■シルックきもの 洗い方

シルック夏塩沢は、シルック70%と絹30%で作られています。
絹が30%使用されているのに洗える秘密は、
生地を織る段階で、絹を事前に水通しし、
縮ませてからシルックと一緒に織り込んでいるからです。
ここでは、絹が使われている夏塩沢で洗い方を説明します。


全体を見て、特に汚れているところは洗濯機に入れる前に部分洗いをします。

※雨の日に着用した場合は衿・袖口・胸元など裾の泥はねが無いか確認します。


軽く絞ったやわらかいスポンジに、石鹸または液体洗剤を付け
軽くたたくか 汚れをつまみとるようにします。
きつくこすり過ぎたり、もみ洗いをしてしまうと 擦れて光る場合があります。
やり過ぎないようにご注意下さい。




部分洗いが終わったら、簡単にたたみ ネットに入れます。




中性洗剤を入れ、洗濯機で洗います。
※漂白剤の使用、色落ちするもの・汚れのひどいものと一緒に洗うのは避けて下さい。

色落ちしない物でしたら他の洗濯物と一緒でも大丈夫です。
ソフト洗いが基本ですが、汚れがひどい場合は
標準洗いで洗って下さっても大丈夫です。



  洗える東レ襦袢も便利です。

脱水時間は、1分ほどでOKです。
他のものと一緒に洗濯する場合は 多少違いがありますが、
脱水後は直に取り出し干します。
※脱水を長くすると「しわ」の原因になります。

脱水後はハンガーで干します。
着物用ハンガーがあれば、そちらを使用して下さい。
※単衣のものであれば、夜洗濯して 朝には乾いています。


アイロンの必要はほぼありませんが、脇・胴など着用しわが残っている場合は
当て布をして中温で当てて下さい。

※強く押さえつけたり、アイロンを何度もこすりつけると
布にかすれができ、アイロン光が出来ますのでご注意下さい。

*袷の着物で、しわのきつくついたものは 蒸気アイロンで
中温より少し高めの温度で当てても大丈夫ですが、必ず当て布はして下さい。



きれいにたたんで出来上がりです。

*松浦での長年の洗濯方法です。東レホームページとは多少違いがあるかもしれません。
 柔軟剤をご使用されればよりしなやかに仕上がります。