第11章・天井に壁紙(クロス)を張る・2枚目以降を張る

第11章 天井に壁紙(クロス)を張る・2枚目以降を張るTOPイメージ

2枚目以降の壁紙は、先に張り替えた壁紙と柄を合わせながら張り替えていきます。
ジョイントのカット方法や折り上げ天井に一部かかる天井壁紙の貼り方など詳しく説明します。
自分で壁紙の張り替え!セルフリフォーム!!
壁紙の張り替えは、自分でできる!?

壁紙の道具一覧は「第8章 天井に壁紙を張る前の下準備」でご確認ください。

柄を合わせて張り替える

2枚目以降の壁紙を貼る時は、先に張ってある壁紙の端から数センチのあたりに重ねて貼ります。
重ねて貼る時は、お互いの柄が合うようにして貼ります。

ジョイントテープを剥がす

2枚目の壁紙のジョイントテープ(写真ではオレンジ色のテープ)は、1枚目の壁紙に重なるため、1枚目の壁紙に生のりがつかないように、ジョイントテープはつけたままにします。 3枚目に繋がる方のジョイントテープは剥がします。

(1枚目と2枚目を例に取り説明しました。3枚目以降からも同様の作業となります。)

ジョイントテープをつけたまま貼っている写真

柄を合わせる

1枚目の壁紙と2枚目の壁紙の柄を合わせながら張り替えます。 1枚目の壁紙と同じ柄を探して、2枚目の壁紙を上から重ねるので1枚目の壁紙の柄が見えなくなり、柄同士が合っているか分かりづらくなります。 その時は、上に重なる2枚目の壁紙に切り目を入れて1枚目の壁紙の柄と合っているか確認すると柄合わせが行いやすくなります。 ジョイントをカットする際(2.ジョイントのカット方法とその他の処理方法を参照)に不要となる部分なので切り目を入れても大丈夫です。

柄合わせをしている写真

作業の流れを動画で説明します。 基本的な壁紙の貼り替え方は「第9章 天井に壁紙を張る・緊張の1枚目」の“2.天井への壁紙の張り方(基本的な流れ)”でも詳しく説明しています。

ジョイントのカット方法とその他の処理方法

ジョイント(1枚目の壁紙と2枚目の壁紙のつなぎ目の事)のカット方法と、めくれ防止のための和紙テープの挿入、 ジョイントローラーでの押え付け等を説明します。 1枚目の壁紙と2枚目の壁紙を重ねた部分をカッターでカットします。

ジョイントでの地ベラの持ち方

地ベラの持ち方は、人差し指と親指で地ベラの刃あたりを押さえつけ、それ以外の指で地ベラの枝を持ちます。 地ベラカッターのガイド役なので、ぶれないようにしっかり持ちます。

地ベラを持った写真

カッターの刃の出し方

カッターの刃は、入隅の時に3つ分出してカットしましたが(「第10章 天井に壁紙を張る・切りしろのカット方法」“1.地ベラとカッターの使い方”参照)、ジョイント部分は、カッターの刃をぶれないようにするため、刃は1〜2つ分だけ出して1枚目と2枚目が重なった厚さだけカットします。

カッターの刃のイラスト

壁紙をカットする方法

カットする時、力が弱いとカットできず、入れすぎると下地の古い壁紙の裏紙までカットしてしまい、後々、壁紙の浮きの原因となるので、力の入れ方はとても大切です。

取り忘れ注意

ジョイント部分をカットしたら、図1の赤い部分の2枚目の壁紙のジョイントテープと、不要になった「白い線で表した×のマークの1枚目と2枚目の壁紙を取除きます。 ジョイントテープは特に忘れやすいので注意します。

図1/ジョイント部分の断面図のイラスト

和紙テープの使い方

ジョイント部分をキレイにカットしようすると、どうしても力が入ってしまうため、下地となる古い壁紙の裏紙までカットしてしまいます。 カットされた裏紙をそのままにしておくと、生のりの水分を含んだ裏紙が張り替えた壁紙と一緒に浮いて、ジョイント部分から壁紙が剥がれてきます。

そこで、和紙テープをジョイントの間に入れ、カットしてしまった裏紙をつなぎ合わせます。 スタッフ佐藤の実家リフォームで使用した和紙テープには接着力がありませんが、壁紙の生のりが浸透し易く、1枚目・2枚目の壁紙と裏紙を一体化させます。 ジョイントローラーで押さえ込めばしっかり貼りつきます。

作業自体はとても簡単ですが、とても大切な作業です。 和紙テープは薄くてペラペラなので、生のりが手についていると引っ付いて作業が大変なので、手はキレイにしてから作業しましょう♪

和紙テープを入れる時は、シワにならないようピンと張って入れます。

和紙テープの入れ方/イラストと写真
和紙テープを入れている写真

ジョイント部分へのジョイントローラーの当て方

ジョイントローラーはローラー部分を真っ直ぐ天井面に当て、外側からジョイントに向かって動かします。

わずかな隙間を埋める

間違って切り目などを入れてしまい、わずかな隙間ができてしまった場合は、ジョイントコークAを使って隙間を埋めます。 ジョイントコークAを使い過ぎると、後々、その部分が変色や劣化の原因となる場合があるので気をつけます。

折り上げ天井四隅への部分貼り

1枚目に張り替えた壁紙と同様、2枚目の壁紙も折り上げ天井入隅部分まで巻上げます。 天井の壁紙を自分で張り替え、折り上げ天井部分の巻上げも終えたら、図3のように四隅に残った巻き上げ部分の部分貼りを行います。

折上天井の巻上げ部分/イラストと写真
折上天井斜視図
手順1

巻き上げ部分の四隅・貼り付け前の写真

手順2

図3の巻き上げ部分の壁紙はわずかなのでその他の余った壁紙の中から用意します。 先に張ってある壁紙と柄を合わせて張り、角をカットして、上へ巻上げます。

手順3

張ってあった壁紙と今張った壁紙が重なり合っている部分をカットします。 詳しくは“2.ジョイントのカット方法とその他の処理方法”をご覧ください。

手順4

不要な部分の壁紙を取除きます。

手順5

ジョイントコークAを使ってしっかり張り付くようにします。スポンジでキレイに拭き取り完成です。

第12章 折り上げ天井がある場合の壁紙(クロス)の貼り方