傘屋さんへ行こう!

心斎橋みや竹 kasaya.com 傘屋さんへ行こう! RAINDROPS(東京都渋谷区)  

※現在は既に閉店されています


Shop Data
 Shop name :RAINDROPS 」
 Place :東京都渋谷区鶯谷町2−9クレセール代官山1F
 Tel :TEL:03-3463-2801
 Established year :2004年10月

雨の日のファッションが気になりだしたら 訪れたいレイングッズのセレクトショップ

『RAINDROPS』 (レインドロップス)


店内に入るとバラの甘い香りが鼻をくすぐる。さりげなく流れるジャジーなBGMも耳に心地よい。そして、目の前には燦然と輝くシャンデリア。そこはまさに高級ブティックという形容こそ相応しい。渋谷と代官山から徒歩10分。閑静な住宅街にたたずむRAINDROPS(渋谷区鶯谷町2−9クレセール代官山1F TEL:03‐3463‐2801)は、そんな訪れる客を魅了するレイングッズのセレクトショップである。

店主は中嶋紫乃さん。以前はデザインやファッション関係の仕事に就いていた。そんな中嶋さんは、若い女性の雨の日のファッションがずっと気になっていた。「東京では年間100日以上も雨が降るのに彼女たちが手に持つのはビニール傘ばかり。雨の日でももっとオシャレをしてほしい」と思ったという。でも、街で売られている傘は大人っぽいものが目立ち、好みのものは見つけにくいかもしれない。それなら、ということで自ら「若い女性に合うレイングッズをトータルに扱う店を出そう」と考えた(中嶋さん)。

約2年構想を練り、2004年10月に店をオープン。店名は、チャーミングな響きが気に入り、雨粒や雨だれを意味する「RAINDROPS」とした。仕入れ時のセレクトでは、20代の女性の好みを念頭に「可愛らしさ、若々しさ、高級感」を意識。
自ら国内の展示会に加え、パリで開催される展示会にまで足を伸ばすなど、日本、イタリア、フランスなど各国のメーカーから選りすぐりの商品を集めている。価格帯は手軽に買える3000円台のものから、生地と手元をセミオーダーした2万円台あたりのものなどまで様々。
懐具合に合わせてチョイスできるラインナップだ。そうして、店頭には中嶋さんが「雨の日を少しでも楽しんでほしい」と願いを込めて仕入れた洋傘が上品にディスプレイされている。

もちろん、トレンドウォッチも欠かさない。「例えば、今ならレースを使ったパラソル。以前はゴシック好きな女性向けの特殊な傘という見方が強かったが、この頃は洋服のレース使いも定着し、一般の女性でもさせるようになった。そういった流行も商品セレクトの重要な要素」(中嶋さん)。他のレイングッズも品数豊富。レインブーツはスイス製で、チェックや花柄など珍しいタイプが並ぶ。また、レインコートでは中嶋さん自らがデザインを手がけるものも店頭に。「ワンピース感覚のタイトなフォルム。昨年の梅雨の時期には品切れになるほどの人気だった」と。そのほか、ブルートパーズを使った、雨だれをイメージさせるネックレスやピアスも用意する。

雨の日のファッションが気になりだしたら、トータルにコーディネートができるRAINDROPSに、ぜひ足を運んでいただきたい。きっと、お気に入りのスタイルが見つかり、雨降りもまた楽しくなるだろうから。




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