泥汚れの落とし方

2019.7.9

子供が帰ってくるとドロだらけ。なんてことありませんか?
野球やサッカーなどのスポーツでついた頑固なドロ汚れにも困ったものです。
効果的なドロ汚れはどのようにして洗濯すればいいのでしょうか?

まずは洗わない

洗わないとはどういうことでしょうか。
ドロ汚れの原因は、土や砂です。細かい土や砂が繊維に入り込んでいます。このドロは、通常の洗濯だけではなかなかうまく取り除けません。
ドロ汚れは、まずは乾燥させましょう。
靴の裏に付いたドロなどを想像してみてください。濡れているときは取れにくですが、乾燥するとポロッととれますよね。

洗濯方法ですが、まずは洗濯せずに乾燥しましょう。乾燥することで、ドロが乾いて浮かび上がってきます。
それをはたいて、洗濯用のブラシや歯ブラシ、たわしなどで繊維の方向に丁寧にかき出していきます。(このとき繊維が傷まないように注意しましょう)
そうすることで、乾いたドロが簡単に取れていきます。

通常の汚れでは、いかに早く洗うかによって汚れ落ちが変わってきます。ですが、ドロ汚れは、逆に先に乾燥するということがポイントになってきます。早く洗いたいのを少しだけ我慢して、乾燥させてください。

では、洗濯方法です。

一旦、乾かせてドロを取り除いたあと、洗濯していきます。
効果的なのは、固形石けんです。洗濯用のものもありますが、体洗い用のものでも使えます。
①少し濡らして、石けんを汚れ部分にこすりつけるように擦りこみます。
②ブラシなどで丁寧に汚れをかき出します。
③ぬるま湯で洗い流す。
汚れがひどい場合は、これを繰り返して、通常の洗濯をしてください。

泥とは、水が混じった土のことで、地質学的には粒子の大きさまで決まっているようです。
古くから泥は陶磁器や壁材などで活用されていますが、美容関連では泥パックや泥洗顔なんてものも。
美容用の泥は様々な種類があります。火山灰や火山土からとれた泥、海底からすくい上げた泥、溶岩からつくられた泥なんてものもあります。天然の泥は、粘土質など非常に粒子が細かいものでできているので、毛穴などの汚れをスッキリかき出してくれます。また、たくさんの天然のミネラルも含んでいる場合もあるので、お肌に合うようです。
泥染めやベンガラ染めなど、泥をつかった染物もあります。これは泥の中に含まれる鉄分が反応して色が染まるようなのですが、赤や青など、泥からは想像できないきれいな色になります。
泥の中には長きにわたって様々なものが蓄積されているので、いろいろなところで活用できそうですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

筆者しょうかい

ふるしゃわー

この記事を通じてみなさんに木村石鹸のことを
好きになってほしいと願って本気で頑張るベテラン社員です。