バッファローレザーとは、草原や沼地、河川などに生息する水牛の革のことを言います。
雄だと1トン前後、雌だと800㎏前後まで成長します。
バッファローレザーは、厚みがあり丈夫。
特に表面は、一般にしている革の中でダントツの強度を誇ります。オイルを豊富に含むレザーなので柔軟で肌触りが良く、経年変化しやすい革でもあります。
その表面は独特のシボ模様で唯一無二の表情です。そのシボがあることで表面に傷がつきにくいといった効果もあります。
水牛というくらいですから水にも強いですが、革としては他の革と同様に水に濡れた時にはできるだけ早く拭きとるようにしましょう。
【バッファローレザーの特徴】
1.厚みがあり丈夫
バッファローレザーは、革の厚みがあり、表面の強度も大変強い革です。その強度は、牛革、羊革、山羊革よりはるかに強いです。適切にメンテナンスしていけば経年変化もあって、愛着をもって長く使えるでしょう。
2.美しいシボ模様
バッファローレザーには野生的な雰囲気の大きめのシボ模様があります。染色の過程で、レザーを細かく揺さぶりながら染め上げることで、凹凸部分に陰影がくっきりと出てたり、色むらが出たりします。その陰影や色むらがアンティーク感を醸し出し、非常に雰囲気のある革になります。
3.オイルを豊富に含み、水にも強い
バッファローレザーは、オイルを豊富に含み、柔軟性にも富んだ革です。オイルを豊富に含むため、一般的な革に比べると水にも強いです。ただし、バッファローレザーも水牛の革とは言え、革製品なので、耐水性に過信は禁物です。防水すれーを使用するのが良いでしょう。
4.経年変化
革製品の所有の醍醐味である経年変化、エイジング。深みのある色つやが使用に伴い現れます。植物タンニン鞣しで仕上げた革は、経年変化するので楽しいです。