Joshin 試用レポート
パナソニックのスティック掃除機「POWER CORDLESS」はタフネスなバッテリーとパワフルな吸引力の持ち主だった!
パナソニック サイクロン式スティッククリーナー POWER CORDLESS MC-VGS8000
名前に「POWER」と付いている通り、ハイパワーなモーターと長時間運転できるタフネスなバッテリーを搭載した、パナソニックのスティック掃除機「POWER CORDLESS」。
圧倒的パワーであらゆるゴミを掻き込み、大容量バッテリーで吸引力を持続しながら、お部屋の隅々までゴミに立ち向かいます。実際どれほど吸うのか気になるところ。便利な機能も試しながら使ってみましたので、合わせてレポートいたします。ライター:あんまん
ハイパワーモーター・大容量バッテリーの
「POWER CORDLESS MC-VGS8000」
白黒で配色された本体と、シルバーのノズルがクールさを漂わせる「POWER CORDLESS MC-VGS8000」。
大きめの本体はずっしりとしており、男性的な印象を放つスティック掃除機です。
ロング運転にすると最長65分使用可能なタフネスなバッテリーを搭載しています。ただし、ロング運転は自動運転よりもパワーが抑えられるので、しっかりお掃除する場合は自動運転と併用して使用するほうが良さそうです。自動運転でも約18〜40分駆動。
吸引力はハイパワーを実現するため、大型ファンを採用した「高トルクブラシレスモーター」を搭載。高電圧かつ大容量のリチウムイオン電池を使うことにより、ハイパワーの吸引力が持続します。ここまで聞くだけでも只者ではない感がプンプンしますが、実際の吸引力はどうなのか・・・楽しみです。
本体の素材には、軽さと強さを兼ねそろえた「セルロースファイバー樹脂」を使っていますが、手元が少し重めです。階段や高いところのお掃除を考えると、手がだるくなってしまいそうと思ったのが正直なところ。自走式なら多少重たくても楽だったりするのですが、「MC-VGS8000」は自走式ではありません。後で実際にお掃除するので、手の感触もしっかり確かめたいと思います。
便利だな〜!と思ったのは取っ手の裏側に付いている「壁ピタゴム」。滑りにくくなっているので、壁に立てかけると倒れずに立ったまま。少し手元から離したいけど床に置くのはメンドクサイ…というときに便利ですよ。私もこれに何度助けられたか…。
「すき間ノズル」や「ふとん清潔ノズル」など、便利なアタッチメントやスタンドが付属されたセット内容。お部屋のいたるところで活躍してくれそうですね。
ダストボックスは分解できて、丸ごと水洗いが可能。ステンレス部分はゴミが付着しにくくし、目詰まりを防いでくれます。斜めに開いた穴により、内部にゴミが入らないように工夫されています。
スタンド使用時
付属のスタンドには全てのアタッチメントを収納でき、いつでもサッと取れるようになっているため、まさに機能的。べろ〜んとなりがちなホースもまっすぐ収納できてスタイリッシュです。立てかけているときは充電も同時に行えるため、充電忘れの心配もありません。約3時間で充電が完了します。
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見えないゴミも逃さない「クリーンセンサー」
自動運転でお掃除している時は「クリーンセンサー」がゴミの量を検知して、吸引力を自動で制御!吸引力を強めたり弱めたりして電力の無駄を防ぎ、効率よくお掃除します。
ゴミが多いところだとランプが赤点灯して吸引力が強まり、キレイになると青点灯するので、目に見えて分かりやすいのも特徴です。ランプを見るだけで、目に見えないミクロなゴミまで吸い取ったと分かるので、安心感がありますね。
パワーノズル
Vの形状にすることによりゴミを真ん中に寄せ集め、吸引しやすいように施されたブラシ。緑と白の2種類の毛先が、あらゆる床のゴミをキャッチしてくれます。
手元をひねるとヘッドはカクカク曲がるので、障害物を避けにくいかな。ソファ下のお掃除の際は、ペタッとヘッドが床に着くのでスッと進入しやすかったです。
ヘッドが壁に当たると前部がガバッと開く、パナソニック独自の「ガバとり」構造になっており、ブラシが壁際ギリギリまで接近します。取りにくかった隅っこに溜まったゴミをキャッチして、壁から離れるとカバーは閉じて元通りの形に。壁に押し付けるだけで勝手に開くので、難しい動作いらず。流れのままに隅々までお掃除できちゃいますよ。
