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Joshin 試用レポート

ヤマハ電子ピアノを組み立ててみた!

YAMAHA ARIUS YDP-164(R)

グランドピアノ最高峰モデルCFXの音源を採用した人気モデル。
ピアノを組み立てるのは生まれて初めてのスタッフによる実況レポート!

お客様から「電子ピアノが欲しいけれど、自分で組み立てができるか心配…。」というお問い合わせをよくいただきます。
そんな不安を解消するために、今回はヤマハの電子ピアノ「YDP-164」の組み立て手順をレポートしましょう!

というわけで、開店直前のジョーシン新店舗に乱入!
ヤマハさんご指導の元、店頭展示する電子ピアノYDP-164の組み立てをやってみました。注意すべきポイントも色々わかりましたので、参考にしてください。 ライター:TFk

  1. 本体と付属品の確認
  2. ピアノの組み立て
  3. 椅子の組み立て
  4. YDP-164 完成
  5. 弾いてみた & まとめ

本体と付属品の確認

  • 想像していた以上に大きい箱です!
    想像していた以上に大きい箱です!
  • 使う道具はこちら!カッターナイフもあれば便利です!
    使う道具はプラスドライバーとはさみ!カッターナイフもあれば便利です!

大きな箱の中に電子ピアノ本体と椅子などの付属品が全て入っています。
2階や3階へ設置される方は箱のままだと階段を通すのが難しいかもしれません。
できるだけ広い場所で組み立てるのがよさそうなので、まずは広いお部屋で組み立ててから設置場所へ移動するのがおすすめ。
組立には大きめのプラスドライバーをご用意下さい。

箱のサイズ

(長さ)1,449mm×(幅)584mm×(高さ)479mm、重量64.4kg

  • 箱を開けて中身を取り出しましょう
    箱を開けて中身を取り出しましょう
  • 部品が揃っているか最初に確認しますよ
    部品が揃っているか最初に確認しますよ
  • 上角を保護していた緩衝材を敷いて
    上角を保護していた緩衝材を敷いて
  • その上に本体を置くと安心です。
    その上に本体を置くと安心です。

箱を開けると一番上にはネジ類の入った袋やヘッドホンなどの小物類。
すぐ下にはピアノ本体(鍵盤部分)が収まっています。
本体が一番重いので、箱から取り出す際は必ず2人以上で作業しましょう。

  • 本体の下にはスタンド類が収まっています
    本体の下にはスタンド類が収まっています
  • じゃーん!!箱の中身を全部出しました!
    じゃーん!!箱の中身を全部出しました!
  • ネジは5種類。失くさないよう注意
    ネジは5種類。失くさないよう注意
  • 楽譜集と取扱説明書です
    楽譜集と取扱説明書です

左右の脚で挟む形で中央に並べているのが奥から鍵盤部、背板、ペダル部。
電子ピアノ本体の部品は全部で5ピースしかありません。鍵盤左側は椅子の箱です。

箱に同梱物の一覧が印刷されていますので、全部揃っていることを点検、終了!
ということで、まずはピアノ本体から組み立てましょう。

【注意!】忘れがちなもの

  • 保証書はココ!
    保証書はココ!
  • 取扱い説明書と楽譜がここにあるので捨てないで!
    取扱い説明書と楽譜がここにあるので捨てないで!

「保証書や説明書が入っていない」というお問い合わせは結構多いです。
保証書は、箱のふたの内容物一覧が印刷されている所に貼りつけてあります。

説明書と楽譜集は、箱の内側の側面にテープで固定されています。
丸い穴から青やら緑色にチラリと覗く奴らです。決して隠してるわけではございません。

ピアノを組み立てる

ペダルコードは裏面に

  • ペダルコードを裏返すと
    ペダルコードを裏返すと
  • コードが固定されている
    コードが固定されている
  • 出すときは裏側に
    出すときは裏側に

組立するにあたって最初にやる作業はコレ!

ペダル板の裏面で結束されている「ペダルコード」を解いておきます。
このペダルコードは後から鍵盤部の入力端子に接続します。

「ペダルが利かない」というFAQはこのコードを忘れているケースが大半。
組み立てた後では凄く取り出しにくいので、最初に束を解いておきましょう。

まずは脚部から

  • ペダル板を脚部に乗せて
    ペダル板を脚部に乗せて
  • 仮止めしつつ
    仮止めしつつ
  • ドライバーで締める
    ドライバーで締める
  • よし、OKだ
    よし、OKだ
  • まずはスタンドを下から組んでいきます。
    一番長いシルバーのネジで四カ所止めます。
    今回は手動ですが、ピアノを組み立てるときに電動ドライバーがあると効率よく作業が進められそうです。
    一本目のネジからいきなりガチガチに締めるのではなく、全てのネジをゆるめに仮止めしつつ全体のバランスを見て本締めしましょう。

