第二日目  2002年3月4日(月)

ブリュッセル


Bieres Artisanales 店主と

6時半ごろ起きて朝食に下りてみるとほとんどが日本人のツアー客ばかりで驚いた。さすがローマ、ブリュッセルでは考えられないことだ。

朝食後チェックアウトして早めに空港へ。指定のゲートで待っているとゲート変更のアナウンス。その後予定の8時45分を過ぎてもまったく動きがない。結局飛行機に乗り込んだ後も遅れに遅れて10時過ぎにようやく離陸した。

12時にブリュッセル着、国鉄で中央駅へ。今回宿泊のメリディアンは駅のすぐ目の前だから安心だ。まずは数少ないベルギーの知り合いの皆さんに電話。明日の夜は一人で食事をしなくてもよくなった。ここで少し安心。

2時ごろ徒歩でポルト・ド・ナミュール駅方面へ向かう。外は少し暑いくらいの陽気でとても気持ちが良い。しかし目的の場所はなかなか見つからず何度も訪ね歩いてようやく見つかった。

いよいよやってきた”Bieres Artisanales”。ブリュッセルでも屈指のベルギービール専門店だ。もう欲しいビールのオンパレード。まずは頼まれたビールを順番に出してきてもらう。数が多いので店主も驚いているようだ。

途中新入荷のビールなど試飲させてもらいながら自分用のビールやグッズをゆっくり選んだ。そのうち店主がマイケル・ジャクソンの”Michael Jackson's Great Beers of Belgium”を出してきて「うちは"Where to buy Belgian Beer"のページにも載っているんだ。」というので「実はうちも載っている日本の酒屋なんです。」というと納得の様子。一緒に写真など撮った。

店主にタクシーを呼んでもらいホテルへ。荷物を降ろすポーターが呆れ顔で笑っている。それもそのはず、購入したビールは80本を超えていた。

まだ明るいのでグランプラスへ。こんなに早くこの広場に再会できるとは思っても見なかった。いつ、何度来ても色々な顔を見せる素晴らしい広場。

久しぶりにビールギルド(ビール博物館)に入ってみた。しかし中の電気は消されており、開店休業状態、3ユーロ払ってビールだけ飲んですぐに出た。

その後洋書屋さん、酒屋さんを物色、ビールの本や、今晩飲むビールなどを購入して再びグランプラスへ。そろそろお腹も空いてきたので、前回行きそびれた店へ向かった。

そこは"Brasseurs-Brouwers"といって、ギャルリー・サン・チュベールからグランプラスに入るすぐ手前に2001年7月に出来たばかりのマイクロブルワリー。何もここで食べることはなかったのだが、これまた今まで食べそびれていたワーテルゾーイを頼んだ。珍しく予想通りの味わいでとても美味しく食べることが出来た。レギュラービールは3種類あったので全ていただいた。しかし一人で飲んでいるとなんだか酔うのも早いような気がする。

早々とホテルに帰ってビールの梱包等。今日はくたくたに疲れてしまい10時ごろ寝てしまった。

 

※この日から通貨はユーロに換わっている。ベルギー・フランは2月末日を以って使えなくなった。

※ブリュッセル中央駅はまだ工事中。今回はチケット売り場も仮のものだった。

 


ビール博物館

ビール博物館の中

館内のバー

グランプラス


グランプラス 2


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