素材・仕上げ用語集
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古くから万年筆のボディに使用されている耐久性に優れた硬質のゴムです。通常は黒い色をしていますが、顔料を混ぜたマーブル柄などの色エボナイトも存在します。エボナイトはエボ焼けといわれる経年変化がありますが、それも味わいの一つと言えます。インクが馴染み吸収しやすい為、ペン芯にエボナイトを使うメーカーもあります。 |
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熱と圧力により金属に金を貼り付ける加工です。「GF(Gold Filled)」「RG(Rolled Gold)」などと表記されます。ゴールドプレート(金メッキ)よりも高価で、高級感のある光沢です。14金張り、18金張りなどがあります。 |
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錫(すず)に似た銀白色の硬い金属です。錆に強く、防錆を目的としてメッキに使用されます。成型後のクリップやリングなどの複雑な形のものにもクロームをかぶせることができます。 |
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金属に対して金・銀で化学的に皮膜を作る加工です。この処理により耐久性が上がり、光沢も出ます。「GP(Gold Plated)」などと表記されることもあります。 |
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純度92.5%以上の銀を純銀(スターリングシルバー)と呼びます。温かで柔らかな輝きが魅力で、ボディ素材そのものや、キャップリングやボディリングの素材として用いられています。時とともに味わいが増し、銀独特の感触とエイジングが楽しめます。 |
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鉄・ニッケル、クロームの合金。耐久性があってキズがつきにくくなっています。ボディやペン先の素材として用いられます。 |
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味わいある複雑な色柄が自由に出せる綿花を主原料とした樹脂の一種です。手にしっとりと吸い付くような柔らかな感触も魅力のひとつです。昭和30年ごろまではよく使われていました。取扱いが難しいために、現在では一部メーカーのモデルでのみ扱われています。 |
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圧倒的な存在感と輝きを放つ金の塊を意味します。14金無垢(58.5%が金。残りが銀、銅、パラジウムなどの素材) 、18金無垢(75%が金。残りが銀、銅、パラジウムなどの素材) などがあり、ボディ素材そのものや、キャップリングやボディリングの素材として用いられています。 |
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2つの色が混在している仕上げです。金・銀2色仕上げのペン先や胴軸とキャップの色が異なる場合などを指します。 |
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スターリングシルバーにゴールドプレートしたものを指します。ボディ、クリップ、リングに使われます。 |
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ブラス、黄銅(おうどう)とも言われます。適度な重みと強度を持つ銅と亜鉛の合金です。 |
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美しい白銀色の輝きを持ち、希少価値が非常に高い金属です。(国産メーカー)プラチナのペン先の素材に使われています。 |
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金に10~15%のパラジウム(又はニッケル)を混ぜたものです。ペン先やボディの素材に使われています。 |
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漆を用いて文様を描き、金銀粉を蒔いた後、さらに加工研磨する日本の伝統技法です。筆記具に落ちてもパイロット(ナミキ)、プラチナ、ペリカン等のブランドが一流の蒔絵技師を起用し、さまざまな技法を用いて芸術品とも言える作品を生み出しています。 |
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科学的に合成された塗料を厚く塗った仕上げです。金属の上から施され、熱や湿度に強いのも特徴です。 |
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ジュエリーにもよく用いられる高価な白金系の金属です。ペン先やボディのコーティングに用いられ、美しい光沢や強度、耐食性が得られます。 |
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樹脂の総称です。光沢感があり、微妙な色彩を表現できます。様々なブランド、モデルで用いられている素材です。。 |