背面板を取り付ける

  • 穴を合わせやすいように脚部を横倒し
    穴を合わせやすいように脚部を横倒し
  • 背面板のネジ穴位置を合わせて
    背面板のネジ穴位置を合わせて
  • 上のネジから固定していく
    上のネジから固定していく

背版は上方に二カ所、下方に四カ所のネジ穴があります。
設置場所に余裕があれば横に倒した方がネジ穴の位置をラクに合わせられます。
モデルによって背版の裏表で色が違うことも。
この場合、演奏者から見た時に脚部と同じ色になる向きで取り付けるのが正解です。

  • 穴があっていることを確認して
    穴があっていることを確認して
  • 外れない程度にゆるめに
    外れない程度にゆるめに
  • ネジを四カ所とも仮止めしたら
    ネジを四カ所とも仮止めしたら
  • 再び起こして
    再び起こして
  • ゆがみがないか確認しつつ上側から本締め
    ゆがみがないか確認しつつ上側から本締め

背面版を取り付けると、なんだか電子ピアノらしくなってきました!

  • キャップを
    キャップを
  • かぶせて
    かぶせて
  • どうだ
    どうだ

はい、ここまででスタンド部は完成です!
どこにどのネジを使うのかは組立説明書に指示があります。
確認しながら間違えないように組み立てましょう。
ネジにキャップをかぶせるとみるみる見栄えがよくなりました。

【動画】ピアノ組み立て(前半編)

本体を取り付けよう

  • よいしょ、よいしょ
    よいしょ、よいしょ
  • ネジがハマるように本体をスライド
    ネジがハマるように本体をスライド
  • 締める!
    締める!

いよいよここからがクライマックス!!鍵盤部をスタンドに載せていきます。
鍵盤の端から10cm以上内側を二人で持ち上げて下さい。
スタンドの奥寄りに鍵盤を載せて、手前にゆっくりスライドさせます。スタンドのV字型の溝に鍵盤の突起を引っ掛ける感じです。
鍵盤は最も重いパーツですので、落したり指を挟まないよう注意します。
鍵盤の方がスタンドより1cmほど張り出すイメージで横位置を合わせればうまく引っ掛かりました。
載せただけではずれてきますので、下面から鍵盤とスタンドを左右二カ所づつ4本のネジで固定します。

コードの取り付け

  • ペダルのコード
    ペダルのコード
  • しっかり差し込む!
    しっかり差し込む!
  • ピアノ側面のフックをまげて
    ピアノ側面のフックをまげて
  • コードをひっかける
    コードをひっかける

ペダルコードのプラグを背面から[TO PEDAL端子]に差し込みます。次にペダルコードをスタンドの金具についているコードホルダーで巻きつけて固定します。同じように電源アダプターのDCプラグを[DCIN端子]に差し込みます。

ヘッドホンハンガー

  • ヘッドホンハンガーパーツ
    ヘッドホンハンガーパーツ
  • ピアノ左側に取り付け
    ピアノ左側に取り付け
  • 付属ヘッドホンを掛けてみました
    付属ヘッドホンを掛けてみました

ハンガーは左側の下が取付け位置。付属のネジ2本で写真のように固定します。
ヘッドホン端子は2つあるので、お母様や先生と二人同時に使うことができます。
付属するのは一つですので、必要に応じて楽器用ヘッドホンをご用意ください。

  • アジャスターも回して、よっしゃOK!
    アジャスターも回して、よっしゃOK!
  • 設置場所に問題がなければ、最後にペダル下のアジャスターを床面に届くまで、くるくると回してペダル版中央部を床に固定します。
    これを忘れると、ペダルを踏む度グラグラとピアノが揺れます。

    もし設置位置を動かす際は、面倒がらずにアジャスターを縮めてからにしてください。 フローリングの床を傷つける恐れがあります。

譜面台

  • 楽譜のページを固定する譜面止めが新搭載
    楽譜のページを固定する譜面止めが新搭載
  • 譜面台を起こして
    譜面台を起こして
  • 角度は自由に変えられます
    角度は自由に変えられます
  • 譜面止めが便利なんです!
    譜面止めが便利なんです!
  • 譜面台は鍵盤部に装着されていますので、組立は不要です。見やすい角度に調整しましょう。
    YDP-164からは新たに楽譜のページを固定するための譜面止めが搭載されました。
    弾いている間にページが閉じないよう、楽譜をクリップで挟んだりしていた方も多いと思いますが、
    この譜面止めは気が利いていますね。

【動画】ピアノ組み立て(後半編)

椅子を組み立てる

  • 椅子を組立てよう!
    椅子を組立てよう!
  • スパナは椅子裏に
    スパナは椅子裏に
  • 椅子の脚についているナットを外す
    椅子の脚についているナットを外す
  • 接続部に入れて
    接続部に入れて
  • 仮止め
    仮止め

最後に椅子を組み立てましょう。[座面]と[脚×4本]に分かれています。
座面の裏にスパナが付属していますので、別途ご用意いただく必要はありません。

まず脚に仮止めされているナットとワッシャーを外し、写真のように脚に差し込みます。
ワッシャー、ナットの順に取り付けたら、手で回して仮止めしましょう!

