|
|
ご批判も多々あるかと思います。 こんな時に花火なんて。。。 というご意見。たしかにございます。
でも、南三陸町の生活の一部に、花火はたしかにあったんです。。
町唯一ともいえるこどもたちの夏の楽しみ、「花火大会」。
こどもたちは、当たり前のように今年もあるものだと思っています。
この花火を普段通りこどもたちに見せてあげたい。。
そのためには、どうしても花火師さんへの花火の発注、
安全対策費にと多大な費用がかかります。
|
|
その費用はざっと1,500万円です。 1,500万円あれば、 もっと食料とか生活必需品に回せるじゃないか!
どれだけ貴重なお金かわかってるのか!?
そんなお声もございます。
それでも。。 |
|
今やる意味。 実はあるんです。。。 この花火大会の起源は今をさかのぼること50年前。
昭和35年の「チリ地震津波」で甚大な被害を受け
町民一丸となって復興にあたったことをきっかけに始まりました。
そう。今回と同じなのです。
そしてもう一つ重要なこと。。
|
|
正直に打ち明けます。 町には売れるものが何もありません。 南三陸町には、今、何も買っていただける物がありません。
実はこの花火大会も寄付制にしようという声もあったのです。
でも、いつまでも寄付に頼っていては、
自分たちの本当の力にはなりません。。。
じゃあ、ほんとうに買っていただけるものは何も無いのか?
疲労困ぱいの中、一つの答えが出てきました。 |
|
こどもたちの笑顔 こんな状況でも、大人を元気づけてくれる
こどもたちの笑顔。
そして10年後。
今10歳のこどもが20歳に成人した時、
この花火大会に参加して
あの震災から自分たちが"笑顔"で復興したことを
少しでも思い出してくれたら。。。
その「思い」だけが、
今、
南三陸町がお届けできる何よりのお品なのです。
|
|
みなさんがお買い物をすることによって こどもたちの待っている花火大会ができます! 何も無い南三陸町という小さな小さな町が、
目に見えない「思い」というものをこれだけ買ってもらって
それでこんなステキな花火大会ができたんだ!
そんな奇跡みたいなことが起こったら。
そう。「こんな時」だからこそ。。
|
|
祈りの場として。 この震災で亡くなった、
私たち南三陸町の仲間たち。
きっと今年も花火を見たいと思うんです。
見たかったと思うんです。
どうにかして見せてあげたい。。
どうか、どうか、この美しい花火で、
魂(たましい)が安らかに静まりますように。。。
|
|
生き残った私たちは元気です! いや、生き残ったんじゃない。生かされているんだ。だから。。。 わたしたちは命ある喜びをかみしめながら、
力いっぱい生きています!
この南三陸町の思い、今からお届けいたします。
3.11以降...
たくさんのものを失った1,500余名のこどもたち。
今、夏の花火を待ちわびて、
町のあちこちで無邪気な笑顔をふりまいています。
南三陸のこどもたちに。笑顔とともに。
|
|
思い、花咲け。南三陸の夜空に! 南三陸町で集まった有志たち。
でも、思いだけで本当に花火大会なんてできるの?
いろんな思いが詰まったここまでのエピソードをムービーにしてみました。
ちょぴり長いですが、どうかわたしたち南三陸の思いを。
|
|
「こども夢花火~10年後の花を咲かそう~」開催要項 詳細はこちら。(pdf形式約150KB)⇒
────────────────────────────────
【Q&A】ホントに花火大会やるの?など、この花火大会についての疑問などへのお答えはこちら。⇒
|
ここで、やります。 打ち上げ予定地にはまだひっくり返ったトラックが。 そして観覧予定地の高台から見えるのは、がれきの山。それでも。。。 |
|