初夏・ベネチア展

初夏のたのしいこと、ここでみつけてみませんか?

ガラタバザールで「初夏・ベネチア展」を開催することになりました。

トルコキリムやじゅうたんを専門に扱っている当店で、イタリアのベネチア?と不思議に思われるかもしれません。けれど、トルコのものとは趣の異なるデザインやガラスの色合いがとても魅力的なので、ベネチアガラスのランプシェードについては、以前から少ないながら取り扱いをしていました。

今回、以前からお取引のあるベネチアン・ガラスの専門店さんからお誘いをいただき、
私たちが選んだランプシェードに加えて、お取引先のご協力により、
インテリア雑貨、アクセサリーなどもあわせてご紹介します。

スタッフのおすすめ商品
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ミルフィオリ 
ガラスランプ・ペンダントランプ
Millefiori Glass Shade Light

一目見たときに「これだ!」と思いました。明るさの違う青いのガラスに、黄色や赤といったアクセントになる色が所々に入っていていつまでも見ていられます。

ただ美しいだけでなく、伝統的な技法もふんだんに取り入れられたおすすめのランプシェードです。

ムラーノ 
ガラス・ロングネックレス
Venetian Handmade Glass Necklace

水色やエメラルドグリーンの透明なガラスが、光に透かすと一層きれいです。

さらに、アクセントになっているビーズの中には、花模様のミルフィオリ、金箔など小さなビーズの中に可憐な装飾がほどこされていて、いろいろな角度から眺めて楽しいネックレスです。これほど魅力たっぷりなのに、軽いので付け心地が良いのもうれしいです。

ベネチアガラスとクリスタルの香水瓶
Venetian Glass  & Crystal Purfume Bottle

ミルフィオリとクリスタルをあわせた手のひらサイズの香水瓶。

クリスタルを光にかざしてぐるぐる回しながらみてみると、瓶の中に花が広がって、ちいさな万華鏡みたいで感動しました。

ムラーノ島
ベネチアガラスの工房が集まる島

ムラーノ島はアドリア海に浮かぶベネチア本島から水上バスで5分ほどの場所にあります。

13世紀、優れた技術を持つ職人の流出を防ぐために、ベネチアガラスの工房はすべてムラーノ島に集められ、職人たちが切磋琢磨して美しいガラス製品を生み出しました。

そして、ベネチアガラスの長い歴史の中で、「ミルフィオリ」や「アベンチュリン」といったベネチアガラス独自の技法が誕生したのです。

職人が作り出したガラスは、東方貿易で栄えたベネチアの重要な輸出品となりました。
16世紀はベネチアガラスの黄金期とよばれ、オスマン朝のもと繁栄を享受していたトルコでも愛好されたほか、ヨーロッパ各地の権力者がこぞってベネチアガラスを収集したといいます。

現在でもムラーノ島、そしてベネチアの名産品としてベネチアガラスは世界中の人に親しまれています。