次第に冷え始める外の空気。1日の終わり、家路をたどる頃にはすっかり日が沈んでしまってる。秋から冬への移り変わりほど、僕らの気づかぬ間に颯爽と走り抜けていくものはないような気がする。でも、今年はもっと敏感になってみよう!冬の支度ってなんかワクワクしてこない?1つ1つのアイテムにこだわりを持って、自分らしいスタイルをまたアップデートできるって思ったら、いてもたってもいられないんだ。
〈SEASON LOOK 2018 WINTER BY JAM〉
春夏からトレンドとして一押しされていたベストはこの冬も健在。2018年を席巻している注目アイテムは、パタゴニアフリース、ミリタリーパンツ、ハンティングブーツとともに正当にアースカラーなアウトドアコーデとしてまとめるのがクール。トレンドアイテムは“スタンダード”に“さり気なく”取り入れる。
艶やか且つ滑らかなネイビーが美しいチェスターコートのインナーにラルフローレンのセーターを。ハーフジップでさらりとトレンドを取り入れたら、パンツは70年代エルエルビーンのウールパンツでトラディショナルな雰囲気に。ただし、丈を少し短めにすることで今っぽさを演出。まるで現代に舞い降りた欧米のムービースターのよう。シックでシンプルながらも完成度の高さは抜群だ。
ウールリッチのマウンテンパーカー、ペンドルトンのチェックシャツのコンビネーションがポイント。トラディショナルブランドをかけ合わせることで、カジュアルながらもオトナの品格漂うシティな仕上がりに。コンバースのカラーリングも全体のバランスと絶妙に調和して、足取りもなんだか軽くなるはず。
オイルドジャケットといえばバブアー、その逆もまた然り。上に羽織るだけで、絶大な存在感を与える紛れもない伝統的アイテム。ラルフのニットセーターにコーデュロイパンツで王道アメカジスタイルに。足元のレッドウィングのアイリッシュセッターは明るめのカラーで、手の届きやすいアメトラコーデの完成。
まず目を引くのは胸元に広がる缶バッジたちに加えて、ニューヨークヤンキースのワッペンロゴ。ラインリブが特徴のチャンピオンスウェットとの相性も申し分なし。リーバイス550のテーパードジーンズとナイキハイカットのバランスも絶妙にマッチング。ヤンチャな雰囲気が漂って、なんだか無敵感が湧いてくる。