  • ガタツキを確認
    ガタツキを確認
  • 本締め
    本締め
  • スパナは直して
    スパナは直して
  • 椅子の完成!
    椅子の完成!
  • 高さを調節できます
    高さを調節できます

最初は、椅子を逆さにした状態で80%位までネジ締めしましょう。
そのあと、椅子を実際に座る向きに直して、ガタツキがないかをチェック。
ガタツキが出ないようバランスよく四脚のネジ締めを行い、徐々に100%まで締めて下さい。

組立自体は簡単ですが、ここは非常に大切なポイントです!
上向きのままでネジを最後まで締め上げてしまうと椅子がガタつく原因になります。

【動画】2.椅子の組み立て

YDP-164 完成!

  • できました!
    できました!
  • ニューダークローズウッド調、美しいですね
    ニューダークローズウッド調、美しいですね
  • 【動画】鍵盤蓋はスライド式
  • 黒鍵は「黒檀調仕上げ」
    黒鍵は「黒檀調仕上げ」
  • 鍵盤部左右の操作ボタン
    鍵盤部左右の操作ボタン
  • ローズウッドにはゴールドペダル
    ローズウッドにはゴールドペダル

これですべて完成しました!
いかがでしょう。立派なもんじゃないでしょうか。
自分で組み上げたと思うと愛着も一段と強くなるというものです。

各段階で細かく写真を撮りながら組み立てましたので、一時間近くかかってしまいましたが・・・
手順通りやるだけであれば30分程度で完成すると思います。

完成品サイズ(mm)

(幅)1,357mm×(高さ)849mm (譜面立てを立てた場合 1,003mm)×(奥行)422mm、重量42.0kg(本体のみ)

弾いてみた & まとめ

  • 【動画】YDP-164を弾いてみた
  • うまく組み立てできたので、早速弾いてみましょう。
    わざわざ店内有線放送を止めてもらって、ミニスカ姉さんが腕前を披露しますよ~。

    どうです?!ぶっつけ本番でこの響き!!
    誰が弾いてもこんな風にできるもんじゃないですよ!!

    YDP-164では新たにグランドピアノ最上位モデルCFXを忠実に再現。
    チャイコフスキーコンクールでも採用された音色で、感性そのままに表現力豊かな演奏ができる電子ピアノとなっております。

ということで、アリウスの新製品をご紹介させていただきました。
大きな箱を目の前にした瞬間ちょっと怯みそうになりましたが、いざ始めてみると、大きな5つのパーツを組み合わせるだけ。
実に簡単に完成させることができました。
ヤマハさんいわく、他社製品よりも組立が簡単という定評だそうです。
今回はご紹介できませんでしたが、YDP-164ではアプリ「スマートピアニスト」でも本体操作できるんだとか。
音色の設定なんかもスマホから変更できちゃうみたいなので、次回はこの辺りを掘り下げてレポートしたいと思います。 2019.08.30 (TFk)

ヤマハさんからの「YDP-164」おすすめポイント!

  • ヤマハさん
    ヤマハさん
  • ヤマハCFXサンプリング・真円スピーカーを採用

    ピアノ音源には、数多くの国際コンクールで高い評価を得ているヤマハコンサートグランドピアノ「CFX」を、熟練の調律師が最良な状態に調整しサンプリングした、こだわりのヤマハCFXサンプリングを採用しています。
    さらに広がリのある豊かな響きを実現する真円スピーカーを採用しているため、バランスよく音を鳴らします。
    音の広がりと低音域の厚みを生み出すため、エントリーモデルながらダイナミックな音を楽しめますよ。

    自然な弾き心地を実現する高品位な鍵盤を搭載

    鍵盤の重さを低音域では重く高音域では軽くなる様に音域によって段階的に変化させる事で、自然なタッチ感を実現しました。
    GH3鍵盤を搭載し、3つのセンサーで鍵盤の動きを細かく正確に感知するので、グランドピアノに迫る連打性を実現。
    鍵盤素材では白黒鍵とも吸湿性に優れ天然素材の風合いも実現する象牙調・黒檀調仕上げを施しました。

    アプリと連携したスマートデバイスによる操作可能

    ヤマハ独自開発の無料iOSアプリ「スマートピアニスト」をお持ちのスマートデバイスにダウンロードし、楽器本体と接続する事で、スマートデバイスの画面上で楽器の各種機能をコントロール出来ます。
    音色選択やメトロノームなども簡単に操作出来ますよ。
    ※接続には、USBケーブルとLightning-USBカメラアダプタが必要です。

    インテリアに合わせやすいデザイン・豊富なカラーバリエーション

    前モデルからよりピアノらしい曲線のデザインを取り入れ、4種の豊富なカラーバリエーションを展開しております。
    譜面台のサイズを大きくしたので、安定して譜面を置けるようになりました。

購入はこちら

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