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Joshin 試用レポート 古いPCの容量不足や起動速度が解消!? ノートPCのストレージを換装!!

Crucial SSD P1シリーズ & MX500シリーズ

PCの起動速度や容量不足に悩まされていませんか?
今回はそんな悩みも解消される!?
ストレージの換装に挑戦してみました。

ライター:大熊猫

古いSSDをCrucial SSDに交換しよう

準備するもの

  • 今回はCrucial SSDの2タイプを用意
    今回はCrucial SSDの2タイプを用意
  • スクリュードライバー
    スクリュードライバー
  • 静電気防止手袋があれば安心です
    静電気防止手袋があれば安心です

今回用意したものは、Crucial SSD P1シリーズ & MX500シリーズ。
パフォーマンスに定評があり、出荷前に徹底的に検証や品質テストが行われるメーカーです。
また製品を分解するためドライバー、静電気による故障を防ぐため静電気防止手袋を用意しました。

※ご注意
製品を分解することによりメーカー保証が失効し、有償でも修理ができない場合があります。
また、分解・改造によって問題が発生しても、販売店・PCメーカー・パーツメーカーは責任を負いません。
ご了承お願いします。

交換前の準備:モバイルノートPC(リカバリディスク作成)

  • 大切なデータはUSBメモリやクラウドに保存!
    大切なデータはUSBメモリやクラウドに保存!
  • まずモバイルノートPCの交換前の準備でございます。
    予め大切なデータは外付けHDDに移動させていたため
    (というより筆者同様ほとんど中身の無いPC)
    今回はUSB回復ドライブを作成しPCを初期化します。

交換前の準備:ノートPC 2.5inchストレージ搭載(クローンを作成)

  • SSDをパソコンに接続
    SSDをパソコンに接続
  • データのクローンを作成します
    データのクローンを作成します
  • ソフトウェアをダウンロード
    ソフトウェアをダウンロード

コチラのPCは私の上司よりお借りしたPC
さすが大切なデータや思い出が沢山詰まっております。(筆者のPCはデータも筐体も薄いです)
このPCに関しては現在のストレージのデータをそのまま流用できるよう、クローンを作成する事にしました。
手順としてはケースを用意しPCに接続後、ソフトにてクローンを作成。
事前準備として付属のAcronis(クローン作成ソフト)をダウンロードしておきましょう。

  • ソフト起動
    ソフト起動
  • ストレージの選択
    ストレージの選択
  • クローン作成中
    クローン作成中
  • 無事完了
    無事完了

さて、クローンの作成でございます。下記は作成前の筆者の心の声です。
「クローンなんて簡単に作成できたら怖いやん!?絶対難しいやん!?面倒やん!?」

実際に作成しましょう…。ソフト起動後に【ディスクのクローン作成】を選択。
コピー元のストレージとコピー先のストレージを選択後、実行。
たったこれだけの作業でした・・・簡単すぎる!! 先入観って怖いですね・・・

交換時の安全対策

  • バッテリーを外す
    バッテリーを外す
  • 残留電気を放電する
    残留電気を放電する
  • 体から静電気を追い出す
    体から静電気を追い出す

回復ドライブやクローンディスクの作成が完了したため、換装作業に移ります。
おっと!!換装作業前に電源まわりや静電気などに気をつけましょう。
パソコンは筆者同様デリケートな精密機器なので、静電気などの影響で故障しやすくなっています。

P1シリーズの交換編

挿入されているSSDを取り外す

  • 入れ替えるノートパソコン
    入れ替えるノートパソコン
  • カバーを外す
    カバーを外す
  • 中がむき出しの状態に
    中がむき出しの状態に

さて実際にPCを分解しSSDの換装作業に移りたいと思います。
一見むずかしそうですが、筆者のPCの場合は本体裏側のネジを外すと、簡単にカバーが外れてむき出し状態に。
ここでホコリなどが付着している場合はエアダスターなどでクリーニングするのをオススメいたします。

SSD 挿入スロットを探す

  • SSDスロット発見
    SSDスロット発見
  • ネジがあれば外します
    ネジがあれば外します
  • スティック型のP1シリーズを用意
    スティック型のP1シリーズを用意

中がむき出しの状態で放置するのも可愛そうなので、ストレージを換装していきましょう。
すぐにストレージ部分を発見する事ができました。
モバイルノートなので薄型のSSD、M.2という規格のものが使用されております。

そこでP1シリーズの出番でございます。
スペック上では同規格なので対応しているはず!!

