avisports A-101 変速機の調整

avisports A-101 の、変速機の調整方法をご紹介します。
1速に入らない、7速に入らない、チャラつき(音鳴り)がある、などなど・・・
変速機の調子がどうもなぁ、という場合は、ぜひお試しください。

この調整方法は、シフター「SHIMANO SL-RS31-7R」と
リアディレイラー「SHIMAN RD-TY22 7SIS INDEX」の組み合わせの際の調整方法です。
上記組み合わせ以外の調整につきましては、各パーツに付属のマニュアルに従い調整してください。


●はじめに●
変速機の調整は、「最初にトップ側を合わせる」のが基本です。
トップとは7速、一番外側の一番小さなギアのことです。
シマノインデックスシステムは、トップ側の調整さえ決まれば、
あとはシフターの表示どおりにロー側(1速、一番内側の一番大きいなギア)まで変速していくシステムになっています。
「1速に入らない」という場合でも、まずはトップ側を合わせることから始めます。



●各部名称●
変速機各部の名称です。
本文中に度々登場しますので、ここで覚えておいてください。



●ハンドルの挿しこみ方●
ハンドルを挿しこむ際に、注意点があります。
ワイヤーが絡んだままになっていると、変速機の調整がズレてしまう場合があります。
画像を参考に、ハンドルをきちんと挿し込んでください。


これは明らかに絡んでいますね。

ちょっと分り難いですが、これも絡んでいます。

これが絡んでいない状態です。
ワイヤー同士が絡まないようにハンドルを挿し込んでください。


●トップ側を調整する●
それでは、トップ側の調整から始めます。
自転車のスタンドを立て、後輪を浮かせた状態でペダルを回しつつ、
シフターを「7」まで回してください。

(画像の自転車は、モデルDH-26SWS7です。)

ここでいう調整とは、トップギアガイドプーリーのラインをそろえることです。
プラスドライバーでトップアジャストボルトを時計回りに回すと、ガイドプーリーが左側へ動きます。
トップアジャストボルトを反時計回りに回すと、ガイドプーリーが右側へ動きます。
シフターが「7」の時に、トップギアガイドプーリーのラインが一直線になるようにします。
これで、トップ側の調整は完了です。


●シフトワイヤーの張り具合を調整する●
次に、シフトワイヤーの張り具合を調整します。
チェーンステー下側を通るシフトワイヤーを指でつまみ、軽く引っ張ってみてください。


これは張りすぎ

これはゆるみすぎ
張りすぎていたり、ゆるみすぎている場合は、
調整ボルトを回して、ワイヤーの張り具合を調整します。

調整ボルトを時計回りに回すと、
シフトワイヤーがゆるみます。

調整ボルトを反時計回りに回すと、
シフトワイヤーの張りが強まります。

このぐらいで適正です。
もう少しゆるくてもいいでしょう。


●ロー側を調整する●
シフトワイヤーの張り具合を調整できたら、次はロー側の調整を行います。
ペダルを回しつつ、シフターを「1」まで回してください。

ここでいう調整とは、ローギアガイドプーリーのラインをそろえることです。
プラスドライバーでローアジャストボルトを時計回りに回すと、ガイドプーリーが右側へ動きます。
ローアジャストボルトを反時計回りに回すと、ガイドプーリーが左側へ動きます。
シフターが「1」の時に、ローギアガイドプーリーのラインが一直線になるようにします。
これで、ロー側の調整は完了です。


●調整ボルトによる微調整●
トップ側の調整、ワイヤーの調整、ロー側の調整が終わりました。
1速から7速まで、スムーズに変速するかどうか確認してください。

「まだ、どうもしっくりこない・・・」という場合は、シフターを「5」にしてください。
トップ側から3枚目のギアに変速されているのを確認し、ペダルを回してください。
チェーンの音、動きをよく観察してください。

チャラチャラと鳴っている場合、チェーンが4速目のギアと接触しています。
調整ボルトを1/4回転ずつ、音がしなくなるポイントまで時計回りに回してください。

音鳴りはせず、チェーンが6速目に落ちそうになっている場合、
調整ボルトを1/4回転ずつ、落ちそうにならなくなるポイントまで反時計回りに回してください。

ここいらの調整ボルトによる微調整は、結構シビアです。
満足いくまで、少しずつ、少しずつ調整する必要があります。



●最後に●
変速機の調整は、一度決めてしまえばOK!ではなく、定期的に調整する必要があります。
変速しにくいと感じたり、チャラチャラ音が鳴り始めたら、トップ側から順に、調整してあげてください。
また、ここでは紹介できませんでしたが、チェーンのクリーニングも重要なメンテナンスの一つです。
チェーン用の潤滑油とウエスを用意し、毎日乗る方なら1週間に1回を目処にクリーニングしてあげてください。
キレイなチェーンは乗っていて気持ちがいいものですし、走りもスムーズになりますよ。