1:知っておきたい贈答マナー Q&A

2:簡易のしの種類

3:かけ紙の種類






●知っておきたい贈答マナーQ&A

Q.掛け紙ってなに?
Q.簡易のしってなに?
Q.熨斗(のし)って何?
Q.水引って何?
Q.水引の本数に決まりはある?
Q.水引の色の決まりは?
Q.水引の結びはどう違うの?
Q.表書きと水引の選び方は?
Q.内のし、外のしを選ぶ基準は?



Q.掛け紙ってなに?

A.昨今は、「のし紙」や「のし」と言われる事が多くなっておりますが、正式には「掛け紙」と言います。
本来は、進物、贈答品を奉書で巻き、水引で結び、慶事の場合は右上に熨斗(のし)を添えていました。画像:1
これを簡素化して、紙に水引と熨斗を印刷した物を「掛け紙」といいます。画像:2

(例)かけ紙・出産内祝の場合


画像:1
画像:2


豆知識
不祝儀には「熨斗」をつけないため、「のし紙」「のし」「のし袋」と呼ばないよう注意しましょう。


Q.簡易のしってなに?

A.短冊に簡素化した水引を印刷した物です。熨斗は印刷されておりませんが、便宜上「簡易のし」とよびます。

現在は、宅配便で贈答品を送る場合が多いため、配達中に紙が破れたり、紙が大きいと汚れが付きやすいため、簡易のしを使用する事が増えています。
缶ジュースセット、ビールセットなどは、箱が大きく対応できる掛け紙のサイズがないため、簡易のしを使う場合が多いです。



簡易のしは名入れが出来ませんが、宅配便で先様に直接お届けする場合は、運送伝票で依頼主が確認できるため、名入れの必要性は年々下がっております。
また、掛け紙への名入れよりも、運送伝票で贈答品の依頼主を確認される受け取り主様も多いため、法人名で発送する場合は、運送伝票の依頼主欄に注意が必要です。

イクスのワンポイント
簡易のしでご注文いただいた場合は、最短当日の発送が可能です。お急ぎの場合は、備考欄に当日発送希望とご記入ください。
通常の掛け紙で手配する場合は、発送に注文から3営業日程お時間をいただきます。
代理注文などで、運送伝票の依頼主欄を別人にしたい場合は、変更したいお名前、住所、電話番号を備考欄にご記入下さい。
運送伝票の依頼主欄を連名などにに変更したい場合も、備考欄にその旨をご記入いただけましたら対応させていただきます。

(御中元・御歳暮などの季節のご挨拶は、簡易のしがお勧めです)


Q.熨斗(のし)って何?

A.本来は慶事における進物や贈答品に添える飾りで、長寿を表す鮑の肉を薄く切り、火のしを使って平らに延ばしたもの(のしあわび)を色紙に包んで添えていました。

現在では、のしあわびを模した装飾を印刷した紙が用いられます。
動物性で長生の象徴であることから弔事には用いません。


豆知識
肉、魚、などを使用したハムなどの贈答品は、生ものが重なるため本来は熨斗を付けません。
現在は印刷した熨斗を使うため、熨斗付の掛け紙を使用してもマナー違反にはなりませんが、表書きだけ記載された簡易のしが望ましいです。


Q.水引って何?

A.諸説ありますが、室町時代の日明貿易で、明からの輸入品に赤と白の縄が縛り付けられていたため、大陸の贈答習慣と勘違いした日本では、贈答品に赤と白の紐をかけるようになったそうです。
室町時代前期までは、麻紐を使用しておりましたが、室町時代後期から和紙を縒って紙縒り(こより)状にし、糊を引いて乾かし固めたことから水引と称されるようになりました。

Q.水引の本数に決まりはある?

A.水引の本数は、奇数で結びます。基本は、五本。丁寧に結ぶ場合は七本となります。
弔辞の水引は、過去には偶数で結んでいた地域もあったようですが、現在は全国的に五本が標準となりつつあります。
婚礼だけは、十本を用います。これは、偶数ではなく、五本を二重にした結びで、両人、両家の結びつきを表しています。

奇数でも九は、「苦」を連想するため用いられません。
奇数の由来は諸説ありますが、中国の陰陽思想の「奇数はめでたいこと」や五行説の「万物は全て五つの事象から構成されている」に由来すると言われています。



イクスのワンポイント
当店は、内祝や季節のご挨拶等は七本、快気祝や弔事は五本、婚礼用は十本でご準備いたします。


Q.水引の色の決まりは?

