TSシステム縫製とは・・・

  • 一部手縫いの良さを残したミシン縫製
  • 東レ独自の縫製技術、素材や服素材の選定により洗濯機で丸洗いが可能
  • 縫製パターン、縫製仕様書の整備による品質の均一化
  • 着用、洗濯を繰り返しても型崩れしない

『ご家庭で安心して洗えるきもの』を東レシルックきものがとことん追求。
結果生まれたのが、TSシステム縫製です。

工場風景

“東レシルックきもの”は、デザインから縫製・出来上がりまで独自のこだわりがあります。

1、パターン

目打ちや衿肩明きにこだわり着物本来の美しさを生かした上で、人間工学的観点や工業縫製に適したパターンを開発。

2、型入れ、ゆのし

生地の伸び縮みや、仕立て上り後のフクロ・ツレを防ぐため、他のポリ着物では割愛されがちな
ゆのしの手間をかけることで、ご家庭での洗濯にも対応できるようしています。

3、裁断

東レシルックきもの専用に開発された堅刃裁断機を使用し、正確かつ美しいきものに仕上がるよう裁断します。

4、縫製

意匠要素をもつ、目に付きやすい縫い部に関しては手縫いを。背中心や脇など着用時に力の入りやすい部分に関してはミシン縫いを。
手縫いとミシン縫いの使い分けをおこなっています。さらに、縫製の途中段階でアイロン掛けをすることにより、美しい縫い目となります。
縫目のヨレを防ぐよう設計された特殊ミシンや、付属品・ミシン糸・手縫い糸の全てをポリエステル100%にするなど、
細部にまで“家庭の洗濯機で洗える”ことを念頭においた縫製を行っています。 ※仕立直しを前提としてはおりません。

5、アイロン

縫代始末とキセアイロンをおこなうのはもちろん、縫製中にも適宜アイロンを掛けることで、
収縮や変色チェックを行うと同時に美しい縫製状態を保ちます。

6、検査

着丈・裄丈・袖丈・前幅・後幅の寸法検査。縫い目にヨレや蛇行がないか、
袖、つま先、衿先のカタチが正しく仕立てあがっているか、「つれ」「ふくろ」「かぶり」がないかを調べる吊り下げ検査。
1点1点丁寧に「TS縫製検査基準」に基づき検査を行い、合格したものだけがお客様の手元にお届けされます。

7、検針

お手入れやお洗濯、製品表示について

東レ株式会社 東レシルックきものHP を、どうぞご覧下さい。