【2回目の被災地入り4月8日(金)~4月10日(日)】
今回も仕事の終わった4月8日の金曜日の夜より日曜日まで被災地へ支援物資を届けながら行ってきました。今回は、お客様からお預かりしたご飯の友を届けに、一関から、陸前高田市、大船渡市、釜石市、大槌町、山田町、宮古市、遠野市というルートで35時間、1330キロくらいかけて物資などを届けに行ってきました。
各被災地も日に日に、自衛隊さんなどのサポートもあり、物資も届く状況となってきたようですがすが、避難所により、物資のサポートは、かなり偏りがあるようです。また、ライフラインの止まったところもあり非常に過酷な状況には、あまり変わりは、無いようでした。
今回は、余震というには、大きすぎる7日の地震により東北道が一部不通になるという事もあり、物資不足(特にお届けの際の燃料不足)という問題があったので、ある程度の燃料も持参といった形での被災地入りでしたが、被災地向けの物資の運搬も急ピッチで行われていることもあり、岩手県内では、燃料不足での大渋滞はなかったようです。(一部仙台方面では、物資、燃料不足が深刻化しかけた場所もあるようです。)それでも、東北道も宮城県内に入ると10台位は、並ぶ状態が続きました。
(燃料は、少しでも減ったら燃料を補給するのを繰り返すようにされるのをオススメします。)
前回と同様、深夜の東北道の下り線は、物資運搬の大型車両が目立ち、各サービスエリアやパーキングでも観光客的な姿も少なく、支援に向かう団体や自衛隊の車列が目を引きました。週末なのに人が少なく、経済へ与える2次災害の大きさも感じました。
高速道路も応急処置的に走れるようにはなっているのですが、特に東北道を仙台に抜けたあたりから、道路に亀裂、歪、歪みなどが酷くなり、オートバイや高級車で走るには、道路上の凸凹が酷く危険となっていますので、標識にあるスピード制限や表示を良く見て被災地に向かわれることをオススメします。(夜東京を出発すると被災地には渋滞なく朝つきます。)
まずお届けに伺ったのが、陸前高田市の竹駒地区の避難所。ここは、子供達も多くいる避難所です。ちょうどお邪魔したときは、長野県からの医療ボランティアのチームの方も来られていて、同じ安曇野出身という事で情報交換もさせていただきました。医療ボランティアチームなどは、ほんの数時間の違いで東北道を利用したので不通で非常に大変な遠回りルートで被災地したようです。
そのうちに自衛隊も物資を持って来られたり、数日前に避難所も分散した事から今後のサポートは、ちょっと安心な気もします。
ただ、あいかわらず、避難所の目の前から海までは瓦礫の山が数キロにわたり続いたままで手付かずなので、子供達の今後の心のケアを感じます。
そのあと1時間半くらいかけて大船渡市に移動。市役所のボランティアの皆さんと、お預かりしたご飯の友を卸しました。
その後、更に2時間程かけて、釜石市、大槌町を抜けて被害の大きい沿岸部の山田町の山田北小学校に伺いました。
山田北小学校は、少しだけ高台にありますが、それでも学校の校庭まで津波が押し寄せ、校庭は、かなりぬかるんだ感じでした。
学校のまわりの動画をアップしますが、全く何もありません。
海抜数メートルエリアが避難所のある小学校まで続く状況で危険地帯ということもあり自衛隊のサポートも医療用のボンベ5本と薬1箱が数日後に届けられただけの状況だったようです。
他の山田町の避難所が、大規模な自衛隊とか山田町に縁のあるJリーガーさんなどから多くの支援が届く割に、2次災害の恐れもある、この山田北小学校は、今でも物資がかなり不足しているようでした。
ここの避難所は120名位が今でも暮らしているようです。
避難所をたずねた時も高齢の体の不自由そうなおじいさんが車の中で昼間もペットといましたが、たぶん報道等にあるようにペットのいる方、認知症の方、身障者の方などは避難所に入れないのでしょうね。車の脇に小さなテントが張ってありました。
犬が吼えるのを気にしてか、ずっと車の中だけで生活しているみたいでした。
皆様から応援していただいた食材、食料、衣料どれも不足しているようで、非常に喜んでいただけました。大人の事情で、子供にお持ちした物資の撮影をお願いしましたが、子供達も渡すもの渡すもの歓声を上げ素直に喜んでくれていました。
僕も、生活レベルや被災の様子は、話してもらったレベルで詳細を聞き入る勇気もないのですが、地元では、それなりに裕福だったはずの女性に対応してもらったのですが、女性が女性として生活するには非常に過酷な環境であるのは、見た目で 想像できました。
ネットショップのプルミエさんから、お預かりした下着も、サイズがバランスよく配分され、しかも上下セットという事で、非常に喜んでもらいました。(配給されるのはサイズがバラバラでセットは無いらしいです。)
河内屋の化粧品グループでも、簡単な顔のお手入れだけでも出張サポートできないか検討していますし、その他の方からも、女性向けのサポートを提案されているので、次回のサポートに取り入れたいと思います。
また山田町のペットについても、シュナウザーが腰を抜かして動けなくなっていたりと、震災は、地震だけでもペットに強烈な恐怖を与えたようです。このあたりも今後は食事含めてサポートできたらと思っています。
【最初の被災地入り4月1日(金)~4月3日(日)】
4月1日金曜日の夜より、日曜日まで車中2泊で被災地へ支援物資を届けながら、北上、盛岡、宮古経由で大槌町、山田町、大船渡市、陸前高田市の避難所に行ってきました。
大槌町、山田町も復旧に向け、日に日に、自衛隊さんなどのサポートもあり、物資も届く状況となってきたようですが、避難所により、物資のサポートは、かなり偏りがあるようです。まだ、ライフラインの止まったままのところも多く、非常に過酷な状況には、あまり変わりは無いようでした。
3月11日の被災以降、徐々に物資の供給もされて来たようですが、配給されても白いおにぎりの支給が続き、味わいのあるものの食事がなかなかできていなかったようで、漬物やふりかけなどが今回お持ちした中で一番喜ばれました。
ふりかけ・お漬物・佃煮のり、ごま塩、サケフレーク、食用味噌などの他に、 全国ご当地の地元のごはんの友などは、ものすごく喜ばれると思います。 その他、野菜類がかなり不足しているので日持ちのする野菜は、何でも喜ばれます。
ただ、塩辛など日持ちがしないとか冷蔵が必要なものはダメのようです。 (お届けする場合は、箱の表にコピーでも良いので内訳記載をお願いします。)
元気になるには、美味しいご飯をお腹いっぱい食べてもらうのが一番です。
でも、ご飯だけでは、食べられないので、ご飯の友のご協力よろしくお願いします。
(お届けする場合は、箱の表にコピーでも良いので内訳記載をお願いします。)