今回取り上げたアロマサーモ・ステンレスはJCM-561TDが５杯用、JCM-1031-Bが10杯用。ドリップ式なのでペーパーフィルターは忘れず用意しておこう。フィルター部分は取り外して簡単に洗うことができる。

まずはペーパーフィルターの端を折って、取り付ける。アイスコーヒーをいれる場合でも、普通のペーパーフィルターでOKだ。

豆はアイスコーヒー用として深煎りのものが売られているのでこれを用意する。普通の豆だと薄くて水っぽくなるので注意が必要。

ステンレスポットの蓋を回して開ける。真空２層式なので、ホットはもちろんアイスでも温度を保ってくれる。

アイスをポットの中2/3くらいまでぎっしり詰め込む。準備ができたら蓋を閉める。

タンクに水を入れる。アイスコーヒーの場合は、豆は５杯分だが水は2.5杯のところまで入れる。これ以上入れるとポット内にはアイスが入っているのであふれてしまうのだ。

氷の詰まったポットを本体にセットする。タンクとフィルター部分の蓋を閉じて準備完了。

スイッチを入れるとドリップがはじまる。あとは待っておくだけ。

抽出中。お湯が小さな穴からポットへ入っていく様子は不思議な感じ。バイメタル方式なので、90度以下のお湯は再度タンクへ戻されるので、おいしいコーヒーがドリップされる。抽出が終わると、自動的にスイッチが切れる。

あとは氷の入ったグラスに注ぐだけ。ポットを注ぎ口はワンタッチで開きます。ステンレス真空2層式ポットなので、冷たさもこのまま保存できます。

　おいしいアイスコーヒーをいれるコツは、説明書に書いてある分量を守ること（氷はポットの2/3まで詰める、豆は５杯分だが水は2.5杯の分量まで入れる、などなど）。そうすると何も考えずにおいしいアイスコーヒーができるのはとっても便利。もうひとつのコツとして、ポットからグラスへ注ぐ前にポットを円を描くように回して中身を混ぜておこう。氷が入っている関係から抽出した直後のポットの中身は上澄みが水っぽくなっている。そのまま注ぐと最初の数杯が薄くなってしまうのだ。

　コーヒーメーカーで気になるのは使った後のお手入れだが、こちらも取っ手がついたフィルター部分が簡単に外れるので洗うのは簡単。ポットともども洗えばOKだ。これなら思い立った時においしいアイスコーヒーが作れて、至福の時間（笑）が過ごせるだろう。