意外と知らない「ネックレス」の基礎知識

首回りのオシャレに欠かせないネックレス。

永く使っていると、チェーン切れやパーツの摩耗、経時による不満や不具合などを感じることがあります。

そして、いざ状況を説明しようとすると意外に知らないのが各パーツの呼び名です。

それぞれのパーツの特徴を理解して、より使いやすいジュエリーにリメイクしませんか。

ネックレスパーツの種類、名称は？

ネックレスやブレスレットを輪につなぐための金具を「留め具」といいます。留め具は掛ける側と受ける側２つのパーツで成り立っていて、チェーンの両端に付けることで成立します。

引き輪やクラスプにはバネ部品が入っていて開閉する仕組みになっているため、回数を重ねるとどうしてもバネが緩んできて、不具合や不調が出てきます。

次のように感じることがないか、ネックレスを着けたときにぜひ確認してみてください。

引き輪と板ダルマ（プレート、ダルマカンともいいます）は、細身のチェーンなどによく使われる定番の留め具です。
シンプルな丸型の形状で、引き輪についたツマミを動かして輪を開き、板ダルマの穴部分にひっかけて留めます。

お値段もお手頃なものが多く、購入したネックレスに最初からついているのもこのタイプが主流ですが、開閉用のツメが小さく開く部分が狭くはめにくいと感じる方も多いようです。

特にネイルの長い方や手先の細かい作業が苦手な方には、別の種類の留め具か、引き輪の中でもサイズが大きいものやツマミを大きくしたデザインの引き輪をお勧めいたします。

ヒキワの交換は意外とカンタン。
こちらの動画を参考にぜひご自分で留め具を交換にチャレンジしてみてください。そして快適にネックレスのおしゃれをお楽しみください。

基本の工具があれば、取り外しも取り付けもスムーズに行えます。

一般的な製品に使われているヒキワはこちら

印象を変えずにネックレスを使いやすく！

ご自分の持っているネックレスの引き輪が使いにくい、でも他の留め具だと全体の印象が変わってしまうから抵抗感がある方におすすめ。

ぜひご検討ください。

ユニバーサルタイプはこちら

「クラスプフック」またはカニの爪のような形をしていることから「カニカン」と呼ばれる留め具があります。

こちらはツマミを引いて開閉するのは引き輪と同じですが、開き方が大きく留めやすいためネックレスの他にブレスレットやチャームの留め具としてもよく使われています。
貴金属部分が多くてお値段はお高めですが、その高級感のある見た目が人気のパーツです。また、メンズアクセサリーのパーツとしても人気です。

付けやすさと重さに耐える安定感が重視されるジュエリーのフック金具におすすめです。

ボリューム感のあるパーツに棒状のパーツを差し込んで留めるクラスプです。パールネックレスやルースが数珠つなぎになっているような重さのあるネックレス用としてよく使われます。

留め具にデザイン性を持たせたものが多く、そら豆のような形をしていることから「ビーンズ型」と呼ばれる形状の留め具が定番人気です。

大きなパーツなので金やプラチナを使ったものは少なく、当社でもシルバーにロジウムメッキをしたものが定番となっております。サイズ展開しておりますので、ネックレスやブレスレットに使い分けてください。

ネックレス本体の留め具につなげて全体の長さを大きくできる、アジャスターチェーン。

冬などに良く着るハイネックのトップスに合わせる時や、いつもと違う着こなしがしたい時などにいつものチェーンにつなげて、カンタンに印象を変えられます。

チェーンのコマが大きいのでどのコマにも留め具のフックがかけられて、微調整がきくのも人気の秘訣です。

こちらのアジャスターを1本持っていれば、付け替えてお手持ちの複数のネックレスのサイズを変えて楽しむことができます。
また、ネックレスチェーンのコマの先に数センチ分をつなげてからエンドパーツを取り付ければ、サイズ調整の効く1本のネックレスになり、色々なシーンに対応できます。

これから作ろうとお考えのネックレスは、ぜひアジャスターチェーン付きのチェーンに仕立てませんか？

お手持ちのネックレスについてお困りのかたへ

ご自分の持っているネックレスに合う留め具がわからない、このような留め具を探しているなどのお困りごとがある場合はぜひ当社へご相談ください。

ネックレスを制作されていらっしゃる方へ

同型商品を5個以上お買い求めいただきたい場合、メールまたはお電話にてご連絡ください。

数量によって、ショップ在庫とは別にご用意させていただきます。
また、その際、決済時に使える「クリエイター・デザイナー割引クーポン」をメールにてご提供させていただきます。

ぜひご連絡ください。