ん?よく見るとペダルみたいなものがありますね。踏んでみよう。えい!カシャ!ヘッドとノズルが分解されました。いちいち手で外さなくても踏むだけで簡単に外れ、そのまま狭いところのお掃除ができるようになるなんて便利〜!思い立ったときサッとできるのがいいですね。
アタッチメントでお掃除
狭いところをお掃除したいけど、ヘッドが当たって届かない…!もどかしい!というときは「ペタすき間ノズル」を装着してお掃除。角度調節もできるので、かゆいところまで届きます。「すき間ノズル」は、サッシの間のお掃除にピッタリ。ちょっとした隙間のホコリ取りにも活躍してくれますよ。ふとんを叩いてゴミを掻き出す「ふとん清潔ノズル」や、場合によっては「ロングホース」と組み合わせて使うと、自由度がアップして軽快なお掃除ができますね。
実際に威力を確かめる
羊毛&糸
あらゆるシーンを想定してゴミを吸っていきましょう!まずはコートやニットから落ちそうな羊毛と、髪の毛に見立てた糸を用意して、ふわふわしたカーペットとフローリング、かためのカーペットにばら撒いてみました。
羊毛・糸のどちらとも、ヘッドに導かれるように吸い込まれていき、1往復で姿を消しましたよ。フローリングでも軽々掻き込んで、あっという間にキレイになりました。糸に関してはシュルルン!と勢い良く吸い込まれ、吸引力のパワフルさを実感しました。少し気になったところは、やはり手元の重み。せめて自走式だったらなぁ…。
紙ごみ&猫砂
お次は大きめなゴミのお掃除。裁断された紙ごみや、山盛りにして置いた猫砂は果たして吸うのか?!
紙ごみはパワフルな吸引力でほぼ吸われていき、吸い残したゴミは引きの時にぐんぐん吸い上げました。カーペット上では少しゴミを弾いているなぁと思いましたが、引きの時に本領発揮してしっかり吸い取りました。
猫砂はやはり粒が大きすぎたのか、ヘッドに押されて吸わない結果に。そのまま引くと、ヘッドに近かった猫砂が吸い付いています! 大きすぎて吸い取れませんでしたが、パワフルなんだということは、ひしひしと伝わってきました。
重曹
最後は重曹を壁際にばら撒いての挑戦!真っ白と化した床へヘッドを進めると、みるみる元の姿を表しました。そのまま突き進んで壁までググッと押しつけると、ヘッド前部が開いて、ブラシが壁ギリギリまで接近している感触がハンドルより伝わってきます。どうかな?吸えてるかな…?とドキドキしながらスッと引いてみると、ちゃんと吸われてキレイさっぱり。「ガバとり構造」やりました!
お手入れ
ブラシの毛がらみ
羊毛をお掃除したときにガッツリとブラシに毛が絡んでしまったので、お手入れと参りましょう!ヘッドカバーはコインを使って外します。道具を必要とするのはちょっと面倒ですね。カバーを外し、固定しているベルトからブラシを外せば分解できます。手で羊毛をほぐしながら取り除くとスルンと取れましたよ。お手入れは簡単ですが、ベルトがしっかりした素材なので、コツを掴むまで外しにくいかもしれません。
ダストボックス
サイクロン式を使うならば忘れてはいけないダストボックスのお手入れ。ゴミ捨てボタンを押すとフタがパカッと開き、ゴミがバサーッ!っと勢いよく流れ出ました。舞い上がりも少なく簡単にゴミ捨てできますが、角度によってはフタにゴミが引っかかってしまうので、お手入れブラシを使って叩き落としましょう。このときにゴミが舞い上がるので、できればフタに引っかからない角度のコツを掴むといいかも。
ゴミを取り除いたら定期的にダストボックスを洗いましょう。丸ごと水洗いできるので、なにも気にせずバシャバシャ洗って、乾かしたらお手入れの完了です。
まとめ
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カッコイイ雰囲気を放つ「POWER CORDLESS」。ハイパワーモーターであらゆるゴミを吸い込み、最長65分運転する大容量バッテリーを搭載しているため、お部屋の隅々までお掃除できちゃいます。これだけタフネスだと本体が大きめなので手元が重く感じました。男性ならば気にならない重さかもしれませんが、女性ならば少し手首が疲れそう。せめて自走式ならば…!と思ったり。
ヘッドの先端がガバッと開く「ガバとり構造」は壁の隅っこに大活躍!壁ギリギリまでブラシが届くので、入り込んだゴミをすっきり吸い取ってくれました。お家の中は壁やドアがいっぱいありますし、階段はそれこそ隅っこだらけ。1回で隅々まで吸ってくれて煩わしさを感じず、気持ちよくお掃除できました。
パワフルな吸引力と長時間運転で、お部屋をしっかりお掃除したいという方にピッタリなスティック掃除機です。2018.12.28 (あんまん)