2021.01.26
Joshin 試用レポート
サクッ!ふんわり=幸せ。ビストロのトースターで黄金比トースト
パナソニック オーブントースターBistro NT-D700-K
パナソニックの「Bistro(ビストロ)」にオーブントースターが仲間入り!
NT-D700は食材によって時間や温度を自動で計算し、厚切り・冷凍食パンもオートで美味しいトーストへと焼き上げます。
アレンジトースト・総菜のあたためや、オーブントースターにはない「じっくり焼きいも」メニューも搭載。
おうちごはんの機会が増えた今こそ、美味しいトーストで幸せな朝を迎えませんか?ライター:あんまん
サクッ!ふわっ。黄金比トーストをお家で!Bistroのオーブントースター
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ビストロといえば、パナソニックのスチームオーブンレンジに付けられるブランド名でしたが、今回初めてビストロシリーズとして、オーブントースターが登場しました。
「遠近トリプルヒーター」と「インテリジェント制御」という2つの技術を使って「オート」で食材を美味しく焼き上げます。
正直「トースターがここまで来たか…?!」と、使いやすさに度肝を抜かれましたよ。
では、トースターの外観を見ていきましょう~!
モノトーン&シンプルデザイン
セット内容:受け皿、もち焼き網、取扱説明書
本体サイズ(約):幅34.1×奥行32.8×高さ26.9cm
庫内有効サイズ(約):幅26.0×奥行25.0×高さ9.5cm
質量(約) :約4.3kg
箱から出すやいなや「小さい!」「オシャレ!」「カッコイイ!」の言葉が行き交った、ビストロのオーブントースター。
ブラックでマットな質感がエレガントで、触れても指紋が付きにくく、美しさが揺るぎません。
トースターの裏面はシルバーのものが多いですが、ビストロは全面ブラック。
ハンドルもスリムでフラットな洗練されたデザインで、キッチンのグレードをグッと引き上げてくれそうです。
前から見るとコンパクトに感じますが、一般的な食パン2枚分のオーブントースターよりも奥行があるので、設置できるかあらかじめ確認することをおすすめします。
2枚の食パンをしっかり焼き上げる庫内
2枚の食パンが焼ける庫内には、食材をあたためる「遠近トリプルヒーター」が搭載されています。
上部と下部に「遠赤外線ヒーター」、上部奥側には透明の「近赤外線ヒーター」が配置。
遠赤外線ヒーター → 表面をこんがりサクッ!
近赤外線ヒーター → 中までふんわりあつあつ
と、2つのヒーターでトーストの中も外もしっかり熱を通します。
冷凍パンなどに起こりがちな「表面は焼けているのに中が冷たい事件」も、これで防げる!なんてレベルでなく、メチャメチャ美味しい冷凍食パンが焼けるんです!(詳しくは下に)
さらに7200通りの個別プログラムでコントロールする「インテリジェント制御」が、食パンの厚みや温度などを見て、最適な状態で焼き上げます。
ジッと窓から監視しなくても、美味しく焼いてくれる賢いオーブントースターなんです。
なみなみ部分が特徴的な焼き網は、食材との接触面を少なくすることで、裏面にもムラなく熱が通ります。
網は取り外して、中のお手入れができますよ。
シンプルなパネル・ダイヤル&ボタン
・メニュー 16種:うすぎりトースト、あつぎりトースト、アレンジトースト、冷凍うすぎりトースト、冷凍あつぎりトースト、そうざいパン、フランスパン、クロワッサン、冷凍クロワッサン、チルドピザ、冷凍ピザ、フライあたため、パックもち、焼きいも、じっくり焼きいも、手動
・焼き色:5段階
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パネルやダイヤルの操作部も、シンプルでオシャレ!
「Bistro」のロゴ下にある、視認性の高いドット液晶のパネルが、メニューや時間をお知らせします。クリックダイヤルでメニューや焼き色を選び、設定ができたらスタートボタンを押します。
説明書を読まなくても感覚的に使えるのは、忙しい朝にも助かりますね。
食材によっては、付属の受け皿やもち焼き網を使って調理をしましょう。
トーストを焼こう!
高級食パンの「あつぎりトースト」
パナソニックのホームページでも紹介されている「乃が美」の高級食パンは、ふわふわ生地でそのままでも甘くて美味しい食パンです。
そんな乃が美の食パンを贅沢に厚切り!トーストの香ばしさも楽しんじゃいましょう!
4枚切りを通り越して、もはや3枚切り?これくらいがうまいのだ。
厚くてもビストロが最適に焼き上げてくれるので大丈夫!
