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店長挨拶・当店のこだわり

店長ご挨拶

店長神谷

こだわり寝具工場店長の神谷阿紀です。

数あるショップの中から当店にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

当店は、カバーやシーツの専門店です。横浜に本拠地を置き、1970年より商売をしております。

2010年に楽天市場に出店し、インターネット販売を開始しました。

丁寧な仕事を通して、お客様と信頼関係を築いて参りたいと思っております。

どうぞ、ごゆっくりご覧ください。

ご不明点などございましたら、お気軽にお問合せください。

045-845-0120土日祝除く10時-17時受付

kodawarishingu@shop.rakuten.co.jp24時間受付

モットー・信念

クオリティースピーディー

当店のモットーは、「不良品を出さず、良いものを出来るだけ早く出荷する」です。

生地の一部分に不良があるならば、その他の大部分は別の形に再利用し、資源を無駄にしない取り組みをしています。

腕の良い”シェフ”として

信念

料理の世界に例えるなら、当店はシェフの立場であると思っています。

皆様は、レストランに足を運ばれたお客様。

生地は旬の食材、ミシンは調理器具です。

お腹を空かせたお客様お一人おひとりのご注文に応じ、シェフの目にかなった新鮮で厳選された旬の食材を使い、手際よく調理し、最高のお料理をお出しする。食材にもこだわるし、調理方法にもこだわる。

そんな職人気質の”シェフ”であり続けていきたいと思っています。

妥協せず、きっちり、丁寧に作る

縫製現場

「自分が使う立場だったら、これ、どうだろう。」

少しでも気になることがあれば、手を止めて、工場長に確認します。

品質を追求することが職人のこだわりであり、お客様との信頼関係につながると思っています。

職人だけど消費者主義

消費者目線を忘れずに

大前提は、品質にこだわってよいものを作る「頑固職人」であり続けることです。

一方、職人気質だけではなく、消費者の目線や立場に立った意識を持つよう心掛けています。

「使い勝手は大丈夫か」「洗濯は大丈夫か」など、当たり前に使える観点での物作りを第一に考えています。

縫製工場内風景 縫製工場内風景
縫製工場内風景 縫製工場内風景

例えばどういうことか。

例えば、縫い目に違和感がある。例えば、微妙に膨らんでいる。

検査データには載っていないけれど、手で触ると分かる微妙なニュアンスがあります。

全てのスタッフは、作業をしながら、製品の微妙なニュアンスを見逃さないよう心掛けています。

職人かつ検品員であり、消費者でもあるという意識。それが、創業以来守り続けていることです。

確かな生地

JIS規定の生地物性検査

一般的に、カバーやシーツなどを商品化をする場合、JIS規定に基づいた生地物性検査を実施し、データを取得することになっています。

生地倉庫

ご安心ください。当店は、信頼のおける生地商社から仕入れた、デパート・スーパー・通販等の国内小売販売向け検査基準以上の確かな生地を使っています。

さらに、当店では、これまでの経験から培われたノウハウを基に、独自の製造基準を定め、質の良い商品を出荷するようにしています。

物作りの意識、やっぱり違う日本製

海外製、良い?悪い?

海外製品のイメージはどういったものでしょうか?安いけれど粗悪品もありそうだ。これは本当でしょうか?

