赤ちゃん筆とは
「胎毛」とは何か、 皆様ご存知でしょうか?
これは、お母さんのお腹の中で赤ちゃんを守るために生える産毛の ことです。生まれたばかりの赤ちゃんしか持っていない胎毛は、とても柔らか く繊細で、 「毛先」 があります。そのため、この胎毛を使った“赤ちゃん筆” を作るチャンスは「一 生に一度」だけしかありません。それだけに、長年伝統的な筆作りを行ってきた私共も、 大変緊張し ながら最初の一本を作ったことを覚えています。そして、できたばかりの “赤ちゃん筆” を、依頼された友人に届け ると、「これは生涯の宝物だ!」 と、とても喜ばれました。 今でも、その時の感動を忘れることができません。
私たちの” 赤ちゃん筆” 作りですが、お陰さまで、今では私どもの
工房には、毎日たくさんの柔らかな 「胎毛」 が送られてきます。
「胎毛筆」 は、古くから、 生まれた子の頭脳明晰・ 健やかな成長を願っ て作られてきました。
それだけではなく、 両親の深い愛情がこめられた一生に一度の贈り 物であり、子にとっては自分の身体の一部でつ
くられた「お守り」。 そして、 「親子の強い絆」 の証でもあります。
今でも私たちは、一本一本に想いを込め、 愛を込めて、 誠心誠意、
筆づくりをさせて頂いています。
喜んで頂けるお客様がいらっしゃる。 この喜びが一人でも多くの方 に、伝わりますように。
そして、“赤ちゃん筆” が親子の深い絆となりますように...。
伝統の技と愛情を持った職人が、 今日もあなたの胎毛が届くのをお待ちしております。
創業200年の伝統を誇る、筆作りの技術を伝承した職人が今も
ひとつひとつ手作りで製造しています。
一般的な書道筆や化粧筆と違って一人一人赤ちゃんの髪質によ って違う柔らかくて繊細な髪の毛を一本の筆にするまで多くの 工程を経て作られます。。
自社工場で徹底管理のもと、 厳選した資材の仕入れから、 素材を厳選し、筆を収めておく箱タイプや飾れるタイプの木箱なども全
てひとつひとつ手作業で製造しております。
中でも、耐久性のある桐材をベースとした桐箱は、大変腐食に強く耐火性にも優れており一生の記念品を大切に保存しておくこと
ができます。
弊社では様々なバリエーションの商品をご用意しております。
今も昔も変わらない桐箱タイプやお子様の顔写真やメッセージとともに記念に残せておける飾れるタイプの商品、 またジュエリー
タイプなど豊富なラインナップとなっております。
これからすくすくと成長される赤ちゃんとご家族の、 笑顔も涙も見守ってくれるお守りになることでしょう。