匠の傘専門店 みや竹 > 傘選び方ガイドTOP > カラーガイド
傘を差すあなたの印象を大きく変えるのが、カラーです。傘は雨空の下のプライベート空間。傘を差すご自身が心地よく感じる色という点も重要です。
傘は「顔の背景にくるもの」だから、お顔映りがとても大事。雨の日は暗いので気持ちを明るくするためにも、お顔色が映える色目を選択しましょう。例えばパーソナルカラー診断などを利用し 四季の色合いの中から顔色にあった色彩を知っておくこともいいでしょう。実際の売り場では、鏡の前でお顔映りを確認してください。明るい色の傘を使いこなすにあたっては、水掛けや一夜干しをマスターしておきましょう。愛情をもった、日々のお手入れが大事です。
「赤」は、生命力に溢れ運気を引き寄せてくれるパワーカラーです。みや竹では2001年より「赤い傘」特集コーナーを設けていますが、「思った以上に上品で美しくとても感激した」とのお声を多く頂戴します。著名なスタイリストの菊池京子さんに紹介され爆発的に売れた時期もありましたが、それを過ぎてもなおベストセラーとなっているのは、一過性のブームではなく「赤い傘」が真実の力をもっている証しです。新調した傘で「人生を変えたい」という方には、特にお薦めです。
紳士傘の基本は「黒/紺」ですが、迷った時は ずばり「紺(ネイビー)」をお薦めしています。ブラックでは語りきれない「主張」を 紺という枠の中で表現していることが多く、それぞれの職人の個性と創意工夫が際立つ色です。いわば職人達がブランドの威信をかけて色出しをしているテーマカラーだといえます。
匠の傘 案内人 宮武和広はいつも紳士傘色のベーシックに絞り込んだコンセプトに疑問を抱いています。男だってワードローブでは幅広い色の選択肢があるのですから、季節やシーンに合わせて傘も彩とりどりの世界に挑戦していいはずです。ダークカラー以外の明るい色目の傘をもつと、新たな境地が開けます。おすすめは「ベージュ」「ライトブラウン」「ワイン」といったミドルカラー。ご要望に応じてカスタムメイドでお作りする事も可能です。ちなみに私自身は「ロイヤルブルー」の12本骨傘に 飼っている柴犬をトールペイントで描いた傘を愛用しています。