、すべての溶接姿勢で、A-10またはA-14の4.0mmが最適な溶接棒です。
好みにもよりますが、力強いアークが好みの方はA-10を、柔らかいアークがお好みの方はA-14がおススメです。
また、裏当て金を用いた中管溶接では、S-16(-16とも呼ばれます)の4.0mmが最適です。
当店では、A-10,A-14,-16 4.0mmすべてで通常の400mmだけではなく、溶接試験に適した少し長めの450mmの溶接棒を1kg少量バラ売りで 即日発送しています。(平日・土曜 14:00までは当日発送)

・中板や中管の裏当て金なし(N-2系)
資格の種類記号 溶接棒 資格の級別 溶接姿勢 溶接材料の種類と
厚さ区分
裏当金
N-2F初層 S-16W 3.2mm
2~4層 A-10 4.0mm
基本級下向炭素鋼板/中板なし
N-2V初層 S-16W 3.2mm
2~3層 A-10 3.2mm
又は
S-16 3.2mm
専門級立向
N-2H初層 S-16W 3.2mm
2~3層 S-16 3.2mm
横向
N-2O初層 S-16W 3.2mm
2~3層 S-16 3.2mm
上向
N-2P初層 S-16W 3.2mm
2~3層 S-16 3.2mm
水平・鉛直固定炭素鋼管/中肉管
裏当て金を用いない中板溶接では、裏波が美しいS-16W(-16Wとも呼ばれます)の3.2mmで第一層(初層)を入れてから、
A-10やS-16で2層目以降を溶接するのが一般的です。
当店では、一般に使われる通常の長さの溶接棒だけではなく、溶接試験用で+50mm長い溶接棒を1kg少量バラ売りで 即日発送しています。(平日・土曜 14:00までは当日発送)

・厚板や厚管の裏当て金あり(A-3系)
資格の種類記号 溶接棒 資格の級別 溶接姿勢 溶接材料の種類と
厚さ区分
裏当金
A-3F1~2層 S-16 4.0mm
3~10層 S-16 5.0mm
基本級下向炭素鋼板/厚板あり
A-3V1~8層 S-16 4.0mm専門級立向
A-3H1~8層 S-16 4.0mm横向
A-3OS-16 4.0mm上向
A-3P1~7層 S-16 4.0mm水平・鉛直固定炭素鋼管/厚肉管
裏当て金を用いた厚板溶接では、基本的にはS-16(-16とも呼ばれます)の4.0mmを使うのが最適です。
下向き溶接の3層以降は盛りの速さを考え、5.0mmを使うこともあります。
当店では、S-16の4.0mmは、一般用400mmのほか、溶接試験専用で450mmの溶接棒を1kg少量バラ売りで 即日発送しています。(平日・土曜 14:00までは当日発送)

・厚板や厚管の裏当て金なし(N-3系)
資格の種類記号 溶接棒 資格の級別 溶接姿勢 溶接材料の種類と
厚さ区分
裏当金
N-3F初層 S-16W 3.2mm
2~4層 S-16 4.0mm
5~8層 S-16 5.0mm
基本級下向炭素鋼板/厚板なし
N-3V初層 S-16W 3.2mm
2~9層 S-16 4.0mm
専門級立向
N-3H初層 S-16W 3.2mm
2~8層 S-16 4.0mm
横向
N-3O初層 S-16W 3.2mm
2~8層 S-16 4.0mm
上向
N-3P初層 S-16W 3.2mm
2~8層 S-16 4.0mm
水平・鉛直固定炭素鋼管/厚肉管
裏当て金を用いない厚板溶接では、初層でS-16W(-16Wとも呼ばれます)の3.2mmで裏波を出し、
それ以降はS-16(-16とも呼ばれます)の4.0mmで肉盛りをします。
下向き溶接では5層以降は盛りの速さを考え、5.0mmを使うこともあります。
当店では、S-16Wの3.2mmとS-16の4.0mmは、一般用400mmのほか、溶接試験専用で450mmの溶接棒を1kg少量バラ売りで 即日発送しています。(平日・土曜 14:00までは当日発送できます。)


溶接試験用溶接棒のメリット

溶接試験専用の長い溶接棒(+50mm)で、難しい棒継ぎ作業なしの1パス溶接
JIS 溶接技能者試験 被覆アーク溶接 溶接試験 溶接検定 長い溶接棒 ロングタイプ


溶接試験で使用する試験片を溶接する場合、
通常の溶接棒(-50mm)では、曲げ試験位置で棒継ぎ(ビード継ぎ)をする必要がある可能性があります。
※棒継ぎ作業をして連続した溶接に見せるのは非常に難しく、ブローホールなどの溶接欠陥を生みやすい作業です。

+50mmの溶接棒であれば難しい棒継ぎ(ビード継ぎ)が不要になるため安心して作業できます。
当店では、通常より長いロングタイプの溶接棒も、平日・土曜は当日発送(14:00までのご注文)可能です。
しかも、1kgでバラ売り(通常最小梱包5kg)しているので必要なだけを揃えられます。

  溶接試験用長い溶接棒  
※A-10,A-14の3.2mmは通常が350mm、ロングタイプが400mmです。






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