ぴったりサイズがわからない?
趾(指)を動かす空間としてつま先に10mm程度の余裕が必要です。
その時にはかかとを合わせてワンタッチテープをしっかり締めて、つま先に空間があることを確認してください(中敷チェックも有効)。
買い換えのタイミングは?
3歳までは3ヶ月で0.5cm、それ以降は6ヶ月で0.5cmが成長の目安です。定期的に中敷きで足の趾(指)の後をチェックしてください。
外から見て変形があったり、『だっこ』という回数が増えたりしたら要注意です。
靴下は履いた方がいいの?
靴下を履くことをお勧めします。
子どもは体温が高く、汗もかきやすいので衛生上から考えても大切です。また、靴下には、靴との摩擦を和らげる役割もあります。靴下を履かれる時には、その状態でフィッティングチェックを行いましょう。
雨にぬれてしまったら?
人工皮革や繊維性の靴が雨にぬれてしまった時にはできるだけ早く汚れを落とし、白い紙などを詰めて形を整えて、陰干ししてください。
紐とワンタッチテープのどちらがよいの?
子どもが自分で靴を脱いだり履いたりするためには、ワンタッチテープは便利です。
ワンタッチテープの靴を買う場合、2本ベルトのものにすれば足に沿いやすく、足と靴のフィット性を高めることができます。足の甲が低い子ども、足囲が小さい子どもは足が靴の中でつま先側にずれやすいので、特にきちんと締めることができるタイプが良いでしょう。
シューズのお手入れはどうするの?
革靴は洗えませんが、それ以外であれば水洗いが可能です(※)。
  • 中敷きをはずす。
  • 砂はしっかり落とす。
  • 熱いお湯は使用しない。
  • 長時間水に入れたまま放置しない。
  • すすぎは十分に。
  • 乾燥は必ず日陰で。
※スクスクの場合です。
足首まであるハイカットシューズの方が安全?
足首まであるハイカットシューズには2つ良い点があります。1つは足首が安定し捻挫などの予防効果があること、もう1つは靴の中で足がつま先側にずれにくく足の趾(指)を痛めにくいということです。
ですから、関節が柔らかかったり、過度のX脚やO脚のように変形の強い子どもの場合、医師に相談した上でハイカットシューズを履く方がよいでしょう。しかし足首まであるハイカットシューズは足首を曲げるのに余分な力が必要になり、自然な動きを妨げることになります。足に問題がない子どもが遊ぶときに履く靴はローカットシューズが良いでしょう。
赤ちゃんはいつから靴を履かせればいい?
赤ちゃんが一番歩きやすいのは、当たり前かもしれませんが、はだしの状態です。つたい歩きを始めたら、家の中で、はだしでたくさん歩かせてあげましょう。
家の中で上手に歩けるようになったら、いよいよ外にデビューです。外は硬いアスファルト、やっぱり靴が必要です。
はだしに近い感覚で歩ける足にやさしいシューズを選んであげてください。
また、歩き始めの頃の足のサイズは刻々と変わっていきます。歩けるようになったら・・・と思って買っておいたファーストシューズが、気がついたら履けなかったという苦い経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。できるだけ「これから履く」という時に、足を測ってピッタリサイズを購入して履かせてあげるようにしましょう。