ジョエル・ロブションは正確、率直そして誠実な言葉でワインを語りました。
これら三つに重きを置いた私たちのセレクションを、彼もとても気に入ったことでしょう。
そこに私たちは「感動の共有」をプラスしました。
どの銘柄も厳選され、品質面と価格面で優れています。そして他では手に入らない限定品もあります。
選りすぐりのヴィニュロンたちは、畑を美しく耕し、テロワールにかつてないほどの手間暇をかけ、唯一無二のスタイルを持つ、真心のこもったワインを生み出します。
その中には、ジョエルにとって思い入れが強かったスペインの生産者も含まれています。
そして何よりシンプルに美味しいこれらのワインは、一瞬で喜びを与え、難解な分析や目を眩ませる理屈めいた描写を必要としません。
ジョエル・ロブション・セレクションの名を冠し、さらに美しくなったボトルデザインへのこだわりも大切にしています。
アントワーヌ・エルナンデス
ジョエル・ロブション・グループ シェフソムリエ
素晴らしいブドウ畑の丘陵を擁する、歴史あるマルヌ県アイ村。フランシス・トリボー氏は2004年より、この村にある小さなメゾンの当主兼シェフ・ド・カーヴを務めています。
ドメーヌの面積は15ヘクタール強で、その多くは最上級のグラン・クリュの地区。トリボー氏が行うブドウ栽培では、常に環境への配慮を欠かしません。
ワイン醸造のエキスパート資格を有しており、偉大なシャンパーニュにおける基礎であるアサンブラージュ(ブドウのブレンド)の技法を知り尽くしているトリボー氏。扱うブドウ品種はピノ・ノワールとシャルドネの2種のみで、自由自在に昇華させます。
アイ村にあるグラン・クリュ区画「ロリドン」のシャルドネに由来する自然酵母でアルコール発酵が行われ、キュヴェごとの特性が守られるようドザージュが調整されています。
ラリエが愛好家から偉大なグラン・シャンパーニュと認められているのは、こうした特徴と努力の結晶のすべてがあってこそなのです。
フォジェール地方のワインは、ペズナとベジエの北、ベダリュー村の南に位置する7つのコミューン(村)で生産されています。
フルトゥーのソフィー・バルディとティボー・バルディは、常に素晴らしいフォジェール・ワインを生み続けてきたヴェロニク・アルキエとジャン=ミシェル・アルキエの頼もしい後継者です。
ジョエル・ロブションは生前このドメーヌのワインに常に夢中で、その豊かな特徴と品のある力強さ、爽快なバランス感と心地よさを好んでいました。
アルピーユ山脈、レ・ボー・ド・プロヴァンスの中心にある素晴らしいドメーヌ。
オーナーはロレンツォ・ペリチオーリ氏で、11ヘクタールのブドウ畑を所有しています。
プロヴァンス地方を代表する造り手として、世界で名声を博するドメーヌ・ド・トレヴァロン。
その当主エロワ・デュルバック氏の息子、アントワーヌ・デュルバックが当ワイナリーの醸造長を勤めています。
父親譲りのそのトレヴァロン・イズムを引き継ぎ、エレガンスと美しさが輝く新世代のプロヴァンスワインを生み出しています。
モンティリウスとは、エリックとクリスティーヌ・ソーレル夫妻の3人の子供たちの名前:MON(Manon)--TI(Justine)--RIUS(Marius)を短く繋げたものです。
ソーレル家は ブドウ栽培の美しい哲学のもと20年以上前にビオディナミ(月の満ち欠けなども取り入れた有機農法)に転向し、ドメーヌの運営を5世代にわたり引き継いでいます。
ロワール地方、サン・アンドラン村の丘陵の南西側に位置するドメーヌ・デュ・ブショ。10ヘクタールのソーヴィニョン畑を誇ります。
この地で生まれ育った若く才能あふれるヴィニュロン、アントワーヌ・グフィエ。
2018年に鮮烈な登場を果たしました。今後当地方を背負っていくことが期待される、期待の生産者です。
天候と土壌を最大限に尊重し、野生酵母のみを用いて醸される美麗な自然派ワインを生み出します。
ワイン名にもなっているVitaeとはラテン語で「命」を意味し、まさしくサン・アンドラン村のテロワールの生命力を感じさせる1本です。