アクアレザーとは?
その最大の特徴は
「水に強く、素材感や色落ちなどの品質変化が生じにくいこと」
アクアレザーの「続く効果」
皮革の床繊維まで含浸した加工は、ほぼ半永久的に効果を発揮します。
アクアレザーは、皮革そのものに特殊な加脂材をしっかりと含浸させました。そうすることによって、
水に対する抵抗力を格段に向上させた、天然皮革が誕生したのです。
アクアレザーは「洗える天然皮革」
アクアレザーは水洗いしても色落ちしません。
通常の天然皮革は、水洗いすると色落ちします。また、染料とともにオイル成分を含んだ油脂材もいっしょに抜けていきます。
結果、皮革の素材感やしなやかさが失われていき、硬化していく傾向にあります。最終的には銀面割れなどを起こします。
公的機関による選択堅牢度はいずれも5級(最高値)をクリアしています。
洗濯堅牢度(せんたくけんろうど)とは、 洗濯による染色した生地の「変退色」の程度及び他の洗濯物への「汚染」の程度のことです。
つまり、アクアレザーは、シャワーの水流などにより、
表面のホコリやゴミを洗い流すという、手軽なメンテナンスが可能となっています。
※洗い方については、かならず以下のアクアレザーの洗い方をご確認くださいませ。
アクアレザーの「簡単メンテナンス」
アクアレザーのメンテナンスには、革用のクリームは必要ありません。
特殊な加脂材がしっかり含浸されていますので、いつまでもしっとりとした素材感が持続します。
汚れても、濡れた布で軽くふき取るだけで大丈夫です。
シャワーでさっと表面のホコリや汚れも落とせます
アクアレザーの「撥水と防水」
アクアレザーには、日常生活における撥水加工を有しています。
これは、雨降りやコップの水をこぼした際などの革表面における撥水を意味していますが、
製品段階においては、縫製や構造上の諸条件により異なってきます。
水への抵抗が強い基本性能を備えているので
コップからの液体などは、簡単に弾く傾向があります
アクアレザーの洗い方
「洗える天然皮革」ですが、本来、天然皮革はデリケートな素材。
メンテナンスについて、かならずご確認くださいませ。
家庭用品質表示法に基づく表示
皮革の種類:牛皮
■ 手入れ方法及び保存方法
- 洗う際は、水で優しく手揉み洗い、または表面を水で洗い流してください。
- 洗濯機での洗濯やクリーニングなどは避けてください。
- 衣類など他の物と一緒の水洗いは避けてください。
- 洗った後は、金具類に付着した水分をふき取り後、かならず陰干ししてください。
- 洗い方や汚れを拭き取る際の力加減により、色落ちする場合がございますのでご注意ください。
- 保管の際は、直射日光を避け、風通しのよい場所にてお願いします。
■ 洗い方について
- 基本は、水で表面のホコリや汚れを洗い流すかたちになります。
- シャワーや水道の蛇口から水を流しながら、アクアレザー表面に水をあててください。
- 手もみ洗いの際は、部分部分を軽く押さえるように洗ってください。
- 中性洗剤を使用する際は、薄めた水の中で軽く手もみ洗いをしてください。
- 金具やパーツ部は破損しないようにご注意ください。
- 裏地も同じように、水で流して、かるく押さえるように手もみ洗いをしてください。
- 洗った後は、かならず形を整え、乾いた布で軽く水気をふき取ってください。
■ 乾かし方について
- 商品を乾かす際は形が崩れないように、形を整えハンガーに掛けるなどして、陰干ししてください。
- 商品が十分に乾いてから、ご使用ください。
■ ご使用上の注意点について
- 脱水機や洗濯機などは絶対に使用しないでください。
- 金具類に水分が付着した際は、放置せずに、かならずふき取ってください。
- 硬いブラシやウェットティッシュなどでの汚れ落としは避けてください。
- 色によっては水で洗った後、シミや色落ちのように見える場合がございます。それは革の中に水などの液体が残った状態で、まだ完全に乾いておりません。完全に乾くと目立たなくなります。
- 諸条件により若干の縮みや色落ちが生じる場合がございます。
- 風合いの変化や縮みが起きた場合は、手でもみながら形を整えますと、本来の風合い、形に戻ります。
- 生活撥水、生活防水を備えた天然皮革を使用していますが、収納物を完全に水や液体の浸入から防ぐ構造というわけではございません。