海外旅行×洗濯

2019.6.17

海外旅行に出かけるときは、荷物をなるべく減らしたいですよね。
下着などの衣類を洗濯すると荷物もぐっと減ります。
では、海外旅行中に洗濯するときに気を付けることは?

乾燥が問題

海外では、日本よりも湿度が低いところが多いですが、せっかく洗濯したのに乾かない、なんてならないことがないようにしましょう。
デニムなど、生地が厚い素材のものは洗わないほうが無難です。
逆に、ポリエステルなどの薄い化学繊維の生地のものは、乾くのが早いので洗濯はお勧めです。
Yシャツなどの水分を除こうとして、固く絞ってしまうと、シャツがシワしわになってしまいます…
そんな場合は、バスタオルやフェイスタオルを利用しましょう。
乾いたタオルに洗濯ものを重ねて、洗濯ものの水分をタオルに移します。タオルごと巻いていって、最後に上から踏むとかなり脱水できます。
このひと手間で乾燥がずいぶんと早くなります。朝出発のときに濡れた洗濯ものをバッグに入れると、菌が発生して臭いの原因にもなりますので、乾燥はしっかりしておきたいですね。

洗剤は?

洗剤を持ち込む場合は、粉末のほうが望ましいですね。液体だと漏れる可能性があるし、重さも気になります。
粉末洗剤を容器や小袋に入れて持ち運ぶ方法がいいですね。小さな包装のものや、チューブタイプの洗剤もあるようですので活用してみてもいいかもしれません。もちろん、アメニティなどの固形石けんなどを使うと、そもそもの用意がいりませんよね。洗濯はすすぎをしっかりするのであれば、固形石けんでも十分です。

準備

日本からもっていくべきものは、
①洗剤
②ハンガー、ピンチ
③大き目のチャック袋
④洗濯ロープ
です。
洗剤は粉末がお勧めです。粉末の場合は溶け残りの心配があるので、できるだけぬるま湯で先に完全に溶かしてから洗濯ものを入れましょう。
ハンガーは、ホテルによってはクローゼットから取り外せない仕様になっていることがあります。針金製の細いものや、折りたたみできるものも市販されています。
大き目のチャック袋は、部屋に浴槽や洗面台に水がためれないときに便利です。洗剤を水を入れて洗濯ものを入れ、押し洗いをします。簡易な洗濯機ですね。
浴槽に洗濯ロープがあって洗濯ものを干せる仕様になっていることがあります。しかし、浴室は湿気がこもりますし、洗濯ものがあると入浴できません。室内で干すほうが乾きやすくなります。ホテルでは空気が乾燥していることが多いので、洗濯ものの湿気で加湿になって一石二鳥にも(?)

では、洗濯の手順です。

①粉末洗剤を湯船、洗面台に入れる。(水がためれない場合は、大きなチャック袋に)
②ぬるま湯を入れて、洗剤を完全に溶かす。
③洗濯ものを入れて押し洗い。
④水を入れ替えてすすぐ。泡が出なくなるまで繰り返す。
⑤水分を切る。固く絞ると型崩れやシワになるので、たたんで押さえつけるようにして脱水する。
⑥乾いたタオルを広げ、洗濯ものを置く。
⑦タオルを洗濯ものごとくるくると巻き、上から踏んで水分をタオルに移す。
⑧洗濯ものを裏返して⑦を繰り返す。タオルに予備がある場合は、乾いたタオルで繰り返す。
⑨室内にハンガーで干す。なるべく洗濯ものの間隔をあける。

※窓があるからといって、洗濯ものを外に干すのはやめましょう。不可の地域があったり、洗濯ものが飛ばされると危険な場合があります。

海外の水

水には「硬度」といわれるものがあります。これは「軟水」や「硬水」を判断するための基準です。
水には、カルシウムやマグネシウムが溶け込んでいます。水1000ml中に溶け込んでいるカルシウムとマグネシウムの量によって表します。WHO(世界保健機関)の基準で、120mg/L以下が「軟水」、120mg/L以上が「硬水」となります。
一般に、日本は軟水で、ヨーロッパは硬水といわれます。アジアでも中国や韓国も硬水が多いようです。
日本の水道では、基準値は300mg/Lで、目標値は10~100mg/Lになっています。
出汁をつかったり、米を炊いたりする日本食には軟水が、肉を煮たり、パスタをゆでたりするのは硬水が適しているようです。
それぞれの地域の水にあうように、料理が変化してきているんですね。
ちなみに、日本酒では硬度が高いと辛口に、低いとなめらかなイメージになるようです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

筆者しょうかい

ふるしゃわー

この記事を通じてみなさんに木村石鹸のことを
好きになってほしいと願って本気で頑張るベテラン社員です。