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つり Toy-Con をつくろう!
作成時間めやす:90〜150分
今回はバラエティーキットで遊びますが、まずはバラエティーキット内で作れる5種類の中から個人的に一番遊びたかった「つり Toy-Con」を作ります。
「Joy-Con」ではなく、「Toy-Con」です。自分でつくるコントローラーだから「Toy-Con」です。たぶん。
10歳の子供がつくる場合の制作時間のめやすが設定されており、つりは「90〜150分」とのこと。
結論から申し上げると大人でも、ある程度時間に余裕を持った状態で作る方が良いかもしれません。あまり高を括っていると、目安時間をめいっぱい使うか、超えてしまう事もあるかと思うような内容でした。それでは、さっそく作っていきましょう!!
「段ボール」という情報だけだと、壊れたりしないか少し不安がありましたが、手に取った時には不安が薄れ、パーツを抜く時にはその不安はなくなってました。見た目はちょっと薄めの一般的な段ボールです。
その分、中の空洞?は少な目になっているので、強度が上がっているのかなと思います。なおかつ、程よく加工されて抜きやすくなっております。これなら力加減が未熟なお子様でも安心して遊べるかと思います。
※しかしながら段ボールは段ボールですので、力加減によっては破損する恐れはございますので、ご注意ください。
前述しましたが、ソフトが説明動画になるので、どの部品か迷うことなく、サクサクと進めることができました。また、画面に触って角度を変えたり、早送りや巻き戻し等、自分のペースで作りやすいのもグッドです。紙の説明書では出来ないメリットですね。
他にも、部品に名前が付いていたりなど、面白おかしく子供を飽きさせない工夫がされているなぁと個人的に思いました。
あと、応援を入れてくれたり休憩を促したり子供が喜びそうな言い回しなどもモチベーション維持につながるかと思います。僕は上がりました。笑
恐らく大人でも、子供が楽しそうに遊んでいたら混ざりたくなるのではないでしょうか。テレビゲームだと、いくら楽しそうにしていても画面上で何をしているのか分からない。という大人もおられるかと思いますが、目の前での工作だと分かりやすいので一緒に楽しみやすいかと思います。コミュニケーションのきっかけにも良いですね!!
注意すべきは、大人が夢中になりすぎた結果、子供に「自分で作るからやめて!」と怒られかねないところです。そんなご家庭、あると思います。
大まかなパーツが出来上がってきたので、それぞれのパーツをどんどんつなげていくと、もう完全に釣竿です。が、なにかちょっと物足りないんです。本物の釣竿はリールを回すとカリカリカリッという音がするけど、やっぱりそこはダンボール。ダンボールの紙がこすれてスリスリという音がするだけです。では、終わらないんですね、これが。
実は組み立てパーツに音符の絵が描かれたペラ物のパーツがあり、リールと竿となる部分のすき間に差し込んでからリールを回すと・・・なんということでしょ〜。ダンボールの竿からカリカリという音が鳴るようになりました!ダンボールなのにこのクオリティとこだわり、さすがニンテンドーさんです!
たかがと言っては失礼ですが、段ボールで作った竿なのに音までリアルに表現するとはまったく思っていませんでした。作ってる最中は「なんで見えない所にこんなパーツがいるの?」と思うところが所々ありましたが、完成してみると「なるほど」と全部納得です。
また、海の部分も記事が長くなりすぎる関係で省略しましたが、身近なものが非常に重要な働きをするよう設計されています。そこは是非ご自身でご確認ください!
糸を通すところはもしかしたら、お子様では難しいかもしれませんので場合によっては大人が手伝ってあげた方がいいかもしれません。不器用ではないと思っておりましたが手こずりました・・・