小島屋スペシャル対談・インタビュー VOL.01

人気のバーに選ばれる、小島屋の味

小島屋の商品を扱って下さっているお店にお話を聞きに行こう!
ということで今回は東京・恵比寿のバーCabriolet(カブリオレ)にお邪魔しました。

恵比寿Cabriolet(カブリオレ)

東京でもバー激戦区の恵比寿で11年目の老舗バー。正統派(オーセンティック)ながらもカップルでも仲間とでも楽しめる雰囲気なので、バー初心者でも入りやすいお店です。

カクテル 約1,000円 〜


住所 / 東京都渋谷区恵比寿南 1-13-11 Vert B1F

電話 / 03-5704-6612(予約可能)

営業時間 / 20:00~翌04:00(始発まで営業)

駅からのアクセス / 恵比寿駅 徒歩2分(110m)


小島屋 店主

小島 靖久

「上野アメ横 小島屋」三代目 店主。小さい頃から食べることへの好奇心が強く、気になる商品はとにかく取り寄せ、ルートがなければチャーター便まで使う。「違いを楽しむ」が理念。


カブリオレオーナー

古河 直一

エビスカブリオレオーナー。しっかりと美味しそうに太った体といい声が特徴的な飲食人。お店という場でスタッフ、お客さんと一緒に「ちいさな文化」を作っていきたいと語る。


カブリオレ店長

有吉 広貴

カブリオレ店長。お酒への熱い思いと確かな技術で若いスタッフを引っ張る。しっかりした性格でお客さんからの信頼も厚いが、酔っ払った常連客のあしらい方は極めて適当。


東京・恵比寿で11年。落ち着いて飲めるオーセンティックバー Cabriolet(カブリオレ)

小島屋店主 小島(以下 小島)
本日はお忙しいところありがとうございます。
とりあえず、そうですね、「Cabriolet(カブリオレ)」の意味と、どんなお店か、カンタンにご説明いただけますでしょうか。

古河直一氏(以下 古河)
Cabrioletは恵比寿で11年目のちょっと変わった内装のオーセンティックバーです。
他のバーと大きく違うのは、カウンターに直接ホロのついたペアシートがあること、これで皆さんに落ち着いて飲んでいただけます。
ちょっと変わった内装なのでお酒、接客に関しては真面目にやってますよ。

ありがとうございます。確かに、個性的というか…ターゲットを絞っているというか。笑 このカウンターのペアシートは迫力がありますね。

恵比寿は、東京の飲食店・バーでもかなりの激戦地区ですよね。 そのど真ん中で、11年お客様に愛され続けるというのは、サービスや食べ物、雰囲気作りによほど気を配っているんだろうな、と伺えます。 お店をオープンして11年経つと、客層は変化してきたりしますか?

お店を始めた時に僕自身が30歳で、30前後のお客さんが多かった気がします。 今は他の店長に任せたんですが、現在も30前後の年齢のお客さんが多いですね。 僕の世代の方から見ると若返ってますが、年齢的には変わってないかもしれないですね。

Cabriolet(カブリオレ)。開店から10年以上経つが、どこか新しい。


「美味しい」に向けてカクテルでは素材感を大事にします。ナッツも同じかと。

年齢的に変わってないということは、お客様の注文するお酒の趣向も変わらないですかね?
ネットの世界ではよく、インターネットのおかげで情報格差がなくなり、みんな本当に自分の好きなものを手に入れられるようになった、なんて言いますが…例えば昔は周りが買ってるから僕も買う、みたいな雰囲気で、みんな同じJ-POPを買ったりしましたが。笑

今の店長の得意分野ってのもありますが、フレッシュフルーツのカクテルが増えていますよね。
前は何も見ないで「ジンリッキー」みたいなお客さん多かったですけど、 今は「このお店で飲めるものを飲みたい」ってお客さんが多い感じがします。

「お酒に合う・合わない」はもちろんだと思うんですが、Cabriolet(カブリオレ)では、どんなドライフルーツやミックスナッツをお客様に出すのが最適とお考えですか。

そもそも、どこのバーでもあるじゃないですかドライフルーツ、ミックスナッツって。
だからこそ美味しいものを出せると「おっ、この店はちょっと違うな」思わせることが出来る。難しいですけど我々が求めるのは「美味しい」ドライフルーツ、ミックスナッツですね。


落ち着いた雰囲気の中に遊び心を感じさせる店内。プライバシーに配慮した仕掛けが、ゲストの会話を弾ませる

小島屋も「美味しい」に関してスタッフとよく話し合いますが、ここでいうところの「美味しい」=カブリオレさんの求める美味しいってどういうことだと考えてますか?

「美味しい」はお客さんの判断する話なので論じるの難しいですが、その「美味しい」に向けてカクテルでは一つ素材感を大事にします。材料のリキュール、フルーツなどの味をいかに引き出してカクテルとして完成させるか。同じリキュール使っても作り手によって全然味が違ったりする…

ナッツも同じかと、同じナッツでも小島屋さんのはやはり塩味控えめだったりして、ナッツそのもの味を大事にしているのがわかる。そう言ったところは使いやすいですね。


小島屋さんのナッツはそんなナッツ本来の味を大事にしている「ちゃんと美味しいナッツ」

小島屋だと、多くのバーにミックスナッツを納品させて頂いているのですが、何故バーにはミックスナッツがどこのお店でも置いてあることが多いんですかね?
実はこんな質問を、改めてバーの方に聞いた事が無かったので、あえて質問させて頂きました(笑)

まずミックスナッツって、お酒の味の邪魔は絶対にしないんですよね。バーってお酒飲むところなので、お酒優先、あくまで邪魔にならない「名脇役」のナッツが欲しいですよね。塩味で口を新しくするって意味もありますし。


創業60年の豆問屋が送り出す自信の一作!神楽坂・銀座・六本木のバーにも納品

ナッツ専門店のオリジナル職人焙煎「極上ミックスナッツ」

因みにミックスナッツって、激安の商品から、少し高級な物まで幅広く色々な物があると思うのですが、小島屋のミックスナッツをご利用いただいている理由ってなんですかね?
あ、なんとなく使ってるだけ・・・とかだったら無理してお答えいただかなくてもいいですよ(笑)

先ほどの質問のところでもお答えしたのですが、ナッツそのものの味を大切にしてらっしゃるところですね。わかりやすく言うと同じチョコレートでも駄菓子屋で売ってるチョコレートと、ショコラティエが作る高級チョコの差って言うといいすぎかな?