繊維製品で言えば、スーツやセーターはとてもしっかりと作られています。海外製だからよいものができないというのは、誤解です。

品質に直結する要素

物作りの意識と品質は比例

では、良し悪しで何が違うのでしょうか?それは、作り手の物作りの意識です。

例えば、スーツを扱う海外工場は、細部にまで気を配り、高品質を追求しています。

一方、寝装品を扱う海外工場は…。残念ながら、品質を度外視した工場が存在しているのも否めません。

品質管理にはコストがかかります。品質とコストを天秤にかけ、低価格を優先した結果、品質が二の次にされてしまったのです。

発注元の日本人の「寝装品はこの程度でよい」という認識。これが、海外製品の当たりはずれを作ってしまった一因です。

日本製の底力

やっぱりすごい日本製の底力

日本工場の技術者は、高価な商品はもちろんのこと、安い商品でも手を抜きません。商品の価格に左右されず、同じように取り組みます。

当店の先代の教えは、「安価な商品こそ、むしろちゃんと作る」でした。「安物だからこんなもんか、この程度の店か、と思われたらだめだ」という教えでした。

やっぱりすごい日本製の底力

生地を作る日本の染工場を例に挙げると、キズのないキレイな生地を追求します。日本の染工場は、世界一の技術かも知れません。

世界一かも?の生地は、当店の職人により丁寧に縫製され、お客様のお手元へ届きます。

使って、洗って、実感。寝装品の質は、やっぱり日本製だと思います。当店は、日本製にこだわります。

当店独自の縫製・検品規定

収縮率はJIS規格に準拠

綿100%の生地の場合、防縮加工を施し、収縮率はJIS-L-1096D法に準拠してタテ-3%・ヨコ-3%としています。

出来上がりのサイズは、表記サイズより約1cmほど大き目です。

ただし、綿100%以外の生地は上記と異なります。各商品ページで確認ください。

サイズ確認は最低4回

スケールでのサイズ確認は最低4回実測 スケールでのサイズ確認は最低4回実測

寸法不良を防ぐため、裁断・ファスナー付け・本縫い・畳みの4工程でスケールで実測してます。

運針ピッチをなるべく細かく

運針ピッチを極力細かく 運針ピッチを極力細かく

1針をなるべく細かく縫うことで、ほつれ難く、隙間からゴミが入り難くしています。

ピッチ(間隔)は、ミシンの種類や針の太さ・生地質・部位等の条件で異なります。余り細かくし過ぎると針が刃物のように生地を傷めてしまうため、適切な範囲で調節しています。

検品時には1枚ずつ縫い目を指でたどり、目飛び(穴)がないことを確認しています。

60番のハイスパン糸のみ

60番のハイスパン糸 60番のハイスパン糸

使っている糸は全て、強くて切れ難い60番ハイスパン糸です。

ロックミシンのかがり糸も含め、糸のグレードは落としません。

生地端はロックミシンで始末

切り口はロックミシンで始末 切り口はロックミシンで始末

生地端は、ロックミシンでかがっています。洗濯してもほつれ難く、丈夫で、糸くずが出難いきれいな縫製です。

検品時には、ロック箇所にほつれや穴がないか、1枚ずつ確認しています。

なお、ロックミシンが必要ない生地端については、始末を省いています。

ファスナーはYKKの耳長特別仕様

ファスナーはYKKの耳長特別仕様 ファスナーはYKKの耳長特別仕様

留め具から先は、一般的なファスナーより長い耳長ファスナーを使用しています。

ファスナーの先端は、必ずロックミシンで固定しています。ぷらぷらしにくく、壊れ難いです。

掛け布団カバーと敷布団カバーのファスナーは二本針

ファスナーはYKKの耳長特別仕様 ファスナーはYKKの耳長特別仕様

掛け布団カバーと敷布団カバーのファスナー部は、二本針ミシンで二重に縫製しています。

ファスナーがよれ難く、つまみが食い込み難く、開閉時にストレスがありません。

ファスナーのかぶせはたっぷり

ファスナーのかぶせはたっぷり ファスナーのかぶせはたっぷり

ファスナーが見えると、見栄えが悪くなります。長めに生地を裁断し、ファスナー部分を隠す工夫をしています。

この”かぶせ幅”をたっぷり取っています。

掛け布団カバーは内側8箇所にとめ紐

掛け布団カバーは内側8箇所にとめ紐 掛け布団カバーは内側8箇所にとめ紐

四隅と各辺の中央の計8箇所に、布団との連結用のとめ紐が付いています。布団が中ずれせず、快適に使えます。

とめ紐は、ロックミシンでしっかり固定されています。

とめ紐は、スナップタイプ(1本)または結びタイプ(2本)のいずれかです。

商品は1枚ずつ手と目で検品

商品は1枚ずつ手と目で検品 商品は1枚ずつ手と目で検品
商品は1枚ずつ手と目で検品 商品は1枚ずつ手と目で検品

畳み・アイロン・パッケージの仕上げ工程において、3人以上の徹底した目視検査を行っています。

生地不良がないか、とめ紐・品質表示タグ・その他製品特有の付属品が縫製されているかを、1枚ずつ確認しています。

また、実際にファスナーの開閉を行い、不具合がないかを確認しています。

気になる点があれば、必ず工場長に確認します。

異物の混入は絶対NO

ミシン針等の異物の混入は絶対NO ミシン針等の異物の混入は絶対NO

虫が入らないよう、縫製フロアは窓開け厳禁です。

一日2回、定刻に掃除を行います。製造終了後は、エアーを使って隅々まで埃やごみを取り除きます。

ミシン針等の異物の混入は絶対NO ミシン針等の異物の混入は絶対NO

ミシン針の管理は、厳重に行っています。ミシン針が折れた場合、作業を中断し、折れた針が元通りに完全復元するまで破片を拾い集めます。

折れた針は、針管理台帳で管理しています。縫製担当者とは別に針管理責任者をおき、管理者のみ針の出し入れが許可されています。

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