毛布の洗い方

2018.12.7

秋から春にかけて毛布を利用しているご家庭は多いと思います。
ふっくらした肌触りが好き、布団に入った瞬間が暖かいなど。
でも、掛布団とは違いカバーをしないので汚れが気になるところです。
ではどのように毛布を洗えばいいのでしょうか。

まずは毛布の種類を知ろう。

毛布の素材には大きく3つに分かれます。
①化学繊維 ②動物繊維 ③綿繊維  
それぞれの特徴を見ていきましょう。

化学繊維の毛布の特徴

化学繊維は年々進化してきていて、素材も編み方も豊富にあります。アクリルだけでなく、ポリエステルやレーヨンなどの組み合わせも増えてきています。
最近ではマイクロファイバーやフリース素材だけでなく、発熱加工や消臭加工など様々な加工方法もあります。
素材の特徴としては、全般に軽いと言えると思います。化学繊維なので、比較的静電気によるホコリなどを吸着しやすくはなっています。(最近は帯電防止加工を施しているものが多いとは思いますが。)
繊維の編み方によって少ない量でかなりボリュームを出せることができる素材です。
素材としては吸湿しにくいものが多いですが、洗濯後の脱水力があり、乾燥が早く済みます。

動物繊維の毛布の特徴

ウールやカシミアなどは昔から暖かい高級毛布として知られていますよね。他にもアンゴラ、アルパカ、ラクダなど様々な動物の毛からできた繊維の毛布があります。動物繊維は種類によっても肌触りが違います。
数としてはウールが多いと思いますが、アンゴラは手触りや滑らかだったり、カシミアは光沢があったりとそれぞれ特徴があります。動物は自分の体を保温するための毛なので保温の力は強いんです。
特に動物繊維では洗濯に気をつけないといけません。しっかりと洗濯絵表示を確認してください。おそらく中性洗剤で洗うようになってと思います。洗い方によっては縮んだりする原因になりますので要注意です。

綿の毛布の特徴

綿は下着やタオルなどにも使われているので一番身近な繊維ですね。
ウールほどではないですが汗などの水分も吸収しやすく、洗濯もしやすいので取扱いやすい繊維です。保温を高めようとするとどうしても厚くしないといけないので、毛布としては重くなりがちです。

毛布の洗い方

それでは、毛布の洗い方です。
まず素材の特徴を理解し、洗濯絵表示をよく見て、洗い方をみてください。
毛布を洗う時のポイントは3つ!

1. 素材の特徴を確認しましょう。

毛布はいろいろな素材のものがあります。ご家庭でも何種類もの素材のものを使っているかもしれません。洗濯表示を注意して確認してみましょう。
そこで洗剤選びですが、化学繊維と綿は中性洗剤、アルカリ洗剤、石鹸でもOKです。動物繊維は中性洗剤、おしゃれ着用洗剤を選びましょう。

2. 大き目の洗濯機で。もしくはお風呂で押し洗い。

動物繊維の場合は縮みの原因になりますので、なるべく洗濯機ではなく風呂桶などに入れてゆっくり押し洗いすることをお勧めします。その際にお湯は使わないようにしましょう。ぬるま湯程度までで。
化学繊維や綿の場合は、洗濯機が使えます。最近の洗濯機には毛布洗いコースがありますので確認してみましょう。あるようでしたらこのコースを利用してください。
洗濯機には、無理やり毛布を詰め込まないようにしてください。洗濯できないだけでなく、故障の原因になりますので。
洗濯機に入れる際は市販で大きな毛布用の洗濯ネットなども販売しているので利用してみるのもいいと思います。

3. 乾燥

毛布の洗濯の中で結構重要なのが、乾燥です。素早く乾燥しないとせっかく洗ったのに雑菌が繁殖してしまう原因になります。
物干しを2本並べて2本に渡すようにかけるなど、なるべく早く乾燥できるようにしましょう。
コインランドリーで乾燥させた場合は、持ち帰ったあとに扇風機をあてて余熱をとるようにしましょう。
動物繊維の場合は乾燥機は使用できませんので注意してください。

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毛布のいろいろ

「毛布」というのは文字の通り、本来は「毛」でできた「布」。そもそもは、羊毛(ウール)でできたものでした。日本には明治に入ってきて普及してきたようです。ウール素材は保温性だけでなく、吸放湿性も高いので寝心地がよく好まれてきましたが、高価なものなので最近では化学繊維のもののほうが多くなってきているようです。
毛布は素材だけでなく、編み方・織り方も様々な種類があります。マイヤー編みといって毛が密集して長く立っている編み方や、綿などによる平織といわれる織り方、タオルのようなパイル編み、最近ではマイクロファイバー毛布やフリース毛布、吸湿発熱素材などなど。
みなさん毛布にはこだわっていますでしょうか?寒い日に布団に入った瞬間にひやっとするのもいやですし、肌触りがよく、暖かいと幸せを感じますよね。
せっかくの毛布ですので洗濯して大事に使いたいものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

筆者しょうかい

ふるしゃわー

この記事を通じてみなさんに木村石鹸のことを
好きになってほしいと願って本気で頑張るベテラン社員です。