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第三日目 2005年10月20日(木)

デ・ライク醸造所

■デ・ライク醸造所へ

昨晩はとてもよく眠れ、朝の目覚めも気持が良かった。
目覚まし時計をセットした午前7時ちょうどに起床。
食事を済ませてメールチェック等、少々難しい問題があったが会社と電話で話して解決した。
会社のほうもうまくやってくれているようでひとまず安心。

この日は午前9時過ぎにホテルで堀越さんと合流。
今日の訪問先は楽しみにしていた醸造所のひとつである、デ・ライク醸造所。
約束は11時なので、まだだいぶ余裕がありますね、などと話しながら出発した。

デ・ライク醸造所のあるHerzele(ヘルゼール)へは一旦ブリュッセルに入り、高速に乗ってErpe-Mereを南下するコースで向かう予定だったが、ブリュッセルまでの高速も、ブリュッセル周辺も大渋滞。
でも余裕を持って出発した甲斐があって約束の11時ちょうどには到着することができた。

ここヘルゼールの町はゲントとブリュッセルの中間地点よりやや東側にある。
1000年の歴史を持つ人口5000人ほどの村でシコンの名産地でもある。
堀越さんに寄れば、このあたりは良い造りの家屋が多いとの事。


デ・ライク醸造所

出迎えてくれたのは、マイケル・ジャクソンの本「Michael Jackson's Great Beers of Belgium」でもお馴染みのアン・デ・ライク社長。
彼女は25歳の時からベルギーでは数少ない女性の醸造士となり、現在ではこの醸造所の4代目の当主となっている。

社長室に入るとアン氏自らコーヒーを入れてくれた。
細かい商談の話は割愛するが、輸出には前向きの様子。
アン氏は私たちの話すことを一つとして漏らさぬようにきちんとメモを取っていた。
女性だからなのか、これまでのフラマン人とはまた違った印象で、知的で緻密で生真面目という感じがした。
またアン氏は私たちの話を聞くだけでなく、他の醸造所を訪問したときの事など、情報収集も怠らなかった。それだけ興味は持っているのだな、と感じた。


アン・デ・ライク社長

この後ティスティング。
4種類のビールだけでなく、蒸留酒、チーズ、ジャムなどビール以外にもいろいろな商品があって面白かった。

次に醸造所の見学。アン氏が順番に案内してくれた。
こんなときに聞きたいことがすぐに聞けないのは本当に情けないと思った。
と毎回思いながら英語はやっぱり身につかない・・・。


醸造所内を見学

ひととおり見学を終えて時計を見るともう午後2時。
あっという間に時間が過ぎて、3時間も長居してしまった。
ウェルカム・ルームもあったりと居心地の良い会社だったので、ついついゆっくりしてしまった。


ウェルカム・ルーム

 

■ブリュッセルへ

まだ夜までには時間があったのでデ・ライク醸造所を出てブリュッセルに向かった。
ホテルには一人で帰れますから、と堀越さんに告げて降ろしてもらった。
今回の旅では初めてのブリュッセル。まずはグランプラスに向かった。
やっぱりここに来るとようやくベルギーに来たんだ、という実感が湧いてきた。
しばらくの間、グランプラスの中をゆっくり歩きながら時間を過ごした。


グランプラス

それから小便少女のすぐ前にある「デリリュウム・カフェ」に入った。
ここは以前から話題になっていたので一度行きたいと思っていた場所だった。
ヒューグ醸造所の直営カフェで、なんでも2500種類(最低でも2004種類)のビールを置いているというすごい店だ。
ただあまり居心地の良い雰囲気でなかったし、とてもお腹がすいていたので、2杯ほど飲んだことのないビールを飲んで店を出た。


デリリュウム・カフェ

ぶらぶらしていて目にとまったのが「シェ・レオン」。
無性にムール貝が食べたくなって飛び込んでしまった。
4時過ぎなので店内はまだガラガラ。
もちろんムール貝とビール付のセットを注文。バケツいっぱいのムール貝はすごかったが、あっという間に平らげてしまった。
ビールを追加し、スープも飲んで、とやっているうちにお腹は満腹。
大満足で店を出た。


シェ・レオンでムール貝とビール

次に向かったのがグランプラスに近い酒屋さん「ビール・テンプル(De Bier Tempel)」 。
何かと気に入らない店ではあるが、欲しいものもあったし、市場調査を兼ねて買い物をした。


ビール・テンプル

そろそろ帰ろうかとブリュッセル中央駅に向かった。
駅構内に立っている時刻表を見てみるのだが、何度探しても目的地のビエールジュ(Bierges)が見当たらないのだ。
メトロの駅まで見に行ってみるが、やっぱり無い。

散々考えた挙句、仕方が無いので駅のインフォメーションのお兄さんに聞いてみると、とても親切に教えてくれた。
どうやらビエールジュはローカル駅で、途中で乗り換えなくてはいけなかったようだ。
乗り換えの手順を教えてくれた上に、そこでチケットも発券してもらい、ようやく列車に乗ることができた。
教えてもらったとおりオッティニー(Ottignies)で乗り換え、約50分でビエールジュの駅に到着した。

 

■恐るべしビエールジュ駅


ビエールジュ駅

しかしここでまた大変なことに気がついた。
駅には人が居ないどころか乗降客もいない、なんと土だけのホームで無人駅なのだ。
しかもやたらとホームが長く、どちらに出れば良いのかさえもわからない。
当初は駅で駅員さんにホテルの場所を聞けば良い、と簡単に考えていたのだが、人っ子一人いなくてはどうしようもない。

そうこう考えているうちにだんだん日が暮れてきた。
まず片方の方角に歩いてみた。しかしどうも暗そうだ・・・戻ろう。
今度はもう片方の方角に歩いてみる。突き当たったところで線路の下をくぐるトンネルを通った。
正直言うと、ヨーロッパでは良くある壁の落書きさえも恐く感じた。
あれっ、今度は床に何か落ちている、、よく見てみると男物のズボンだ・・・。
もしかしてここで男の人が強盗に襲われて身ぐるみはがされたのでは!?
次々に悪いことが頭をよぎる。


猛烈にホームが長い

じっとしていても仕方が無いのでそのまま歩き続けると高速道路を渡る歩道橋だった。少し高い場所なので周りを見回してみるが、ホテルらしきものは見当たらない。「Walibi」なんて看板があるが、、何なんだろう、、これは?

恐怖と不安が最高潮に達しようとしたその時、携帯電話が鳴った。
向こうの声の主は堀越さんだった。

「三輪さん、大丈夫?」

本当にタイミングが良くて神の助けのようだった。
それから30分ほど待ったところで堀越さんがわざわざ歩いて迎えに来てくれた。
堀越さんの顔を見たときには本当にほっとした。
堀越さんにとってはいちおう最寄の駅だそうなのだが、これまでに一度も利用したことは無く、「こんな駅は初めてだよ、勉強になった。」とおっしゃっていた。

実際には最初に歩いた方角の先にノヴォテルはあった。
ホテルに入って荷物の発送に関する打ち合わせ。
せっかく堀越さんに食事に誘っていただいたが、もうお腹がいっぱいだったので部屋に戻った。
ブリュッセルで購入したビールなど飲みながら、無事に戻れたことを一人で喜んだ。

※文中に出てくる「Walibi」とは遊園地のことでした。
ワーブルにある地域の名前の頭文字をとった造語で、Wavreの「wa」、Limalの「li」、Biergesの「bi」を合わせて名づけられたそうです。


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