ハイセンスなお返しを贈る
結婚祝いは、祝う側が結婚したふたりへ贈るもの。一方、結婚内祝いは、いただいた結婚祝いに対する「お返し」に、結婚内祝いを贈るのが一般的です。本来「内祝い」というのは、お祝い事があった家が、親族や親しい人、ご近所の方たちへ「幸せのおすそ分け」をして喜びを一緒に分かち合っていただくために配っていた贈り物のことを指します。ですから、「身内のお祝い」ということで「内祝い」というのです。単なる「お返し」とは違う意味をもつことを覚えておくとよいでしょう。
結婚祝いのお返しは、挙式から1ヶ月以内を目安に贈りましょう。
結婚式を終えたことの報告もかねているため、遅くなりすぎると失礼にあたるので注意が必要です。
結婚祝いのお返しを漏れなく贈るために、結婚祝いのお返しリストを作成するのもオススメ!
「いつ・誰が・何をくれたのか」を事前にまとめておくと、挙式後でもスムーズに結婚祝いのお返しをお渡しすることができますよ♪
結婚祝いのお返しの金額は、いただいた結婚祝いやご祝儀の半分ほどが相場です。
ですが、親族や親戚の方から3万円以上の高額な結婚祝いをいただくこともあります。いただいた結婚祝いが高額の場合は、1/3程度の金額のお返しで十分ですので安心してくださいね。
結婚祝いのお返しに困ったときは、相手の方に相談してみるのも良いかもしれません。
また、会社やお取引先から連名で結婚祝いをいただいた場合も、結婚祝いのお返しは半分返しが基本。
その際、複数人で分け合えるように小分けできるお返しギフトを選ぶと◎ですよ♪
結婚祝いのお返しには、熨斗をかけるのがマナー。
水引は、一度きりであってほしいという願いを込めて、結び目が簡単にほどけない「紅白の結び切り」を選びましょう。
表書き(水引の上の部分)には「内祝」あるいは「寿」と書き、下差出人(水引の下の部分)には「新姓のみ」あるいは「夫婦の連名(夫の姓名+妻の名前)」を書きましょう。
ちなみに、内のし(包装紙の内側にのしをかける)を選ぶと控えめな印象のお返しギフトになりますよ。
郵送でお返しを贈る時に、のし紙が傷つかないというメリットもあります。