初めての方でも使いやすいアクティブトラッカー「Fitbit Inspire HR」
Fitbitといえば、活動量計(アクティブトラッカー)を得意とする有名なメーカー。
そんなFitbitのアクティブトラッカー「Fitbit Inspire HR」は、スリムで軽いリストバンド型で、手軽に心拍数・運動の活動量を計測したり、睡眠中につければ睡眠の質なども計測ができます。
シンプルな見た目で、重さは約20g、幅が約17mm。
しっかりと運動のログを取るならウォッチタイプのVersaやiONICの方が機能が充実していますが、手軽に健康状況を記録したい方にはオススメのモデルです。
同じリストバンド型だとFitbit Charge3がありますが、Charge3よりもInspire HRは比較的ライトな機能となっています。
Charge3はモニターの角が角ばっており、バンドとの間に隙間がなく、ボディフレームはアルミニウム素材を採用しているのですが、
Inspire HRは液晶画面とバンドの角が丸く、境目がくびれているかのようなデザインで、ボディフレームはプラスチック素材。
角ばった部分が少ないため、シャープなCharge3と比較して、Inspire HRはよりカジュアルな見た目に感じます。
歩数・カロリー・距離 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
---|---|---|---|---|
登った階段 | - | 〇 | 〇 | 〇 |
睡眠の記録 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
心拍計 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
音楽コントロール | - | - | 〇 | 〇 |
生理周期・排卵日記録 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
GPS | - | - | - | 〇 |
バッテリー持ち(最大) | 5日間 | 7日間 | 4日間 | 5日間 |
防水 | 50m | 50m | 50m | 50m |
早速装着してみた
実際に装着しても、軽くてスリム。シンプルなデザインのため、男性女性問わず、腕時計やアクセサリー感覚で装着できます。
バンドは尾錠型で、SとLの2本のサイズが付属しますので、手首に合わせて交換ができます。
バンドの着脱方法はピンシステムで、「Versa」と同じ着脱方法を採用。
AltaやCharge3はワンタッチで外れるようなカンタンな着脱方法でしたので、それらと比べると外しにくいと感じるかもしれません。
Charge3はタッチ式ボタンでスッキリしているのですが、側面には物理的にポチッと押すタイプのボタンがあります。
プラスチック素材に物理的ボタンと、コストを下げたのかと思いきや、液晶ディスプレイは小さいながらも有機ELディスプレイを採用しています。
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使用方法や設定、その他の環境で変わりますが、 充電2時間で最大5日間使えますので、面倒くさがりな筆者には充電のテマも少なく最適です。
ただし充電が少なくなると、データの測定が中断する可能性がありますので、2~3日に1度は充電するように心掛けましょう。
実際に筆者も4日目で充電切れを起こしてしまいました…。
使い始めはスマホアプリと連携しよう
Fitbit Inspire HR単体でもログは取れますが、スマホと連動する事で、その機能をフルで活用できます。
まずはスマホなどにアプリ「Fitbit」をダウンロードして、Fitbit Inspire HRと同期いたします。
ダウンロードが出来たら、アプリを開いてアカウントを作成し、使用するデバイスを選んで接続を行っていきます。
Fitbit初心者の筆者でも設定がスムーズにでき、準備が整いました!
アクティビティを測定してみた
装着しているだけでどんどん測定されます。ログをモニターで確認しましょう。
液晶をタッチやスワイプすると、画面がスムーズに切り替わります。
タッチするたびに日付の箇所が【歩数】【心拍数】【カロリー】などの数値表示に切り替わり、
縦にスワイプすると、【歩数】【心拍数】【カロリー】などの表示に切り替わります。
左のボタンを押すと元の画面に戻ります。
アプリでアクティビティをチェック!
アプリを立ち上げると、先ほど本体でタッチやスワイプして見たログが、一覧になっており、それぞれ気になった項目などをタッチすると、詳細画面が表示されます。
心拍数の画面を見てみると、安静時は青で、心拍が上がると色が変わり、画面には少しだけ黄色で、やや心拍の高い状態が部分が見られます。
この日は41分間脂肪を燃焼時、180カロリー消費されるようですが、もっと動かないといけませんね…。
睡眠スコアを見てみると、睡眠時間も長く、睡眠の状態は良いと判断されました。
この日の睡眠は約8時間。その間の目覚めた状態や、レム睡眠、浅い睡眠状態、深い睡眠状態などがグラフ化されており、一目瞭然です。
自分の眠りが浅い、と思っている方は、睡眠スコアを見ると、どういった状態なのかを把握できるかと思います。
日々の睡眠のクオリティをさらに高めるための助言もありますので、自分の睡眠の見直しに活用できそうですね。
歩数は1日1万歩以上達成すると★印が付き、ほめてもらったみたいで嬉しい気分になります。
1時間につき250歩以上歩くよう促され、達成した時間は赤色で印が入って、一目でわかります。
通勤中など、当然のように歩いていますが、Inspire HRでその時の様子を見ると、心拍数や脂肪燃焼、消費カロリーが表示されているので「おぉ、ウォーキングした」という気持ちになります。
これをきっかけに「今日はいつもより少ないから、一駅歩こう」というように、健康への一歩に繋げるように心がけていきましょう。
友達と繋がる
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誰かと競い合うと、健康への一歩にも張り合いが生まれます。
Fitbit全体に言える事ですが、アプリ上で友達と繋がることができる、おもしろい機能があります。友達に拍手を送ったり、からかったり、もちろんメッセージを送ることもできます。
この機能を使うと一緒に頑張ろうと共通の話題を持てますし、また密かに競争意識も芽生えそうですので、いつもより少し多めに歩いたりするキッカケになりますね。Joshin webショップのスタッフと友達になりました。
私のほうが優勢なので、もっと頑張れ!と鼓舞の意味を込めてからかってみると、スタッフも負けぬ…!と、歩き始めた様子。
みんなでからかったり、時には拍手したりと、お互いを高めながら健康づくりに励んでます!
お友達の頑張っている姿を見ると、自分も頑張ろう!とモチベーションが上がりますね。
まとめ
Fitbit初心者の筆者が「Fitbit Inspire HR」を使ってみましたが、設定がカンタンで、【歩数】【心拍数】【カロリー】の計測など初めて使うには十分過ぎる機能を持ち合わせていました。
そしてバッテリーの持ちも良く、デザインもシンプル&コンパクトで軽量なバンド型タイプ。
ウォッチ型だと若干大きいので、バンド型のほうが普段付けていても違和感なく使用できました。
健康状況などが手軽にわかりやすく表示され、普段気付かなかったことにも気付かされました。
運動をはじめようと思うけど続くか不安、通勤・通学ついでにウォーキングをしたいなど、初めてウェアラブル活動量計をお求めの方に、
シンプルで手軽なアクティブトラッカー「Fitbit Inspire HR」をおすすめします。
2020.01.10 (OKATAKA)