生まれたばかりの状態から少しずつ手足を動かし、ハイハイを始め、やがて立って歩き始める子どもたち。成長に伴って運動行動は大きく変化します。また、子どもの成長には個人差があり、成長によって足の状態や運動行動に大きな違いがあるで、靴はそれぞれの成長過程に合わせて選んであげてください。

0〜1歳

これから元気に歩き始めるための準備期間です。赤ちゃんは、生後1年間に驚くほどの勢いで運動行動が発達します。一人座り、ハイハイ、つかまり立ち、物につたわって歩く、といった過程で運動行動を習得していきます。
特にハイハイは、直立姿勢とバランス保持という要素以外の歩行に必要なすべての要素を使っていると言われています。手足だけでなく、腰、お腹、背中も使い、歩き始めるために重要な役割を担っています。
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1〜3歳

やがてよちよちと一人で歩き始めた子どもたち。外を歩くようになると靴が必要になってきます。2歳くらいまでの歩き方は大人とはまったく違い、着地の時に足全体が同時に地面につく歩き方で、大人のようなかかとから前足部への重心移動はみまれません。2歳から3歳にかけてはかかとから着地するようになりますが、かかとでの着地はまだ弱いものです。さらにこの頃には、ゆっくりながらも走り始めます。はだしの感覚で足に負担にならずに歩ける靴を選んであげてください。また、未熟なかかとを安定させるとともに、地面からの衝撃を和らげてあげるクッション性も必要です。
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3〜7歳

身体を動かすことが楽しく、走る、飛ぶ、投げるなどの基本的運動を覚えていく時期。たくさん歩くことにより、大人に近い効率の良い歩き方を習得していきます。またこの時期は、合理的に身体を支えるために大きな役目を果たすアーチが発達していく大切な時期でもあるのです。特にアーチを発達させるためには、足指をしっかり使った歩き方をすることが大切で、屈曲性のよい歩きやすい靴を選んでたくさん運動させてあげることがもっとも大切です。
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7〜10歳

骨格も完成に近づき、基本的運動も習得、いよいよ一人前の大人に向かってスタートを切った子どもたち。この時期の子どもたちにはさまざまな運動を経験させ、多くのスキルを習得させるとともに、さまざまなスポーツの楽しさを経験させ、将来への可能性を最大限に広げてあげることが重要となるのです。子どもたちが自分の運動能力を最大限に発揮できるとともに、激しくなった動きから足を守るために、クッション性のよい動きやすい靴を選ぶことが大切です。
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