A.慶事用は、「赤白」・「金銀」・「金赤」などの組み合わせで結びます。
「赤白」は、祝い事全般に用いられます。「金銀」は、主に結納、結婚祝いに用いられます。「金赤」は、奉納や松飾などに用いられます。
弔辞用は、「黒白」・「黄白」・「青白」などの組み合わせで結びます。
弔事に用いる色は、地域や宗教、宗派により決まりがある場合があります。
一般的には、葬儀から忌明けまでは黒白を選ばれるのが無難です。関西や東北などの地域では、黄白を用いられる場合が多いです。

イクスのワンポイント
当店は、黒白・黄白の両方を準備しておりますので、ご指定いただけますようお願い申し上げます。
忌明け前の御供えなどには、蓮が印刷された掛け紙を準備いたします。
指定がない場合は、表書きに合わせて適切と思われる物を使用いたします。

豆知識
紅は格式が高い色に分類され、皇室への献上品などに使用されます。
一般的に使用する水引は、「こうはく」ではなく、「あかしろ」と呼ぶのが正式となります。
紅=赤と思われがちですが、紅(くれない)は玉虫色の水引で、黒に近い色です。このため、皇室に縁の強い関西では、弔事に黒白ではなく、黄白の水引を用いるようになりました。


Q.水引の結びはどう違うの?

A.水引の結びは、地域により違いがありましたが、近年は下記3種の基本形が一般的に使用されています。



「蝶結び・花結び・双輪結び(もろわなむすび)」
一般的には蝶結びと呼ばれる結び方です。結婚以外の慶事全般に利用します。
容易に解き結びなおすことができるため、「何度あっても良い」という意味で使われます。
上記理由により、結婚や弔辞には決して使用しないように注意が必要です。

「結び切り」
結び目が固く結ばれて簡単に解けないことから、結婚祝い、弔事のように一度きりであってほしい事に使います。
病気御見舞、快気祝、全快内祝なども結び切りとなります。
※天災や火事、事故等の災害お見舞は水引を付けません。

「淡路結び(あわじむすび)・鮑結び(あわびむすび)・相生結び(あいおいむすび)」
結び目がアワビに似ている、結び目が鳴門の渦潮に似ているなど、諸説のある明治以降に使われ始めた結びです。
一番取扱いの難しい結びになります。地域により用途が変わる結びとなります。
全国的には、結婚式の祝儀袋や葬儀の不祝儀袋に使う結び切りの一種と認識されています。また、この使い方が無難と思われます。
関西では、相生結びが儀式用の正式で、蝶結びは略式と考えあまり使用しない地域があります。
そのため、一般的には蝶結びを用いる出産御祝いなどに、この結びを使用している地域もあります。

豆知識
出産御祝いなどで淡路結びを使うと、地域によっては失礼と考えられますので、贈る方の出身がわからない場合は、無難に蝶結びを使用する事をおすすめいたします。

イクスのワンポイント
淡路結びは、祝儀袋や不祝儀袋に使用する事が一般化しておりますので、当店では、「蝶結び」と「結び切り」のみをご準備しております。


Q.表書きと水引の選び方は?

A.こちらをご参照ください。
■簡易のしについて
■かけ紙について
水引は表書きに合わせてお選びいたします。
●宗教、宗派により水引の指定のある場合は備考欄にご記入ください。
弔事用の水引の色は、黒白・黄白を準備できます。

選び方がよくわからない場合や、上記に乗っていない表書きを希望される場合は、お手数ですが、備考欄に記入願います。


備考欄記入例
内祝 名前 衣楠  出産内祝のため、ふりがなで(いくす)と入れてください。
また、運送伝票の依頼主欄を夫婦連名にしたいので、姓 ○○ 名 ○○と○○ にしてください。

このように、詳細な指示をいただけますと、ご指示に従いスムーズに発送できます。



Q.内のし、外のしを選ぶ基準は?

A.贈答品を包装した状態で、包装紙に掛け紙を貼ることを「外のし」掛け紙を直接贈答品に貼った状態で包装する事を「内のし」と言います。
内のし
外のし

弔辞用の掛け紙は「のし」が印刷されておりませんが、便宜上「内のし」「外のし」と言うこともあります。
どちらが良いという決まりはございません。贈答品は本来手渡しで、表書き(昔は目録)が相手に見えるように渡す物でしたが、近年は宅配便で先様に贈ることが多いため掛け紙が傷まないように包装紙の中に入れて包むことが多くなったと思われます。
また、内祝は、相手の慶事をお祝いする贈答品ではないため、控えめな表現にするため包装紙の内側にするという説もありますが、俗説であり決まりではありません。