ちなみに「あつぎりトースト」は、厚さ約2.1~3cm(4枚~5枚切り)が目安です。
高さの違う2枚を網に並べて、行ってらっしゃい!
ダイヤルを回して「あつぎりトースト」を選び、焼き色を設定します。
高級食パンのオススメは「2」のようですが、こんがり感を欲するので今回は中間の3で!
スタートを押した瞬間に、パッと庫内が明るくなり、ヒーターが稼働。
パネルはすぐに「調理中」と表示し、焼き上がり時間をセンサーが計算しています。
計算が終わると、カウントダウン開始!
食材によって焼き上がりが制御されるので、確認いらずでラクチン~♪
忙しい朝にありがたいです。
食パンの香りが部屋に漂う中で様子を見ていると、突然、一気にパン全体がきつね色に染まり、わっと驚いた少し後に「ピーピー」と、優しい音色でできあがりをお知らせ。
ドアを開けると、美味しそうに焼きあがった食パンが!
厚みが違ったので、焼き色が強いところもありますが、ほぼ均一に焼けています。
アツいうちに半分に割ってみると、サクッ!ふわ~。
この厚さの食パンで、中にみずみずしさを閉じ込めたまま、外がカリッと焼き上がっている…!
外はサクッ!中はモチッ!の2つの食感がしっかりと楽しめます。
スーパーで買った4枚切りのパンも、サクッ!ふんわりの美味しいトーストに。
バターとはちみつを乗せれば、幸せスイーツに大変身…なんて贅沢な日なんだ!
※厚さの違うパンを同時にトーストすると、うまく焼けない場合があります。
6枚切り食パンの焼き色比較【うすぎりトースト】
6枚~8枚切りにオススメの「うすぎりトースト」メニューを、スーパーで買った6枚切り食パンで焼き色を確かめてみました。
5段階でキレイに焼き色が異なっており、繊細な温度管理ができています。
これなら、自分好みのトーストが毎回食べられそうです!
焼き色1 | 少しの焼き目で中ふわふわ!パンの甘みが好きな方にオススメ。 |
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焼き色2 | 焼き色1より焼き色が濃いけど、まだふわっと感は強め。 さりげない香ばしさを感じます。 |
焼き色3 | 中モチ、外カリの焼き加減。あっさりライトな食感です。 |
焼き色4 | 苦みのある香ばしさを感じるサクサク食パン。 大人な苦味が欲しいときに食べたい味。 |
焼き色5 | こんがり!焼けた苦味は強いものの、中のふんわりも残っています。 |
冷凍食パンの焼け具合が、感動的!
冷凍あつぎりトースト
冷凍食パンをトーストした時、外はこんがりと焼けているのに中は冷たい…なんて悲しい事態、ありますよね。
NT-D700の冷凍あつぎり(うすぎり)トーストメニューなら、中まであったかサクッと、ふんわりトーストになるらしい。本当か?!
釘も打てるカチコチに凍った市販の4枚切り食パンで実験です。
焼き色は3で、時間は5分30秒。
手前側に置いちゃったので、少し白く焼きあがりました!
しかし手に取ると、端まで温まっているのが分かります。
割ってみると、サクッ!もち~~~~~!
表面がパリッと焼け、中はふわふわのアツアツ。
本当に冷凍パン?!と疑うほど、生のままで焼いたような食感に驚きです。
外はサクッ!中はモチッが際立ち、あっさりとしたシンプルな味わいにもなっているので「冷凍パンのほうが好きかも」と頬張るスタッフも。
冷凍うすぎりトースト
冷凍うすぎりトーストを焼き色「3」で焼くと、ムラなくキレイなきつね色になり、こちらも絶品でした。
ホットサンドなどを作るときや、ジャムやチーズなど、味の濃いものと抜群に合いそうです!
焼きいもを焼こう
なると金時で焼きいもを作ろう
NT-D700では、2つのメニューで「焼きいも」が作れます。
「焼きいも」メニューと、新機能の「じっくり焼きいも」のメニューを、なると金時で試してみました。
焼き加減はサツマイモの太さによって変わります。
焼きいも
直径 | 焼き加減 | 目安時間 |
---|---|---|
3~3.5cm(1~4本) | 1 | 20~21分 |
4~5cm(1~3本) | 3 | 25~26分 |
5.5~6cm(1~2本) | 5 | 32~33分 |
この芋は約4.5cmほどなので、焼き加減は3。
水洗いして、フォークで穴をあけたサツマイモを網にのせ、設定を行い、25分後を楽しみに待ちましょう♪
サツマイモの品種によって、ホクホクorねっとりが合うものがあり、なると金時は、中間質系という「ホクホク」と「ねっとり」の中間を味わえます。
蜜が出ていて、いかにも甘くておいしそうな焼きいもに仕上がっています。
半分に割ると…しっかり火が通ったホクホクな焼きいも!