チョコレートも甘さしかない訳ではない、そんなの駄菓子屋かコンビニの100円のチョコ。でも、カカオの薫り、渋み、酸味とかを大事にしている高級チョコの方がやはり「ちゃんと美味しい」
小島屋さんのナッツはそんなナッツ本来の味を大事にしている「ちゃんと美味しいナッツ」ですよ。
僕はもったいなくて一気に口に入れずに、クルミ、アーモンド、ピスタチオ…みたいに順番に一粒ずつ食べますもん(笑)


カブリオレで出されるミックスナッツ。同じものはこちらからお買い求めいただけます。


小島屋のバナナを出してますが、「うちのバナナは美味しいでしょ?」って言えるバナナですね。

今度はナッツからドライフルーツに質問を変えさせて頂きますが、ドライフルーツも提供されるバー、増えてますが、ドライフルーツはそのままポンってお客様に出してますか?
それとも切ったりとか、手を加えてから出されてますか?

「「ちょっと手を加えています。大きすぎるものは切ってお出ししています。バーのカウンターで大口あけて食べることに抵抗のある女性もいらっしゃると思うので。
お客様によってはそのままお出しすることもありますよ。

あー、やっぱりそうなんですね。
ドライフルーツって丸ごと食べると、甘さが強すぎたりする場合もあるので、お酒やその方に合わせて、少し小さ目にカットしたり、薄切りにしたりするといいなーって僕思ってたんですよ。
それとっても嬉しいです。

「お酒に合う・合わない」はもちろんだと思うんですが、Cabriolet(カブリオレ)では、どんなドライフルーツやミックスナッツをお客様に出すのが最適とお考えですか。

そもそも、どこのバーでもあるじゃないですかドライフルーツ、ミックスナッツって。
だからこそ美味しいものを出せると「おっ、この店はちょっと違うな」思わせることが出来る。難しいですけど我々が求めるのは「美味しい」ドライフルーツ、ミックスナッツですね。


カブリオレのメニューにある「ドライフルーツ6種」

例えばバナナはすごく気に入っているんですが、ほかのバナナチップスって外の砂糖が甘すぎて、バナナ自体の味なんて何にもしない。
それに比べると小島屋さんのは厚切りで、砂糖が薄めなので、バナナ自体のほのかな甘味、独特の薫りを充分楽しめるので、お客さんにもよく勧めてますよ。
「うちのバナナは美味しいでしょ?」って言えるバナナですね。

ドライフルーツ専門店の目利きの品 バナナチップスの最上位種といっても過言じゃない上品な味わい

厚切りブラウンバナナチップトースト



バーに来るお客様は季節感に敏感。季節感があれば、前に来たときと違う楽しみにもつながる。

カブリオレさんでは、フレッシュカクテルのオーダーが増えていると先ほど伺いましたが、フルーツには旬があると思うのですが、旬のカクテルって出されてます?

もちろん、四季、というよりも月1よりも早いスパンで変えていますよ。
季節感があれば、前に来たときと違う楽しみにもつながりますし、お店がちゃんとアンテナはって新しいもの導入していってる証拠にもなっていると思います。
お客様ってそういうところ見てるんじゃないかな。

ドライフルーツって残念ながら、あまり旬がないじゃないですか。保存性を高めているので、一年中食べれるってのが売りでもありますし。でも、ドライフルーツにも旬とかがもしあったら、嬉しいですか?それとも、いやー逆に年中同じ物がある方がいいよという感じですかね?

やはり、バーに来るお客様って季節感に敏感なので、ドライフルーツでも季節感を演出できると嬉しいですよね。例えば「今年の初物ドライ苺」とか、「浅漬」じゃないけど「セミドライの季節のドライフルーツ」とかあったら面白いんで是非扱ってみたいですね。

安心しました、実はいま開発中で、サンプルお持ちしたので召し上がってください。笑

本日はありがとうございました。今後ともご贔屓に、宜しくお願いします。

ありがとうございました。

インタビューを終えて by 小島

僕がちゃんとしたバーに初めて行ったのも多分30歳位だと思うんです。 それまではダイニングバーとか、バーと居酒屋が混じった?という感じの気楽な所ばかりでした。

ちゃんとしたバーって 街の裏道の地下にあったり、入口のドアが重厚感あったりして、入りにくかったんですよね。 よそ者や子供を寄せ付けない!っていうか(笑)

初めて行った時は 大人の階段をのぼった!って思ったほど、なんか自分を褒めましたもん(笑)

あ、でも、一見であっても勇気をだして、入口を突破すると、中は逆にびっくりする程安心する空気感や空間がある所が多いですけどね^^

だから、そんな大人の空間で出される一品に、小島屋の商品を選んで頂けるってとっても嬉しいんですよ。

なので、今回のインタビューはそんな大人の世界の方々が、小島屋の商品にどんな感想を持っているのか、勇気がいりましたが、伺って本当に良かったです。

是非、これからもそんな大人が満足する「ちゃんと美味しい」を小島屋は続けていきたいなって思いました。


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