北山村について

北山村は和歌山県でありながら三重県と奈良県に囲まれた、全国でも唯一の小さな飛び地の
村です。昔から良質な杉に恵まれていたために林業が栄え、かつては筏を流して木材を新宮の
河口まで運んでいました。筏流しは後に観光筏下りとして復活し、和歌山県の民俗無形文化財
に指定されました。現在もその伝統技術や文化を後世に伝えるべく、筏師の養成も行っています。
また産業としては、北山村だけに自生していた柑橘類「じゃばら」を村の特産物として販売して
おり、その独特の風味や成分がメディア等に取り上げられ、現在では村の基幹産業になるまでに
成長しています。

北山村地図