縮絨とは水の霧を満遍なく服地に吹き付け、アイロンをかけることです。 服地をあらかじめ縮ませる工程です。 あらかじめ服地を縮ませる事により、仕上がり後の縮み防止、服地の地の目(縦糸・横糸)の整えを目的とします。 この工程を怠ると、お客様が着用しているうちに洋服の着丈、袖丈が縮んだりします!!
お客様が選ばれた一着限りの服地を、地の目の整った素材の上にパターンをのせて、入念にカッティングする工程です。全神経を集中させ、直線やカーブなどをカッティングしていきますので、手元がブレないようにカッティングしていきます。
左の写真は、ジャケットの腰ポケットを自動ミシンで作っています。玉縁より大きめのフラップを、少しずつイセ込みながら作って行き、最後にアイロン処理をします。
衿と身返しを据える時、ラペルの返り部分には適度のユトリを入れます。そうする事により衿の返り部分はと返り、胸元にそいます。また、前身の裏にも適度なユトリを入れて表を張らします。、素材を見極め、その素材に適した縫製が必要です。