柿茶になる柿の葉は、太陽をいっぱい受けて栄養が一番多く含まれている真夏に刈り取ります。ですから柿茶農家の人たちはカンカン照りの下での作業になりますから、それは大変です。
男衆が刈り取った葉を、一枚一枚枝から落とすのが女衆の仕事です。それを袋に詰めてその日のうちに徳島の山奥から、車で2時間走って香川の工場に運びます。そしてすぐに乾燥・加工。こうして柿茶ができあがります。
農薬を使わない栽培から、添加剤を使わない加工までのすべての作業は、私が父親から受け継いだものですが、ずっと父の苦労を見続けてきた私にとって父が研究し、開発したこの製造方法を守り続け、安心して飲んでいただける柿茶をお届けすることが私の使命と受け止めています。
二代目社長 井上 信幸
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