ほんのり甘くてパクパク食べられる美味しい焼きいもで心も温か~くなってきた~♪
甘みが増す「じっくり焼きいも」
新機能の「じっくり焼きいも」は、ねっとりとした甘みの強いサツマイモにオススメです。
焼きいもメニューより低い温度で、じっくりと時間をかけて加熱するので、焼きいもメニューよりも時間がかかります。
じっくり焼きいも
直径 | 焼き加減 | 目安時間 |
---|---|---|
約4cm(1~4本) | 1 | 53~54分 |
5~5.5cm(1~3本) | 3 | 65~66分 |
約6cmまたは1本350g以上(1~2本) | 4 | 70~71分 |
5cm以上で皮の焦げを減らしたいとき | 5 | 72~73分 |
焼き上がりの違いを確かめるため、まずはなると金時で焼いてみます。
太さは4cmほどなので焼き加減を1に設定してスタート。
焼きあがりは皮がふにゃっとし、中はしっとり。
焼きいもメニューの芋と並べてみると、身のなめらかさが全然違います。
焼きいもメニューより甘みが増して、舌で溶けるかのようなしっとり感。
同じ芋でもより甘くなっているので、甘いスイーツが好きな方は、じっくり焼きいもメニューがオススメ。
ねっとりが絶品!シルクスイート
ねっとり感の強い品種「シルクスイート」で試すとどうなるのか試してみました。
今回、とても立派な芋でしたので、アルミをかぶせて焼きました。
直径6cmを超える場合は、焦げ防止のためにアルミホイルをかぶせて焼きます。
じっくり焼きいもメニューで焼いたあと、まだ焼きが足りない場合は手動メニューにし、240度で焼き具合を見ながら調理してください。
約90分で完成!自然の甘さでここまで甘くなるのか?!と、びっくりするほど甘く「スイートポテトみたい!」との声が続出!
子供のおやつにも大喜び間違いないですし、自然の甘さなので体にも優しく、いいことづくめです。
ぜひとも「じっくり焼きいも」メニューでシルクスイートの凝縮されたような甘みをお楽しみください。
惣菜パンやアレンジトーストも美味しい♪
新メニュー「アレンジトースト」で、エッグトースト作り
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新搭載の「アレンジトースト」メニューは、具材を乗せた食パンを美味しいトーストにします。
卵とマヨネーズをのせてエッグトーストを2枚焼いてみました。
アレンジトーストの場合は、アルミ箔を敷いた受け皿を使います。焼き加減を4で約9分焼いたところ…黄身が固すぎず、とろけすぎず、ちょうど良すぎるエッグトーストに!(1枚で焼いても火の通り方は同じでしたよ)
この美味しさをいつでも出せるのはオートならでは!
ほっとくだけで絶品パンになるなんて、感動です!
惣菜パンのあたためや、フランスパンメニューも!
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新搭載の「フランスパン」や 「そうざいパン」「クロワッサン」メニューなど、パンの種類に合ったメニューであたためました。
どれもムラなく均一に熱が通り、焼き立てのようなサクッとした食感に仕上がります。
一部が冷たいということがなく、温め直しもなかったので、1度で食卓に出せて家族もニッコリになりそうです。
スーパーのお惣菜も「フライあたため」で美味しい♪
惣菜のあたためも、おまかせあれ!
受け皿の上にもち焼き網を置き、食材を乗せます。
スーパーで買った唐揚げも「フライあたため」メニューで、カラッと揚げたてのような美味しさになります。
余分な油は落ちるので、コレステロール値が気になる方にもおすすめです。
仕事で疲れたときも美味しいおかずを食べて、また明日から頑張ろうと思えるかもしれませんね。
まとめ
オートでおまかせなのに、絶妙な焼き加減でトーストできる「パナソニック ビストロ オーブントースター」。
中まで火の通りにくい厚切りトーストや冷凍食パンも、均等に熱が通り、焦げる心配もなく、いつでも絶妙な焼き加減で朝食が食べられます。
言わずもがな、厚切りトーストは極上のうまさでしたが、ぜひとも冷凍食パンを試していただきたいです。
サクッモチッ!が際立ったトーストは本当に感動しちゃいました。
トーストのほかに「焼きいも」や「じっくり焼きいも」で、自然の甘さが美味しい焼きいもが楽しめたり、手動メニューでオーブン料理や、お菓子も焼けます。
多機能なのにオートで美味しく焼けるビストロ オーブントースターで、極上のトースト生活をはじめてみてはいかがでしょうか。2021.01.26 (あんまん)