SHOEIヘルメットご購入前に、必ずご確認・ご一読ください。

1 サイズの選び方・かぶり方

1-1 サイズの選び方

頭の一番大きな部分でハチ周り(周長)を、メジャーで計測してください。
その数値を基に下記の表から大まかなサイズを選びます。

サイズ XS S M L XL XXL
目安 53cm 55cm 57cm 59cm 61cm 63cm

しかし、ヘルメットは帽子とは異なり、ハチ周りだけではサイズを特定することはできません。
また、同メーカーのヘルメットであってもモデルによって同じサイズでも感じ方が違います。
ご使用になる方の頭のサイズをよくご確認頂いた上でお選びください。

1-2 かぶり方

1-3 フィット感の確認

1-4 あご紐の締め方

あご紐にゆるみが無く、指1~2本分入る程度の隙間が出来るように締めてください。
ラチェットバックル、ワンタッチバックルは、あご紐を適正な長さに調節してください。

あご紐を締めた状態でも、ヘルメットがどちらかの方向に大きく動くようであれば、
サイズが大きすぎるか、あご紐の締め方が十分でない可能性があります。

1-5 ヘルメットの脱ぎ方

まず、あご紐を外してから、両手であご紐を持ち、左右に拡げながらヘルメットを後方に回転させるように脱ぎます。
この時も、あご紐カバーではなくあご紐だけを持ってください。

2 シールド・サンバイザー・内装の着脱方法

各モデルの取扱説明書が公開されています(準備中)。
ご購入を検討されているモデルの説明書をご覧ください。

X-Fourteen GT-Air II GT-Air Z-7 QWEST
RYD EX-ZERO NEOTEC II NEOTEC J-FORCE4
J-Cruise J.O VFX-WR HORNET ADV
※上記にないモデルは、SHOEI公式ホームページをご覧ください。

PINLOCK(R) Fog-free sheet/PINLOCK(R) EVO lens装着方法

3 ヘルメットメンテナンス方法

FRP製のシェル(帽体)の汚れ取りに使用するもの

シェルの汚れを取る場合は、一般に市販しているヘルメットクリーナーや、ワックス、プラスチッククリーナーなどを使用します。

※つや消し塗装(マットカラー)のメンテナンスについて※
つや消し塗装の表面は、一般塗装に比べて柔らかく、塗装面に傷や汚れ、しみが付きやすくなっていますので、取り扱いには十分ご注意ください。つや消し塗装の表面についた汚れやしみは、中性洗剤を水で薄めたものを湿らせた柔らかい布で拭き取ってください。この時、強く擦るとツヤが生じる原因となりますので、十分注意してください。
また、コンパウンド(研磨剤)、プラスチッククリーナー、ワックス等ケミカル用品や、ベンジン、シンナー、ガソリン等の溶剤を使うと、塗装面にしみが付いたりつやが生じる恐れがありますので、使用しないでください。
※コンパウンド(研磨剤)使用の注意※
コンパウンドについては、擦り傷など部分的に使用する程度にし、あまり使いすぎないようにしてください。塗装部分を傷め、艶がなくなることがあります。

ふちゴムの補修

ふちゴムなどがはがれている際は瞬間接着剤で貼りつけてください。

シールドおよびプラスチックパーツの手入れ

プラスチック製品のクリーニングには中性洗剤を薄めて使用し、水で洗うようにしてください。

ベンチレーションなど細部の手入れ

ベンチレーションなどの細かい部分は、歯ブラシや綿棒などを使用しましょう。

その他パーツ

パーツの作動性が悪くなった場合は、上記のクリーニング後に極少量のシリコンオイルを塗り、動きをなめらかにしてください。

※クリーニングについての注意!※
石油系有機溶剤は、絶対に使用しないでください。浸透性があるため、素材自体を劣化させ、簡単に割れたり溶けたりすることがあります。家庭用洗剤でも、酸性やアルカリ性のものや、ガラスクリーナーなどは差し控えてください。中性洗剤を薄めて使用するようにしてください。プラスチックパーツの割れについては、クリーナーなど有機溶剤の使用により発生する場合が多いのでご注意ください。

脱着式内装の手入れ

脱着式内装タイプについては、内装を取り外し手洗いするか、洗濯機の場合はネットに入れて洗ってください。内装がほつれたり破れたりした場合は、内装を交換してください。

固定式内装の手入れ

固定式内装タイプは中性洗剤の水溶液で内装を拭き掃除してください。汚れがひどい場合は、布に中性洗剤やシャンプーなどを薄めた水もしくはぬるま湯をたっぷり含ませて、たたくように内装を拭いてください。汗などのにおいがきつい場合は、除菌タイプの洗濯石鹸なども効果があるようです。乾燥は日陰に陰干しして、完全に乾いてからご使用ください。水分が残るとにおいの原因になります。

ライナーの手入れ

発泡スチロール製ライナーは、特に溶剤や熱に弱いため、取り扱いに注意が必要です。クリーニングは、傷やへこみをつけないように中性洗剤の水溶液を布にしみこませ、拭き掃除を行ってください。ライナーを固定している接着剤がはがれて、ライナーが動いてしまうものは、安全上問題がありますので、絶対に使用しないでください。ライナーは修理できませんが、交換できます(生産終了品については在庫をご確認ください)。

4 アフターサポートについて

事故などにより、強い衝撃を吸収したヘルメットに関しては、修理をお受けしておりません。
一度強い衝撃を吸収していると、ヘルメットの保護性能が低下し、次に衝撃を受けた際に本来の性能を発揮しない恐れがあり、安全性を保証いたしかねます。
オートバイで走行中に衝撃を受けたヘルメットは、外観に損傷がなくてもご使用にならないでください。

修理が必要なときは当店までお問い合わせください。
なお、安全面から、使い始めてから3年を目安にお取り替えいただくことをお勧めしております。

 

JOYPOWER