やはり外観はパッと見だと、もの凄くシンプルですね〜！天面パネルのみ柔らかな茶色で、和室に置いても似合うデザインです。天面を見たスタッフ数名が「せっかくなら木目とかにしてくれたらいいのに」という、自由な感想を述べていました。
前面は電源のボタンしか操作する所が見当たりません。
まずは、天面パネルをガポッと持ち上げて、インクカートリッジを確認！インクは各色、横向きの縦積みに並んでいます。

本体の背面には1枚ずつ給紙出来る手差しトレイが、前面の下部には給紙カセットが2段用意されています。
使用頻度の多い2種類の用紙をセットしておけるのは便利ですよね。しかも、下のカセットにA4用紙をセットしても、本体から出っ張る事なく、全て収納されます！コンパクトなのにすばらし〜！

次に前面パネルの「液晶モニター」ですが、程よく大きな4.3型のタッチパネルです。
アイコンがシンプルでわかりやすく、タッチの反応もストレスがないので、操作が行いやすい！
前面下部の給紙カセットのカバーを開けると、左の方にSDカードのスロットが用意されています。デジカメの写真を印刷する時に便利ですね。
また、スマホからの印刷にも対応していて、少ない操作でダイレクト印刷が出来ます。

では、実際に印刷をしてみたいと思います。デジカメで撮影し、撮影データを保存したSDカードをプリンタに差し込んで、液晶パネルをちょちょいっと操作！ 印刷したい写真データや用紙の種類・枚数などを設定し印刷します！

出来上がった写真を比較してみましょう！
まずはシュークリームの写真から見ていきます。写真データでは全体的に落ち着いた色合いですが、印刷すると明るくなり、鮮やかで美味しそうに見えます。写真データの店内にはクラシックが聴こえてきそうで、印刷結果では明るいジャズが聴こえてきそうな印象です。

花の写真でも、しっとりしていた写真データが印刷するとパッと明るくなりました！全体が明るくなることで、花の表面がしっかりと細部まで伝わってくる写真に仕上がっています。
白い花の写真は、太陽光線の加減で暗い印象の写真でしたが、印刷すると、花が強調されてとても目立つ写真になっています。写真データよりも印刷した写真の方が、肉眼で見たイメージに近い仕上がりでした。

商品のカタログをモノクロでコピー。チラシはカラーコピーで試してみました！
仕上がりは、少し淡い印象がありますが、見にくいと感じることもなく、インクによる滲みで起こる文字の潰れもほぼありません。
カラーコピーでは、黒色もシッカリ強調されていて、細部まで現物に近い調整が入り、とても見やすい仕上がりになりました。

他の機能も試してみましょう。写真プリントには、用紙に1枚プリントする以外にも、割付印刷などの設定があります。写真を埋め込んで飾れる時計などに使う写真を印刷する場合や、アルバムに納めるほどではないけれど、メイン写真を彩るように、それぞれカットして思い出を添えるなど、小さな写真はアイディア次第で多くの楽しみ方があります。いつも使う印刷メニューの他にも、プリンタには様々なメニューがあるので、ぜひ一度、メニュー画面を眺めてみてください。

最近の家電はスマホアプリを使っていろんな事が出来ますが、Colorio専用アプリ「Epson Creative Print」に、気になるメニューがあったのでやってみました。写真データがぬりえになりましたよ！
地面がもみじだらけの写真データでプリントしてみると、めちゃめちゃ難易度の高そうなぬりえに仕上がりました。線が黒いなぁと思ったら、線の太さも調整してみてください。友人や家族との写真をぬりえにするのも楽しそうですね。