チヌの特徴と釣り方
磯釣りで釣れる魚の中でもチヌはとても人気の高い魚です。
こちらではチヌの特徴と釣り方について紹介します。
チヌの特徴
チヌの正式名はクロダイです。
関東地方ではクロダイ、関西地方ではチヌと呼ばれています。
警戒心が強く賢い魚として知られており、サイズも大きく引きも強いです。
様々なものを食べる雑食性の魚で、貝やエビ、カニ、小魚などの他にもスイカやコーンにも食いつきます。
チヌは高い水温を好む魚で、春になって水温が上がると浅場にやってきて産卵を行います。
この時期は「乗っこみ」と呼ばれており、チヌの活性も高くなります。
成長すると性転換する魚としても知られています。
小さいときは全てオス、2歳頃になるとオスとして繁殖にも加わり、4歳頃になると卵巣が発達してメスになります。
チヌの釣り方
チヌを釣りたいならやはり春から夏にかけての時期が良いでしょう。
産卵に備えて荒食いを始めるので、50cmオーバーの大型と出会える可能性も高くなります。
チヌは嗅覚の鋭い魚なので、遠くからでも餌のニオイにつられて集まってきます。
そのため撒き餌をしながら釣る方法が一般的となっています。
昼間はエビ撒き釣りやオキアミのふかせ釣りでチヌを狙っていきます。
狙うタナは底のほうで、仕掛けを作っているときにも撒き餌を行うことがポイントです。
夜になるとチヌはさらに活発になります。
夜釣りでチヌを狙う場合は青イソメを使った電気ウキ釣りが良いでしょう。
夜釣りではできるだけ仕掛けでトラブルを起こしたくないので、チヌを狙う場合もシンプルな仕掛けにします。
光る電気ウキが海面に沈んだらあわせるだけなので、初心者の方でも気軽に始められると思います。
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チヌの特徴、釣り方を参考にしてチヌ釣りをお楽しみください。