イギリスが発祥の地として有名なスポーツ、ラグビーはフットボールが起源と言われています。
ラグビーが好きな方の中には、すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますがニュージーランド代表が国際試合前に民族舞踊を舞うことはとても有名な話です。
男らしい体格のラグビー選手たちが踊り、叫ぶ姿は、見ている観客までもが興奮の渦に巻き込まれるほどの迫力があります。
その民族舞踊こそがマオリ族の伝統の踊りとされている「ハカ」です。
国際ラグビーの世界では、オールブラックス=ハカのイメージがあるほどマオリ族のハカは浸透しています。ちなみにオールブラックスとは、ニュージーランドのラグビー代表のことをいいます。
「ニュージーランドの先住民マオリの文化と歴史」のページでマオリ族についてご紹介いたしましたが、こちらのページではマオリ族の民族舞踊ハカについてご紹介したいと思います。
民族舞踊“ハカ”とラグビーの関係
マオリ族は、ニュージーランドの先住民で文化、言語共にボリネシア系です。
マオリ族は、イウィ族やイウィの下位の部族ハブ、拡大家族のファナウ部族の3種類の部族から成り立っています。
現在でも、人権問題や土地問題が発生した場合は、部族同士で団結し合うという風習が受け継がれています。
マオリの歴史
ハカは元々マオリ族の戦士が戦いの前に威嚇する舞のことであり、今では「Way cry」とも言われ、戦闘の雄叫びを表しています。ニュージーランド・ネイティブスがハカを初披露して以来、オールブラックスにとって精神面を支える、なくてはならない大切な存在になっています。
オールブラックスの選手の多くはマオリ族の血を引いているそうで、パフォーマンスする時のリーダーはこれまでほとんどがマオリ族の血を引いている選手ばかりです。
このことからも分かるように、ニュージーランドの先住民であるマオリ族とラグビーは、切っても切り離せない深い関係にあります。
ハカに似たようなウォークライは他の国にもある
意外にもウォークライがある国はニュージーランド以外に、トンガ、フィージー、サモイの4つの国があります。踊りはそれぞれの国で異なり、2011年のラグビーワールドカップでは熱い戦いがラグビーだけでなく、ウォークライでも熱い戦いだったようです。
ニュージーランドの先住民であるマオリ族の血は今もなお、このように受け継がれています。
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