「簡単には習得できない技」
布団カバーを扱うお店は、日本にいくつあるんだろう。
言わずもがな、あまた。
が、しかし。
当店のように、二本針ミシンで二重にファスナーを縫い付けているところ。
ないんじゃない?
お店で売られている商品を見ても、二重縫製は一度も見たことがありません。
ひょっとうちだけ?オンリーワン?
かもです。
ファスナーって、突っかかって噛みやすくて、壊れやすいよね。
じゃ、どうする?
カーテン屋さんみたいに、針が2本ついている二本針のミシン使ってみよう。
そんなアイディアで始まりました。
これからの季節にぴったりの、しじら織り、綿サッカーの掛け布団カバー。
ファスナー付け専門の職人が、ファスナーを付けています。
きっちり、まっすぐ、素早く。
お見事。
「神業の域ですね」
「やだーそんなことないよー照笑」
いえ、そんなことあります。
現在、わたくし、枕カバーのファスナー付け特訓中。
撮影しつつも、手の動かし方や生地運び、とても勉強になりました。
因みに、この職人さんしか扱えない生地もあったりします。
長いものだと、230センチ。
長い距離をまっすぐ縫うには、生地をできるだけ長く持って一気に縫う。
体を目一杯使います。
生地は重いしかさばるし。
結構体力勝負です。
ほぼ間違いなく二重縫いできているものの、万が一外れていないか、1枚ずつ検品します。
ひたすらよく見ます。
いつも定位置。
奥のあそこ。
また今度、観察させてください~。
♪♪♪【街の風景】♪♪♪
こりゃまた、シャインマスカットみたいなグリーン。
と思ったら、イチョウ!
と、多分柏餅のカシワ。
いい感じのコラボ。
黄色くなったらまた来てみようと思いました。