窓ガラスの装飾や光のコントロールに。
フィルムのウラ面とガラス全面に、たっぷりの水をスプレーしながら貼り付ける方法です。
用意するもの
カッター
ハサミ
ものさし
メジャー
セロハンテープ
タオル
霧吹き
スキージー
中性洗剤
注意事項
- 必ず部屋の中側にお貼りください。
- 施工の際は、窓を開けるなど、部屋の換気をしながら作業を行って下さい。
- ガラスクリーナー等は使用しないで下さい。
- 新しいガラスや、フッ素加工されたガラスは接着しにくい場合がありますので入念に洗浄して下さい。
- 次の環境下での作業はお避け下さい。
1.室温および貼り付ける面が約5℃以下の場合(ノリが硬くなり接着力が低下する場合があります)
2.室温および貼り付ける面が約35℃以上の場合(位置決め、水抜きがしにくい場合があります) - 巻クセをできるだけなくしてからお貼り下さい。
- フィルムは折り曲げないようご注意下さい。
- 水垂れによる汚れ防止のため、床に新聞紙などを敷いてから作業する事をお勧めします。
- 重ね貼りをすると、はがれやすくなりますので、おやめ下さい。
- ガラスにキズをつけないよう、必ず良く切れるカッターをお使い下さい。
手順
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- 1貼る前の準備
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1.中性洗剤溶液を作る
200ccの水に中性洗剤を約2〜3滴入れ中性洗剤溶液を作ります。
※中性洗剤溶液は貼り付け作業をしやすくし、仕上がりをきれいにするために使います。 -
2.ガラスの洗浄
ガラス面に中性洗剤溶液をスプレーし、スキージーを使って汚れ等を洗い流します。
※特にゴム枠は入念に洗浄して下さい。
※ガラスクリーナー等は使用しないで下さい。 -
3.フィルムのカット
フィルムを貼るガラス面より、縦・横2cmずつ大きめにカットします。
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- 2貼り付け準備
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カットしたフィルムのウラ紙(保護フィルム)を角からゆっくり3分の1程度まではがし、フィルムのノリ面に中性洗剤溶液をたっぷり(全体につくように多めに)スプレーします。
※ノリ面とガラス面に中性洗剤溶液がついていない部分がありますと、水や気泡が残り仕上がりがきれいになりませんので、全体にまんべんなくたっぷりとスプレーして下さい。
※フィルムとウラ紙がはがれにくい場合は、セロハンテープをフィルムとウラ紙の両面に貼って引っ張ります。
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- 3仮貼り
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1.ガラス面にスプレー
ガラス全面に中性洗剤溶液をたっぷり(全体につくように多めに)スプレーしてください。 -
2.仮貼り
フィルムをガラスに仮貼りし位置決めをします。 -
3.ノリ面にスプレー
貼る位置が決まりましたら、残りの3分の2のウラ紙(保護フィルム)をはがしながら、ノリ面に中性洗剤溶液をたっぷり(全体につくように多めに)スプレーして下さい。
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- 4空気と水抜き
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フィルム表面にスプレーし、スキージーを使って中央から上下左右に空気と水を抜きながら軽く押し出して下さい。
※スキージーを使用しますと空気と水を抜きながら圧着でき、きれいに仕上がります。
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- 5余分なフィルムのカット
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全面を貼り終えたらフィルムの角に切り目を入れます。
次に周囲をガラスのフチから2〜3mmあけるようにして余分なフィルムをカットします。※フィルムがガラスのゴム枠にのるとはがれやすくなりますのでお止め下さい。
※ガラスへのキズつきを防ぐ為、必ず良く切れるカッターで刃をねかせてカットして下さい。
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- 6仕上げ
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フィルム表面にもう一度たっぷりとスプレーし、スキージーを使って空気・水残りのないようにしっかりと圧着して下さい。
(圧着が不足していますと気泡が残る場合があります)※乾燥(完全に密着)するまでにかかる時間の目安
→夏:1日 冬:4〜5日
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- つなぎ合わせをする場合は・・・
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2cm程度フィルムを重ね、重ね合わせた真ん中部分を定規を使って切り、余分なフィルムを取り除きます。
(時間経過によりスキ間ができる場合があります。)