困った!カレーのシミ!
2019.7.26
カレー、カレーうどん、カレーパン。
どれもおいしいですよね。食べているときにちょっとシミがついてしまう。
こんな経験ないですか?どうすればカレーのシミを落とすことができるのでしょうか?
すぐに洗う
カレーには何種類もの香辛料、油、エキスなど色々な成分が入っています。だからおいしいのですが…
しかし、この色々な成分が衣類についてしまうと、非常に落としにくいのです。
カレーがついたら、とにかく早く落とすこと。衣類にしみ込む前に処理しましょう。
洗い方は?
カレーのシミは時間が経ってしまうとどんどん落としにくくなります。
カレーに含まれる香辛料が、染料のように衣類にしみ込んでしまいます。
洗濯する前に、水洗いできるかの確認をしてください。できない場合は専門のクリーニング店などへ相談しましょう。
では、落とし方です。
①汚れ部分を軽く濡らす。
②洗剤をつける。
③軽くもみ洗いする。
④洗い流す。
これでも取れない場合は繰り返してください。
デリケートな衣類には
デリケートな衣類の場合は、もみ洗いすると繊維が傷む場合があります。
そんなときは、歯ブラシを使います。
①汚れた面を少し濡らし、
②洗剤を塗る。
③当て布を置き、汚れた部分を当て布に当てるようにして置く。
④生地の反対側から、歯ブラシで軽くトントンとたたく。
⑤当て布の位置をずらして、繰り返す。
⑥通常の洗濯をする。
このように優しく扱ってください。
それでも落ちない場合。
ここでは酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)をおすすめします。
酸素系漂白剤は塩素系のものと違い、繊維を傷めにくく、塩素ガスも発生しませんので、安心して使えます。
①40~50℃のぬるま湯を用意する。
②酸素系漂白剤を入れる。
③1時間ほど浸け置きする。
④通常の洗濯をする。
これでかなりの汚れが取れるはずです。
日光に当てる??
天然系の色素は、どうしても日光で劣化しやすくなってしまいます。紫外線が色素を分解してしまうのです。
カレーはこの天然の色素のようなもので、繊維に染まっているような状態になっています。日光に当てると、カレーも同じように劣化していくのです。
どうしても取れないカレーシミは日光にあててみてください。薄くなっていくと思います。日光に当てすぎると、繊維が傷んでしまうので、当てすぎには注意をしてください。
Tシャツなど衣類を長く使っていると、色が薄くなったと感じたことはありませんか?
これは繊維に染めた色素が、紫外線で劣化していっているのです。衣類は日光の光でも褪色しないように、様々に調整しています。繊維製品には日光による褪色の基準があり、ある程度は日光でも褪色しないように工夫されています。それでも長く日光に当たると、どうしても退色していってしまうのです。
天気が良いからといって、日が当たる場所に長時間干してしまうと、色が薄れてしまいます。陰干しをする、裏返して干す、など工夫をしましょう。
おすすめはこちら
りころ
re:koro りころ しみ抜きキット
販売価格(税込)3,850円
詳しい商品情報・ご購入はこちらから原産国 | 日本製 |
成分 | 界面活性剤、安定化剤、水軟化剤、アルカリ剤、分散剤、香料 |
液性 | アルカリ性 |
用途 | 水洗いできる綿、麻、化繊用シミ抜き洗剤 |
正味量 | 各10ml |
衣類を大切に使いたい方へ。
りころ(re:koro)には3種類のしみ抜き剤がセットしています。
カレーの汚れにはAとBを交互に使ってください。(裏ワザ)
付属の天然ブラシでトントンとやさしくたたいてください。
過炭酸ナトリウム
eco friend 過炭酸ナトリウム 1kg
販売価格(税込)660円
詳しい商品情報・ご購入はこちらから成分 | 過炭酸ナトリウム |
液性 | 弱アルカリ性 |
用途 | 衣類・台所製品などの洗浄、漂白、洗濯槽のカビとり等 |
正味量 | 1kg |
酸素系の漂白剤です。カレーは色素なので、その色素を漂白することができます。
塩素系と違い、塩素ガスを発生しませんので安心です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!