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テレビでストレッチを紹介したりしてるけど、三日坊主になりがちな筆者は毎日続けられない性分。唯一ランニングは続けている中、脂肪燃焼の効率UPのために筋トレを加えたいと思っても、負荷に耐え切れず結局はやらずじまい…。そんな筆者でも続けられそう！と思ったのが「スライヴ バランスボーイ FD-009」。
テレビを見ている時や本を読んでいる時などに、バランスボーイに乗って運動するだけ。関節を痛めないように筋肉に負荷をかけ、効率よくかんたんにエクササイズができるのだ。

箱から出してみると重みがあって少し大きいが、直径約50cmなのでフィットネスボールよりは小ぶり。丸くて、どらやきをパカッと半分に割ったような見た目だ。ふむふむ、コレに乗って揺られるのだな…。

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シリコン素材で滑りにくく、多少キツイ体勢でもつるっと転げ落ちることはなさそうだ。操作ボタンは電源ボタンのみで、押すと「速・遅・自動」と3段階に調節できる。自動コースは「速」の速度に加えて時々停止もするので、その不意打ちがとてもツラいぞ！10分間駆動するので1メニュー10分と考えやすく、サクッと運動したい人にもオススメだ。

まずは座ってエクササイズ！

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説明書に書かれているメニューを基にエクササイズしていこう。はじめはあぐら座りに挑戦。ちゃんと乗れたことを確認した後に選択ボタンを押して起動！ほほう〜、身体が傾く…傾く…あれ〜〜？バランスが…！ステーーーン！と転んでしまった。バランス取りやすそうだし、余裕余裕〜となめていた自分に反省。危ないので最初は地に脚をつけて乗り、いける！と思ったら脚を離しましょう。
前後左右に動くので体勢を維持するために身体がくねるくねる！程よく腹筋に力が入り、しっかり筋肉が使われているのを感じた。

慣れてきた頃に脚を前に伸ばして宙に浮かせ、手は真横に伸ばす！この体勢、普段でもしんどいので、プルプルしながら耐え抜きましたが、腰と腹筋に来るーーー！終わった後は、お腹と腰の程よい筋肉の痛みに、筋肉を使った余韻が残る。しっかり鍛えたんだなという疲れとスッキリ感が感じられた。

立ってみよう！

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お次は立ってエクササイズ。バランスボールの上に乗ってスイッチON。手を横に伸ばしているのもあって、座っている時よりも“うんにょうんにょ”と動くリズムに合わせやすく、ダンスをしているような感覚で楽しめた。筋肉への負担もあまりないので、運動が苦手な方はここから始めてみても良さそう。

もっと負荷を掛けたいならば脚を曲げて手は頭の後ろに。起動するや否や「おおお」と声が漏れる。動画ではポーカーフェイスを気取ったつもりだが、結構この体勢ツラい…。腰と太ももにしっかり負荷が掛かりガクガク。10分間耐え切れずリタイアしましたが、腰と太ももを鍛えることで正しい姿勢に導いてくれそうだ。

もっと負荷をかけてみる

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腕立て伏せのような体勢でバランスボーイに手をつけて動かしてみる。ちなみに筆者は1回だけでも苦痛なくらい、腕立て伏せが苦手でへなちょこなので、肩から腕に掛けてプルプルが止まらない。絶えず動き続けているならまだしも、自動モードのちょいちょい出てくる停止で、肩甲骨や腕辺りがさらに悲鳴をあげる。肩や腕だけでなく、状態をキープしている腹筋や太ももの筋肉もガッツリ使われ、10分間耐えられるはずもなく、30秒足らずでへたってしまった。でも、普段の腕立て伏せより、リズムに乗って揺れているのは楽しい。腕の筋肉を始め、あらゆる筋肉が使われることにより、普段使っていない筋肉が雄叫びをあげていたので、明日はきっと筋肉痛だろう。

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• ながら運動でエクササイズできる「バランスボーイ」。乗るだけでかんたんに鍛えられ、時間も効率よく使える。何気なく座っているだけでも筋肉が鍛えられるし、とりあえず姿勢をキープしていれば、自然と鍛えられていくのだ。
  体位によって負荷の掛かり方が異なるので、鍛えたい範囲に効率よくエクササイズできるのも良い。この体勢キツイな、この体勢は大丈夫だなと、どの筋肉が苦手なのかが分かる指標にもなる。
  
  筆者は本を読むことが多いので、その時間で身体も鍛えられて一石二鳥。座るだけなら三日坊主にならないし、立つ体勢なら好きな音楽をかけてノリノリになっているついでにエクササイズできる。時には負荷が掛かる体勢でガッツリ鍛えて体力づくりを目指したりと、マイペースに鍛えられるので続けやすい。普段鍛えている人ならばあらゆる体勢を試して頂き、体力に自身のない方は、手軽な「ながら」運動から始めてはいかがだろうか。

  2018.10.24 (あんまん)