P1シリーズを差し込み、パソコンを戻す

  • 30度の角度で差し込みます
    30度の角度で差し込みます
  • 挿入できればパソコンを元に戻す
    挿入できればパソコンを元に戻す
  • ネジの位置にご注意
    ネジの位置にご注意

ネジを外すとSSDが少し浮いた状態になりますので、同角度でSSDを差し込みます。
その角度約30度!! 無理に力を入れずとも簡単にささりました。
後はネジで固定し、カバーを戻して通り~♪のはずでしたが・・・

ぎゃあ!!盛大にやってしまいました!! 裏蓋のネジの長さがバラバラでございますです!!
1穴ずつ確かめながら戻しました・・・すごく手間でした。
筆者と同じ過ちをしないよう、ネジ穴の場所と長さは把握しておきましょう。

パソコンの状態確認

  • SSD交換前
    SSD交換前
  • SSD交換後
    SSD交換後
  • ベンチマークの変化をグラフ化
    ベンチマークの変化をグラフ化

回復ドライブよりパソコンの初期化が完了し、起動後ディスクの状態をチェックしました。
何と言うことでしょう!!
128GBで容量に不安を感じていたPCが見事に容量アップされております。
ベンチマークも計測しましたが、その差は歴然です。(確かに換装後の方が起動時間が早かった!!)

※ベンチマークソフトウェア「CrystalDiskMark」を使用しました。
表の黄・グレーのグラフが変更後ですが、読み書きの速度が格段にアップしています!

MX500シリーズ の交換の場合

  • 背面カバーを開けます
    背面カバーを開けます
  • SSDカバーを開けて、固定パーツを外す
    SSDカバーを開けて、固定パーツを外す
  • SSDはカンタンに抜き取れます
    SSDはカンタンに抜き取れます

さて、次は2.5inchストレージを搭載したノートPCの換装に移りたいと思います。
このPCに関してもストレージの位置を簡単に見つける事ができました。
カバーを外すと「コンニチハ」状態です。んっ!?あら!?SSDが刺さってる・・・
後から上司に確認すると「昔HDDからSSDに換装した記憶がある」との事でした。
見たところ古いモデルで容量も小さいので最新のMX500シリーズSSDに換装しましょう!!

  • 付属のスペーサーを敷く
    付属のスペーサーを敷く
  • MX500シリーズを挿入してパソコンを戻す
    MX500シリーズを挿入してパソコンを戻す

刺さっているSSDを抜いた後に付属のスペーサーで、SSDの高さを調整します。
スペーサーに沿って、MX500シリーズSSDを差し込みます。
コチラも引っかかり等なく、気持ちよくスッと差し込めました。

パソコンの状態確認

  • SSD挿入前
    SSD挿入前
  • SSD挿入後
    SSD挿入後

起動後のディスクの状態確認でございます。
パーティーション分割されていたストレージでしたが、しっかりとクローン化されております。
ベンチマークに関しては「少しアップしたかなぁ?」といった感じでございます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?思ったよりもカンタンに交換できるとおわかりいただけたかと思います。
ちなみに、筆者もそれほど知識があるわけではありませんがほとんど上司にアドバイスをもらうことなくできました。

今回はSSDからの交換でしたが、HDD搭載パソコンのほうが、より速さを実感できます。試す価値はありますよ。
メーカー保証がなくなるリスクはありますが、すでに保証期間が過ぎて眠っているパソコンを再利用することで、もしもの時のバックアップ用などにもご使用できますので是非お試しください。

2019.10.30 大熊猫

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