ボーズの「Sound linkシリーズ」に新たに「Revolve」と「Revolve+」が登場。

　前後左右どこから見ても同じ形の継ぎ目がない美麗なボディから、いったいどんなサウンドを出すのでしょうか。今回はその実力を探っていきたいと思います。

　シルバーとブラックを基調としたシンプルなデザイン。大人の余裕すら感じさせるというのは、ちょっと言い過ぎですかね。(笑)

　比べてみると分かりますが、右のRevolve+の方が少しだけ大きいです。

　透明なフィルムを剥がし、四角い箱を開けると、パッケージのど真ん中にデンッと鎮座したRevolveとRevolve+が！

　それぞれパッケージと同じく外見はシンプルですが、洗練された高級感が漂います。

　付属しているアクセサリーはUSBケーブルとUSB電源アダプターです。

　どこが正面でどこが後ろなのか・・・側面から見ただけでは殆ど分かりません。

　本体は強固かつ軽量なアルミボディ。天面と底面には弾力のあるシリコン素材が使われており、少々乱暴に扱っても問題無し！

　このフレーズはいったい何度目なのか・・・継ぎ目がないボディはなんと防滴仕様！ 実際に水をかけてみましたが、このぐらいなら全然平気なようです。

　しかし、さすがに水没させてしまうとダメらしいので、ご注意ください！

　本体の底面にはデジカメなどに使用する三脚に取り付けるためのネジがきってあります。これなら野外でも、直接地面に置かなくていいので汚れないですし、音もしっかり広がるのでオススメです。

　試しに、広い部屋の真ん中に置いてぐるりと一周しながら聴いてみます。普通のスピーカーは正面と裏面では全然音が違って聴こえますが、そもそもRevolveには正面も裏も無いのでどこに居ても同じサウンドです。

　実は、SoundLink Revolve & Revolve+を最初に見たとき、なんとなくボーズらしくないデザインだな、と感じました。理由はおそらく、スピーカーらしからぬカタチと、Revolve+についているハンドルのせいでしょうか(笑)

　しかし、実際に触って細部を見れば見るほど。音を聴けば聴くほどに「あぁ、やっぱりボーズの製品なんだな。」と納得することになりました。ひと通り触り終えた後は、むしろ何故疑問に感じていたのかと思ってしまうほどにです。

　おっとと。レポートの中で「音」に関してあまり触れていませんでしたね！ 音質については、楽器・声どちらも濃い密度で聴き取り易く、繊細な音もしっかりと鳴らしきっています。特にボーズと言えば低音だろうと言われるぐらい定評のある低音域については、拡がりと迫力はさすがの一言です。これが360°どこに居ても体験できるなんて本当に驚きです。

　また、「Revolve」と「Revolve+」の音の違いについては、聴く位置がスピーカー本体に近ければ近い程、サイズ感からくるパワーがやや「Revolve+」の方があるなと分かる感じです。

　スピーカーを部屋の隅に置かなくても部屋中に音楽が届く・・・。丈夫且つ防滴で屋外に持ち出すにもぴったり！ 何気ない普段の生活に花を添えてくれる音楽ですが、その音楽をより良い音質で、より身近に感じられるようになると気分も良くなり、充実感が増すことでしょう！

　ポータブルでも据置でもBluetoothスピーカーをお探しなら「SoundLink Revolve & Revolve+」を自信を持ってお勧めします！

2017. 5.31.公開（青汁）