宅配便で贈答品を送る習慣から広まった新しい風習のため、結論としましては、どちらでも良いとなります。



イクスのワンポイント
当店では指定のない場合は外のしで準備しております。変更される場合は、備考欄にご記入ください。





■簡易のし下記以外の簡易のしは受け付けておりません

御祝

出産、成長、長寿、祭り事など、
慶事一般(ご結婚を除く)のお祝い事に。
内祝

お祝いをいただいたときの返礼に。
御礼

お世話になった方への贈り物の
慶表書きに
御中元

一般的に、
関東:6月中旬~7月中旬
関西:7月1日~8月中旬
に贈ります。
御歳暮

一般的に、
関東:11月下旬~12月中旬
関西:12月13日~12月下旬
に贈ります。
御年賀

元旦から松の内(関東:1月7日、関西:1月15日)までに贈る新年のご挨拶。







かけ紙
下記リストにない表書きも受け付けております。
その際は、買い物かごの備考欄にご記入ください。
用途に応じた包装をしてお届けいたします。



■日常の贈り物

紅白無地のし

さやかな贈り物に。
御礼

お世話になった方への贈り物の表書きに。
御挨拶

引越しのご挨拶や、各会の催しの慰労に。



■季節のご挨拶

御中元

一般的に、
関東:6月中旬~7月中旬
関西:7月1日~8月中旬
に贈ります。
暑中御見舞

7月15日~8月7日(立秋)までに贈る、季節のご挨拶。
残暑御見舞

8月7日(立秋)~8月末日までに贈る、季節のご挨拶。

御歳暮

一般的に、
関東:11月下旬~12月中旬
関西:12月13日~12月下旬
に贈ります。
御年賀

元旦から松の内(関東:1月7日、関西:1月15日)までに贈る新年のご挨拶。
寒中御見舞

松の内から2月4日(立春)までに贈る季節のご挨拶。
余寒御見舞

2月4日(立春)から3月上旬までに贈る、季節のご挨拶。



■祝事

御祝

出産、成長、長寿、祭り事など、慶事一般(ご結婚を除く)のお祝い事に。
内祝

お祝いをいただいたときの返礼(ご結婚を除く)に。
御出産御祝

お七夜(産まれてから7日後)からお宮参り当日までに贈るお祝い。
出産内祝

御出産御祝をいただいたときの返礼に。
初節句御祝

初節句(ひなの節句・端午の節句)の半月前から一週間前までに贈ります。
初節句内祝

初節句の当日前後にお子様のお名前を書いて贈ります。
御入園御祝

ご入園のお祝いに。
入園内祝

ご入園のお祝いのお返しに、お子様の名前を書いて贈ります。
御入学御祝

ご入学のお祝いに。
入学内祝

ご入学のお祝いのお返しに、お子様の名前を書いて贈ります。
七五三御祝

11月1日から15日までに贈る七五三のお祝い。
七五三内祝

1月15日から月末の七五三の内祝いに、お子様の名前を書いて贈ります。
御成人御祝

成人を迎えられたお子様のお名前を書いて贈ります。
成人内祝

ご成人のお祝いに。
祝御新築

ご新築のお祝いに。
新築内祝

御新築祝をもらったお返しに。
寿(金箔文字)

結納後の結婚に関するお祝いや、結婚のお祝いのお返しとしても使われます。
寿

成人を迎えられたお子様のお名前を書いて贈ります。
快気祝

病気の全快後に、お世話になった方や、お見舞いに来ていただいた方に贈ります。
快気内祝

退院したけれどもまだ通院の必要がある場合に使われます。
御祝(結びきり)

結婚のお祝いとしても使われます。
内祝(結びきり)

結婚のお祝いのお返しとしても使われます。



■その他

御退職祝

退職者への贈り物に。
御餞別

転任する人や遠くへ旅立つ人などに別れの際の贈り物に。
お誕生日御祝

お誕生日のお祝いに。
祝結婚記念日

ご結婚の記念日に。



■弔事

無地のし

お香典返し、法要の引出物など、弔事に関して品物を送るときに。


仏式:四十九日(忌明け)に行う弔事の返礼に。 神式:五十日祭に行う弔事の返礼に。 キリスト教式:約1ヶ月後に行なう弔事の返礼に。
満中陰志

四十九日(忌明け)のお香典返しに。特に西日本(関西)で用いられます。
御供

四十九日の前後にかかわらず、弔事に使います。
粗供養

通夜や葬儀、法要にお参りに来て下さった方にお渡しする供養の品の表書きとして。


※宗教、宗派により水引の指定のある場合は、備考欄にご記入ください。
弔事用の水引の色は、黒白・黄白を準備できます。





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