それは日常を豊かにする「愛用品」匠達の魂がこもった共同作品
世の中には「ふたつの傘」が存在します。
ひとつは、どこでも手に入る量産タイプの消耗品。見た目には傘という形状をしていますが 「使い捨て」となって、とても残念な運命をたどってしまいます。
匠の傘はその対極です。
スペシャリストである匠達の魂がこもった共同作品で、永年に渡って使い込める品質と修理体制を備えている「愛用品」と呼べるものです。
女性にとっての匠の傘は「ファッションの決め手」。あなたのアイデンティティを表現するアイテムとしての傘。やはり拘って選びたいものです。
男性にとっての匠の傘は「ステイタスシンボル」そして「人生のパートナー」。良き傘をもつと、憂鬱な雨の日でも背筋が伸び姿勢が正されます。傘に見合った所作や立ち振る舞いを心がけるようになり、持つ人の品格を高めていきます。
全国年間平均降水日は約120日といいます。匠の傘で雨の日の装いを整えて心地よく過ごすことは、人生の3分の1の時を、より華やかでより優雅に彩ることになります。もちろん雨の合間の晴れの日も。
精緻に織り上げられた生地、選りすぐりのフレーム、丹精込めて造られたハンドル。職人技パーツが一堂に会すれば、傘という名の芸術品が生み出されます。
天然樹の豊かな表情と美しい造形が、歳月を重ねるほどに手に馴染む
傘を引き立たせる為に、ひとつひとつデザインされた「露先」は、限られた職人だけが携わる小さな芸術
手が痛くならないように 丁寧に巻かれた手縫いの「ロクロ包(づつみ)」は、職人の心遣い
真直なシャフトに息づくステッキ職人のDNA。はじきと呼ばれるバネ鋼の形状にも格別のこだわりが
匠の傘は「関東縫い」と呼ばれる天頂部からのミシン掛け。手間隙がかかる分、美しい仕上がりに。
露先をまとめる真鍮製の「玉留」が凛々しい
傘の内側の品格を上げる美しい「ダボ」の仕舞い
匠の傘は時流を捉えたデザインではなく、落ち着いて控えめな佇まいですが、だからこそ10年20年と時を経ても時代遅れとならない本当の価値が輝きます。
みや竹では傘とオーナーの継続的な関係をサポートするための「修理サービス」もご用意しておりますが、何度も修理に出される方もいらっしゃいます。
傘は単なる道具ではありません。「良き品には、良き思い出が宿る」といいます。きっと愛用の傘を手にするたび、人生の忘れえぬシーンが蘇ってくるのではないでしょうか。
愛用品として長く使いたいと言う気持ちは「丁寧な扱い」にも繋がります。拘り考えぬいた品選びのプロセスが「傘を忘れない極意」となります。人生全体を見渡して計れば、結果としてコストパフォーマンスも良いといえるでしょう。
強い張りをもつ生地は、他の傘とは異次元の美しさを放つ
傘は「末広がり」の縁起物、昔から贈答にも最適の品とされています。傘寿や還暦をはじめとした誕生日の贈り物やアニバーサリーギフトに、四季を通して沢山のご用命を頂戴しています。
財布など、今使っているものをリプレイス(置換)しないと使っていただけない持ち物と違い、「いくら重なっても」使っていただけるという点においても傘はギフト向き。特に匠の傘は、なかなか自分では買う機会のないものだからこそ、今までにない格別の感激を伴うことができる御品です。
みや竹では「名入り傘ギフト」をお薦めしています。ギフトは「相手の事を大切に思う気持ち」を伝えるもの。傘にお名前を入れてプレゼントすることは、前々から特別に計画をしていたことの確かな証しとなりますので、贈り手のメッセージがより鮮明に相手の心に響きます。